第2回・脱原発サミット IN 茨城に行ってきました。【おけらの いつか青空 脱原発】様より

この前ご本を頂戴したおけら様のところで、小出さんの集会のお話が載っていました。私も行きたかったんですよね。
東海村だから小出さんもリキが入っておられたと思います。

http://blogs.yahoo.co.jp/okerastage/10266472.html
第2回・脱原発サミット IN 茨城に行ってきました。
2012/12/25(火)
[おけらの いつか青空 脱原発]

今日おけらファミリーは茨城県東海村の文化センターで開催された
「第2回脱原発サミット IN 茨城」 に 行ってきました。
遠い東海村までなぜ出かけていったかといえば、東海第二原発廃炉運動は
離れているとは言え、関東圏にとって、(おけらの住む街にとって)大事ないのちを守る運動であるからです。
それだけでなく、近辺には知り合い、親戚がたくさんすんでいるという個人的事情もありました。また、茨城で運動に奮闘している友人が「もう少し参加者を募りたい」という声を上げていました。今や全国的な意義を持つ運動ですから当然です。
さて、
午後1時からの会場は超満員でした。良かった~。
東海村村長の村上達也さん、そして小出裕章先生、脱原発首長会議の提唱者で呼びかけ人である湖西市長の三上元さんの講演と鼎談という魅力的な内容で、それも東海村までおけらが向かった理由ではありました。
その村上村長さん。1999年のJCO事故の時、国の指示待ちではなく
すぐさま全村を避難させたことで、村長としてたいへん優れた決断力と英知を持っていらっしゃることを全国に知らしめました。
原発事故後は明確に脱原発を志向し、三上元湖西市長の提唱された
脱原発首長会議にも参加されています。来年夏には再選の選挙があるのですが、
どうやら今回の総選挙結果に随分がっかりされていたようです。
村上村長さんは最初のご挨拶で、自民党政権は「推進」だが(東海村も大変だと思った)今日の会場いっぱいのみなさんを見て、勇気が湧いてきたとおっしゃっていました。
村長さんだって人間ですから、がっかりしたり気落ちしたりして当然です。
まして東海村は推進派、というより原発関係者(働いている人たちも含めて)がたくさんいるわけで、そうしたところに、原発反対を主張する村長さんで居るということ自体、凄いことですよね。その勇気も素晴らしい。
村上村長のご挨拶を聞いて「すごく人間的だなあ」と思いましたし、立派な村長さんもいるもんだと感心しましたし、私たちが参加したことがささやかな激励になったかもしれないととても嬉しかった。

村上村長は「いくら自民党政府になっても脱原発の国民運動は消えないと思う。
それは脱原発運動が『国家主義』(経済第一、儲け第一という意でしょう)から、
全く違う価値観(いのち、ふるさとを大事にする)の新しい国家像を目指す運動だと思うからです」と明確に脱原発運動の意義を示されました。
おけらはまたまた感心。

次の霞ヶ浦・宮島市長は来賓としてこれまた素晴らしいご挨拶をされました。
(脱原発問題を)人間の生き方の問題として考える必要がある、とおっしゃったのです。
宮島市長さんは、3.11までは全く原発について考えてこなかったと正直でした。
事故後に知り合いからもらった小出先生のテープを繰り返し聞いたことで「原発は
大変危ないものだ」と分かってから、脱原発首長会議にも参加、霞ヶ浦市としては
ソーラー発電に大きく取り組んでいて、家庭用は補助金制度、事業用は市(人を出す)と民間(資本を出す)という方法をとってすすめているそうです。
市だけでソーラー発電事業をすることには議会が反対したとのこと。
議会の同意って難しいですね。(三上湖西市長は、議会は市長が先に立派なことをしようとすると嫉妬して反対しますよと、この話の後に会場を爆笑させていましたっけ)
ソーラー発電用の土地は、情報発信したら、40haの引き合いがきているそうで、
12月1日に広瀬隆さんが「僕は大規模の太陽光発電に反対です。本来は農地は
農業のために、です」とおっしゃっていたことを思い出しました。
なんとも複雑な心境です。休耕田の多さを示しているようですから。

そして小出先生のお話。もう何回もお話を聞いているのですが、ますます迫力が増しました。福島第一原発事故で、人が住んではいけない土地(1㎡あたり4万ベクレル)が2万K㎡できてしまった。本州の1割に当たる土地を失ったことになる、と
おっしゃいました。大変な事態ですが、だからと言って避難することも叶わず、
住み続け、食糧を作り続けている現状です。
今更ながら、ここに至った責任を誰がどう取るべきなのか。
これは犯罪だ、と先生は告発しました。
責任者たち(政治家、学者、メデイア・・企業・・)を刑務所に!と。(そんなにキツイい言葉ではないけれど)
しかしながら、先生のお話でいつも心を動かされるのは、それではあなたたちには
責任は無いのですか?と私たち聴衆に自省を求め、せめて責任の無いこどもたちを
被害から最大限守ろうではないか、と呼びかけられることです。
ほんとうにその通り。おけら世代が無知、無関心だったからここまで来てしまった。
せめて、その責任の何万分の一、何億分の一でも取らなくちゃ、と意思表示をしたり、ささやかな運動をしたり、の毎日です。
小出先生の指摘のとおりだと思うからです。

