小出先生 ラジオフォーラム2013/9/28のお話(電力会社は汚い、原発推進の声しかマスコミは報じない)&メディアと原発、日本の無責任体制、佐高信さんのお話

永岡さん!維新が堺市で負けてよかったですね。私二日酔いだったけどシャンパンを開けてしまいましたわ!シュポポポポーン。
「標的の村」は十三のシアターセブンで今やってます。
当然ご存知でしょうが「2008年に毎日放送が小出先生他のドキュメンタリー」とは以下です。↓
「なぜ警告を続けるのか ~京大原子炉実験所・異端の研究者たち~」

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 永岡です、ラジオフォーラム、今週はジャーナリストの西谷文和さんの司会で大阪から放送されました。西谷さんアフガンに行かれて、まずドバイに行きそこからカブールに行くのですが、ドバイ-カブール間の飛行機で日本人は西谷さんのみ、その他、民間軍事会社のスタッフが乗っており、民間軍事会社はアフガンの治安が悪く富裕層の警護で儲かる、復興でゼネコンも儲かり、戦争は裏ですごく儲けている人がいる、これは原発も同じなのです。

 小出裕章ジャーナル、小出先生のお話。今日は原発とメディアの関係についてであり、原発とテレビ、2008年に毎日放送が小出先生他のドキュメンタリーを放映し、これについては小出先生のあまり言うこともないが、小出先生の知りえたこと、原子力に抵抗してきた熊取6人組を取り上げたら、放映翌日に関電が毎日放送に抗議し、とんでもない番組、毎日放送は原子力に偏向しているといった(推進派も出したのに)。これは社内のチェックもしているのに、関電は小出先生他を出したのが気に入らず、日本のマスコミは原発反対派にものを言わせなかった、反対派に焦点を当てること自体がとんでもないことであったのです(関電のかけた具体的な圧力は小出先生ご存じない)。賛成の人を出しても、反対の声を出すのがマスコミには気に入らないのです。関電はスポットCM料金を引き上げ、電力会社は相変わらず汚い手を使うと思われた(電力会社はフェアだと思ったことはない)のです。原発は5重の壁に守られているCM、これを見て不愉快で、電力会社の宣伝は福島事故で間違いと分かった、それを流したマスコミにも責任があるのです。

原発がCO2を出さないのもうそ、地球温暖化の原因がCO2と小出先生は思わず、しかし仮にCO2が原因なら原発は最悪、石炭よりはるかに悪く、放射能を大量に生み出し、廃炉+10~100万年!管理しないといけない、そのためにどれだけの労力、お金、CO2をいくら出すか分からないのです。使用済み核燃料を空冷で冷やすこと、地面に埋めたら何とかなるという期待は成り立たない、それを証明する科学なし+地震も襲ってくる(100万年で何千回遭遇するか?)。関電は小出先生を出すだけで不機嫌、CMのみ流す=メディアが安全神話を作ってきた。しかしこの番組はギャラクシー賞を受賞したのです。メディアに良心もあり、せめぎあっているのです。

 小出先生の就職時に、電力中央研の内定を取り消され、正確な理由は知らないが、小出先生女川原発反対運動に関わったので内定を取り消されたと聞いているのです。しかし西谷さん、それで京大原子炉実験所にこられて、そっちが良かったといわれて、小出先生、今の職場は居心地が良く、こちらの方が良かったと思われるのです。今日は、原発とメディアの関係でした。

 今週のゲストは評論家で週刊金曜日の編集委員の佐高信さん、原発を持ち上げた文化人を批判した本も出された、そのお話です。佐高さん、テレビでよく見ていたのに最近出られず、サンデーモーニング、木村剛氏(竹中平蔵氏の子分)を実名で批判して訴えられ、1年裁判をして、木村氏、しかし訴えを取り下げて、MHK(村上ファンド、ホリエモン、木村剛)を批判して実名で言ったら3000万円払えとなった(SLAPP裁判)。

