10/25柏崎刈羽原発 泉田・新潟知事に聞く 被ばく防止が最優先【北陸中日新聞】

このヒト、よくわかんない。
07/02 東電が柏崎刈羽原発の審査申請方針を決定
   (泉田知事が「これ以上の地元軽視はない」と猛反発したはず)
07/05 東電社長が泉田知事らと会談。知事は文書の受け取りを拒否
   (泉田知事「なぜ再稼動を急ぐのか。安全や信頼よりもお金を優先したのか」と言った) 
07/08 原発の新規制基準施。北海道、関西、四国、九州の4電力が計10基の再稼動を申請
07/12 九州電力が新たに2基を申請
07/16 規制委が再稼動審査を開始
08/06 柏崎市と刈羽村が、東電の申請を了承
08/19 福島第一でタンクからの処理水漏れが発覚
09/25 東電社長と泉田知事再会談
09/26 新潟県が条件付きで承認
09/27 柏崎刈羽原発の審査申請
10/21 大雨で福島第一原発の汚染防止用柵から汚染水あふれる

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柏崎刈羽原発 泉田・新潟知事に聞く 被ばく防止が最優先

2013年10月25日【北陸中日新聞】【北陸発】

http://www.chunichi.co.jp/hokuriku/article/news/CK2013102502100010.html

本紙インタビューに答える泉田知事=新潟県庁で

避難計画に沿う ベント運用強調 早期の再稼働否定的
 東京電力の柏崎刈羽原発の再稼働をめぐり、安全審査申請を条件付きで了承した泉田裕彦新潟県知事が本紙のインタビューに応じた。県はフィルター付きベント(排気)設備の運用に、県や立地自治体の避難計画との整合性を求めており、知事は「避難計画で対応できないと分かれば、了承は無効になる」と強調し、早期再稼働に否定的な見方を示した。(中山洋子、前口憲幸)

 新潟県の試算では、最悪の事故時にベントを開くと、甲状腺等価線量で二六〇ミリシーベルトの放射性物質が漏れる。知事は「ベント設備をつけても健康に影響が出る可能性がある。避難の仕組みを合わせて考えないと被ばくすることには変わりがない」と述べ、県民の被ばく防止が第一との姿勢を示した。

 原子力規制委員会の新規制基準は、すべての原発にフィルター付きベントの設置を義務付けている。新潟県の条件が審査を左右するかについては「ゴーサインを出すかどうかは規制委の判断。住民の被ばくを避ける気があるのか、設備面しか見ないのかが問われている」とけん制した。

 知事は「福島第一原発の事故の検証なくして再稼働の議論はできない」とする考えに変わりはないと主張。多くの立地自治体は、安全審査をクリアすれば安全を確保しているとする立場だが、知事は「住民の被ばくをどうやって避けるかが事実上欠落している」として、あらためて新規制基準の不備を批判した。

 泉田知事は七月、申請を急ぐ東京電力の姿勢を批判し、広瀬直己・東電社長との会談では、文書の受け取りも拒んだ。それが、九月末の再会談で一転、再稼働の前提となる安全審査申請を条件付きで了承したため「真意を測りかねる」との指摘が原発の容認、反対両派から出ていた。

 フィルター付きベント 炉心が溶ける過酷事故の際、原子炉格納容器の破損を防ぐため、放射性物質を1000分の1以下に減らして蒸気を外に放出し、圧力を下げる装置。フィルターのない福島第一原発の事故ではベントによっても大量に放射性物質が放出され、新規制基準で設置が義務付けられた。加圧水型は設置が5年猶予されるが、福島第一原発と同じ沸騰水型の柏崎刈羽原発6・7号機は猶予は認められない。放射性物質の漏出に変わりはないため「格納容器の自殺」と批判する専門家もいる。

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