今回は東海村でのお話でしたから、小出先生はまず最初に東海村のJCO事故での大内さんの被爆写真を示しました。被爆8日後の写真、そして26日後の写真。小出先生は「皮膚だけでなく、内臓も全部やけどしているんです」と。
26日後のボロボロになった黒い表皮の腕の写真はもう人間の手ではありません。これは、NHK取材班が編集した岩波の本からの写真でしたが、すでに絶版となっているとのこと。しかし、新潮文庫が「朽ちていった命」という題で再版しています。
1ページを読むごとに胸が潰れて休みながらでなければ読めなかったけれど読むべき本です、と紹介されていました。おけらもぜひ読みたいと思います。

次に登場した三上元湖西市長さんには、あることでおけらはお世話になり、知己を得ています。
電話でお話するのが殆どでしたが、なんともエネルギッシュで、行動的な市長さんです。
もともと船井総合研究所で学び、大手スーパーで働いていらしただけあって、経済に強い。そして人心掌握に長けていらっしゃいます。今日も会場を爆笑の渦に巻き込むシーンがたくさんありました。
経済に強い三上市長のお話・・・
現在の原発に関する保険の補償は1200億円まで。それしか電力会社は保険料を払っていません。そういう法律で儲けは守られているわけです。
ひとたび事故が起これば国民の税金で賄う方式(国策だから、という隠れ蓑)で、
現在もだから電気料金を値上げしたり、税金から補償したり、となっているので。
今回の事故後も東電の尻拭いを国民がやっているわけです。
そうではなく、きちんと賠償金などは保険会社から支払う制度に改める・・・つまりちゃんとした「保険加入」を電力会社に義務付ければ、儲からない原発事業は、経営者としても止めざるを得ない、と主張されました。
だって、1キロワット20円で売るのに、保険料はその数倍を払うようになってしまうんですから。三上さんはそれらを数値で明らかにした手描きの資料を示して、
「どうぞコピイをしてみなさんに広めてください」と。なかなかですよね。
三上市長は先月再選を果たされましたが、「脱原発の市長」を堂々と掲げてたたわれたことは立派です。
三上市長は、昨年の4月21日(このブログを始めた日です!な、なんと)に開かれた静岡県主催の市長会議で「浜岡原発の安全のための防波堤をつくる」という提案に対して「それより、今すぐ浜岡を止めてください」と要望し、話題となりました。しかし湖西市議会側は、市長に嫉妬したのか?まるで妨害のように「浜岡原発を止めろ」、という決議、意見書がなかなか可決されなかったそうです。
それでも、やっとこの9月議会で可決されたとのこと。
それも先に議会と仲良くやって早々決議をした牧之原市の「安全でなければ再稼働はするな」というヤワな内容に比べて、湖西市は「県民の同意なくして再稼働するな」という固い内容で決議した、とちょっぴり自慢そうな三上市長さん。こういう自慢なら大歓迎ですね。
三上市長は、村上村長さんに向けて「次回の村長選挙には村上さんは絶対に
出なきゃなりません。狛江市は脱原発派の市長が自民に交代となったら
脱原発首長会議に会員として繋げなかったんです。
村上村長さんは日本に必要な人です!」・・・この三上市長の言葉は重いです。
もし、自民党の村長に変わってしまったら、大変なことになります。
私たちみんなの問題です、よくぞ三上市長は言ってくださいました。
流石でした。

その後質疑応答の時間を経て、クリスマス・イブにふさわしく村上村長さんに
プレゼントがちいさな可愛らしい方たちから渡されました。
おけらのブログでも呼びかけた、メッセージカードの束です。
赤い包でしたから村長さんにはなんだかわからなかったかも。
ぜひ次回の選挙にも立候補してください!とおけらはそんな意味のことを
熱を込めて書きました。みなさんも書いてくださったと思います。
きっと今頃、村長さんを大いに激励していることでしょう。
ありがとうございました。

帰路我が家に向かいながら、原発関係の補助金などは要らないけれど、
村人の雇用を考えると悩ましいと語っていた村上達也村長の
誠実そうなお顔を思い出したことでした。
廃炉のための研究、知識は日本で一番蓄積されている東海村です。
講演会でも講師のみなさんは、原発ゼロの動きの中で、
東海村は廃炉事業で日本だけでなく、世界に打って出られる潜在力があるのだからそれで経済、雇用も保証できるのではないか?と
語っていらっしゃいました。
素晴らしい可能性を持った自治体・東海村です。

ぜひ村上村長さん、立候補して欲しいです。みなさんも同感してくださいますね?

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