原発文化人50人斬りという本を出されて、アントニオ猪木氏、20年前の青森知事選、原発凍結派と推進派(現職)、前者から150万円もらい応援演説をしようとしたら、推進派(電事連)がもっと出すと言ったら、150万円返して推進側の演説をした。で、推進派から出たお金はいくらか、佐高さん学生に聞いたら、1000万円と言ったのですが、答えは1億!佐高さんまた訴えられたらかなわないが、これは猪木氏の秘書が公表したもので、それを訴えておらず、事実である。20年前の1億であり、原子力村の金銭感覚はすごいもので、さらに猪木氏に1億なら、ビートたけし氏にはもっと出している。

 たけし氏、近藤駿介氏と対談して(東大にロクなのはいない)、地震が起きても原発は大丈夫、地震が起きたら原発に逃げ込むと言っており、なら、今福島へ行け(笑)。佐高さん、地下鉄で女性に話しかけられ、たけし氏が毎日テレビに出ている国で原発は止まらないと言ったら、たけし氏にもいいところあると言われて、しかしたけし氏は女性に選挙権はいらないと言う(石原慎太郎氏と同じ)。たけし氏を使ってもテレビ局の責任ではなく、昔、ニュースステーション、久米宏さんの頃はプロデューサーも優秀で佐高さんも毎日出て、イトマン事件、イトマンは住友銀行のたんつぼと佐高さん言って(テレ朝のメインバンクが住友なのに)、それでもテレビに出し続けてくれた、しかし、今そういう人はいない(泣)、自分の出世が大事。分かりやすく言ったら視聴率も上がるのに、自分の責任を問われたらかなわない。佐高さん佐川急便は自民の宿便と言ったこともあるのです。

 田原総一郎氏、昔は佐高さんと近く、しかし田原氏はやじろべい、右にも左にも寄る。そして小出先生について、テレビに出られず、今もそう、佐高さん小出先生と対談本も出し、広瀬隆さんテレビ上映禁止物体、佐高さん準禁止(笑)。そういう人を出したらエライことになり、メディアなら賛否双方を出すべきなのに、賛成しか出さない。佐高さん、トヨタ、松下がスポンサーとして恐れられている(お金を出す)が、電力会社(電事連、NUMOなど)はその100倍強い(お金がある)ことを今気づいたのです。後半は国の無責任性です。

 この国は無責任、原発事故の責任を誰も取らない、電力会社と国が代わる代わる顔を出して、東電は潰すべきなのに、再稼動させる。あいまいにして、国がお金を出すなら民間企業ではない、責任(天皇の責任も)をあいまいにしているのです。2年前に遮水壁を作るべきであったのです。東大教授がメルトダウンしていないと言っており、そちらの頭がメルトダウンして、彼らは東大教授を辞めていない。個人の責任を問わないといけないのに、東電の会長が原電に天下り、3・11の時にマスコミを接待していた。そして安倍総理、戦争責任者の孫で、佐高さんこの人たちの日本国憲法という本を出されて、異色官僚らを取り上げて、憲法を大事にしている人を紹介し、自民には二つの流れがあり、タカ派(バカ派!)とハト派があり、今ではハト派は根絶やし、自民はバカ派だけになり、小泉氏の時からそうなった。日本はアメリカと中国のバランスを取らないといけないのに、小泉氏2次方程式を解けず、安倍氏は1次方程式も解けない、麻生氏は方程式の意味も分からない、その最悪コンビで、経済が分からないとタカ派になる(麻生氏カップラーメンの値段を知らない)。タカ派は経済を知らない、アベノミクスではなくアホノミクス、庶民には縁なし。小泉・竹中の路線で庶民は苦しく、アベノミクスはその焼き直し、格差が広がるだけ。自己責任と言うが、どうしようもない場面のために政治があるのに、公共の役所のトップに橋下氏がなるのは漫画、民営化=会社化、役所を会社にする。国鉄民営化にするとき、消防署は赤字と言うか、警察は赤字と言うかと佐高さん言われ、国鉄も同じ、何でも民営化した、竹中・橋下・堺屋太一氏・長谷川慶太郎氏の路線に流されてはだめ、城山三郎さん、内橋克人さん、佐高さんの路線でやるべき。竹中氏は派遣を解禁しパソナの会長になった。1月1日に外国にいたら税金は払わなくて良い、竹中氏それをやっており、庶民から消費税を取る、橋下氏と竹中氏似ている。民主党は連合=電機連合がいて原発に反対できない、民主党がしっかりしないと駄目で、護憲+脱原発の党で組みなおさないといけないのです。

