9/3安定ヨウ素剤配布説明会 【中日メディカル】伊方町

どこもかしこも、国から避難計画を押しつけられた地方の自治体は、右往左往しているだけみたいだ。
ヨウ素剤配らなくても良いように原発を止めることが先じゃないのか。

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安定ヨウ素剤配布説明会

(2014年9月3日) 【北陸中日新聞】【朝刊】
http://iryou.chunichi.co.jp/article/detail/20140903161924122

 服用のタイミングに戸惑い

画像安定ヨウ素剤配布に向けた説明会=8月27日、愛媛県伊方町大成地区で
放射能漏れ事故時の甲状腺被ばくを低減させる安定ヨウ素剤の事前配布に関する説明会が、四国電力伊方原発を抱える愛媛県伊方町内で続いている。参加者からは「服用のタイミングが分からない」などと戸惑いの声が漏れる。

対象は、原発から5キロ圏内の予防防護措置区域(PAZ)に住む3歳以上の5494人。県と町は先月25日から今月23日までに12カ所で説明会を開く。初日の二見地区の参加者は65人で、配布希望者の3割程度にとどまった。2日目(先月27日)の大成(おおなる)、鳥津(とりつ)両地区の参加者は、それぞれ約60人だった。

担当職員や医師が「福島事故では、配布に混乱が生じた」と事前配布の理由を説明した上で、「放射性ヨウ素を吸収するまでの24時間以内に服用する」「3歳未満は避難所などで薬剤師が調製した液状の安定ヨウ素剤を服用してもらう」とパンフレットを読み上げた。

しかし、肝心の服用のタイミングについては「効果のある時機について国、県、または伊方町からの指示がありますのでその指示に従い服用してください」と繰り返すのみ。大成会場では、60代の男性が「放射能を吸った後では意味がない。事故前に連絡はあるのか。地震と重なれば伝達システムも機能せず、住民への(服用のタイミングの)伝達も難しいのではないか」と迫ったが、担当職員は「そういう場合を想定して事前に配布する。事故が起きても(服用する)時間はある」とあいまいな態度に終始した。

ヨウ素剤は今月28日から2回に分けて配る。男性は「自己責任でやれということだろう。再稼働の有無にかかわらず、原発には灰(核廃棄物)がある。それが外に出れば大変だ。地震の巣もすぐそばにある。原発はない方がいい」と強調した。
(近藤誠・元南海日日新聞記者)=随時掲載

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