 こういう状況になったのは小選挙区制にあり、一人しか当選せず、風に吹かれる人しか当選しない、少数意見が反映されない、またテレビの影響も受け、菅・岡田氏も問題があるのです。私たちは冷静に考え、だまされてはいけない。騙されるのはアホ、原発もそうである。リスナーからもだまされる責任を問う声もあり、この番組、週刊金曜日を聞いて読んでだまされないようにすべきなのです。以上、佐高さんのお話でした。

 最後に、映画「標的の村」を作られた、琉球朝日放送の三上智恵さんのお話がありました。西谷さん今年見た映画のベスト、涙が止まらなかったと言われました。三上さん、お電話でのお話です。三上さん沖縄におられて、ドキュメンタリーは2006年から制作して7年間。高江は那覇からも3時間かかり、往復で6時間、沖縄北部で、観光地もなく那覇の人も滅多に行かない。ヤンバルの森、人口も少なく、そこにオスプレイが配備される。2006年に国は北部訓練場、世界最大、この半分を返すからヘリパッドを作るというのに、辺野古と同じで、海の上で思い切りオスプレイを飛ばしたいのでやっている。住民はオスプレイが来ると知らず、本当かと聞くところから始まり、去年まで国は高江をだましていたのです。

 高江の村を守りたい人(座り込み)を、国が通行妨害で訴えること、沖縄は望まない基地を押し付けられ、抵抗手段は座り込みしかなく、座り込みは抗議・阻止なのに、裁判にされたら怖くて座り込みが出来ない。7歳の少女まで訴えられ、両親が反対の中心なので訴えられ、沖縄はビックリした。かなりの衝撃で、高江の人は森を守りたいのに国は訴えて、これは沖縄以外では分かりにくいが、米軍がここを使いたいと言ったら、日本政府はやらないといけない。それで防衛省沖縄県民を訴える、この国がどこを向いているのか、誰の安全を守っているか、なのです。

 ベトナム村、60年代に沖縄からベトナムに行き、沖縄で訓練して行く。それをジャングル訓練場で行い、ベトナム風の家屋を10軒ほど作り、本番さながらのベトナム兵のふりを高江の人にさせる、ベトナムからは人を連れてこず(裏が取れていない)。沖縄の人にベトナム人の役をさせて、それが高江の人を使った。戦争の訓練をさせられ、銃を撃たれるわけではないが、お金ももらえない(食料をもらったくらい)、断れない(沖縄は占領下)。60年代のベトナム村は、今のヘリパッドの位置にあり、高江の村を囲んでおり、高江の人は自分たちが空から見たら標的にされているのです。ヘリパッドは6箇所作られ、日本国民を標的にして訓練する、今もアメリカはそれをやっており、訓練場の中のものは川も山も対象で、訓練対象になる恐れも住民にはあるのです。標的の村、全国17の映画館でやっています。HPもあります。北海道はこれからであり、皆さん、標的の村、ぜひ観てください(私は神戸で観ました、神戸は10月にもリバイバル上映があります)。

http://www.hyoteki.com/

 佐高さんの毒舌、国民一人ひとりが賢くならないといけない、だまされてはいけないと西谷さん言われました。

 なお、ラジオフォーラムのイベント(福島原発の真実)、10月20日に東京(阿佐ヶ谷ロフトで19時から)で行われます(小出先生、山本太郎さん他、飛び入りゲストあり)。大阪でも司会者が講演会を11月6日に行います(いきいきエイジングセンタ3階ホール)、現場からの情報があります。シリアも福島もメディアであまり報じられず、それを語るそうです。

http://www.rafjp.org/release/131106-event/

来週は石丸次郎さんの司会で放送されます。以上、今週のラジオフォーラムでした。

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