12/13独占「小出先生に教えてもらっちゃおう!」小出裕章氏12/13(文字起こし&音声)【みんな楽しくHappyがいい】より.連載(その1・その2・その3まで)

3.11直後から私の情報源の一つであった【みんな楽しくHappyがいい】。
きーこ様、文字おこしありがとうございます。

それにしても、きーこさん!どこが「ただの人」なんですか(笑
3.11直後からの情報収集と分析及び拡散。ブロガーというジャーナリストの一人だと思う。

3つめのは画像をコピペしていないので本家で読んでほしい。

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1<トリチウム>「決定的なのは水の惑星である星をトリチウムで汚してしまえば、 全部がその影響を受けて引きずっていくことになるだろうなということです」小出裕章氏12/13・セシウムを吸着したものがどこかに置いてあるわけですけれども、 その物体そのものはもう何百度という温度になっている。小出裕章氏12/13(文字起こし&音声)

http://kiikochan.blog136.fc2.com/blog-entry-4025.html
【みんな楽しくHappy♡がいい♪】

[朗報〜❤︎]

なんとなんと!このブログを見ていてくださる方からお誘いいただいて、
京都大学原子炉実験所の小出裕章先生にお会いすることができました。
そこで、独占「小出先生に教えてもらっちゃおう!」ということで、録音をさせていただきました。
とても楽しく有意義な時間を過ごすことができました。
小出先生、そして素晴らしい皆様、本当にありがとうございました。

この、”ミニ講座”に参加してくださった方は、
小出裕章氏(京都大学原子炉実験所助教)
K子さん(世界を股にかける写真家)
I 子さん(某大学美人教授)
きーこ(ただの人)です。

音声が聞きにくいかもしれませんので、もちろん、文字起こししました。
(これから小出しにして連載しまーす♪)

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2014年12月13日土曜日
独占「小出先生に教えてもらっちゃおう!」

・日本全国の地下水にはトリチウムが入っている。
・トリチウムは崩壊してヘリウムになる→水ではなくなる
・たったの750gの放射性セシウムで東北関東地方の広大な土地が放射線管理区域になった

日本全国の地下水にはトリチウムが入っている。
きーこ:
日本の地下水からもトリチウムが出ているという研究論文みたいなものを、ネットで見たんですけど、
それは本当ですか?

小出:本当です。

きーこ:
あら………絶句。
その、今出ているのは大気圏核実験の…

小出:
そうですね、えーっとですね難しいんですが、
トリチウムというのは、3重水素という別名が付いている水素です。
「天然にはない」というのが普通の言い方なんです。
天然にあるのは普通の水素と、2倍重たい水素重水素というのが天然にはある。
ほとんどが普通の水素で、重水素は0.015%ぐらいしかないのです。
え、3倍重たい水素がトリチウムなのですが、
それは基本的には「天然には無い」と言われているのですが、ゼロではないのです。
なぜかというと、地球の大気があるわけで、そこに宇宙から宇宙線という放射線が飛び込んでくると、
大気中の窒素と宇宙線が反応して、トリチウムが自然に生まれているのです。
大変微量で、測定することはほとんど困難なぐらいなのですけれども、
天然にトリチウムがあるのです。
ですからもう、そこらじゅうの水、
トリチウムは水素ですから、環境に出て来ると必ず水になってしまうので、
地球上の水の中には、本当に微量のトリチウムがもう昔から、実はあったという状態なのです。

その次に問題になったのは、大気圏内核実験というのを1950年代から60年代にかけて、
米国、ロシア、ソ連ですね、が、たくさんやったことがあって、
その時にトリチウムを大量にばら撒いた。
天然に存在しているものの多分100倍ぐらいにはなると思いますけれども、ばら撒いたのです。
そのために地球上また全部がトリチウムで汚れてしまったということになりました。

ただしトリチウムの半減期は12年ですので、
大気圏核実験をやっていた頃から見ると、もう50年経っているわけですから、
半減期の12年24、34、48と、ま、ほぼ半減期の4回分が過ぎているので、
2分の1、4分の1、8分の1、16分の1ぐらいに減ってきていてくれているわけです。
ですから天然に存在していたものの、
多分今は数倍というぐらいのトリチウムが大気圏核実験由来のトリチウムとして地球上どこにでもある。
ですから地下水ももちろん汚れているし、
川の水も汚れているという、そういうことなのです。

ただ、そのレベルのトリチウムは通常の測定手段では測ることができないので、
同位体濃縮という非常に特殊な操作をして、トリチウムだけを集めてきて測定をするということをやらないと、
通常の状態のトリチウムは測ることができません、地球環境では。

ただし、今は福島の事故が起きて、また膨大なトリチウムを敷地の中で放射能汚染水として抱えているし、
それをまた、今流している、海へ、もう成す術なく流しているのです。
さらに毎日400トンずつ放射能汚染水が溜まっていってタンクに溜めているわけです。
そのタンクに溜めた水の中からこれまではセシウムはなんとか除去しようとしてきてきた。
でも他の放射性物質は除去できないままタンクに溜まっていて、
それをアルプスという装置を使って綺麗にしようという計画になっているのですが、
アルプス自身がほとんどまともに動かないまま、現時点ではままなのです。
でも仮にアルプスが、性能通り、期待通りに動いたとしても、トリチウムだけは捕れないのです。
なぜかというと「水」なんですね。
ですから水の中から放射性物質を捕まえて、
水をなんとか綺麗にしようということをやっているわけですけれども、
トリチウムは水そのものですから、どんな作業をしてもトリチウムは捕れない。

結局は今タンクに溜まっている水をいつかの時点で海へ放出せざるを得ないのですけれども、
トリチウムだけは、なんの手も打てないまま海へ流すということになってしまいます。

きーこ:すごい量のトリチウムが、

小出:そうです。

きーこ:海に行っちゃいっていうことですよね。

小出:そうです。まぁ、あのー、

きーこ:そんなことしたら、大丈夫ですか?、って聞いちゃいけないんですけど(笑)

小出:本当はやってはいけないけれども、

トリチウムは崩壊してヘリウムになる→水ではなくなる
きーこ:どういう、生態系とかに異常が出たり、

小出:
トリチウムというのは非常に弱いベータ線しか出さないのです。
アルファ線も出さない、ガンマ線も出さない。
ベータ線しか出さないけれども、そのベータ線のエネルギーも、
一番高いベータ線でも18.6キロエレクトロンボルトという、そういうベータ線なんですけれども、
セシウムとかストロンチウムは何百キロエレクトロンボルト、
あるいは何ミリオンと言うような何ミリオンエレクトロンボルトというようなベータ線を出します。
それに比べればトリチウムのベータ線はものすごくエネルギーが低いので、
「影響はそれなりに低い」と言われているのですが、

ただ、この地球という星は水の惑星というように、水が全ての命を支えている星なわけで、
その水そのものが放射能になってしまうわけですから、
影響は多分、いわゆる放射線というものの影響だけではなくて、
体の中に例えばトリチウムが入ってきてそれが崩壊していくと
今度は、ヘリウムという原子核に変わってしまうんですけど、
もともと水だったものが、要するに水で無くなってしまったりするわけです。

DNAの中にもし含まれているとすれば、その化学分子自身が変わってしまうという、

きーこ:水じゃなくなっちゃう

小出:
そうです。
そういうことがあるので、影響は今まで考えていたよりも、私は深刻だろうと思います。

きーこ:細胞なんか水ですよね。

小出:
ほとんど水だし、人間の体はいわゆるタンパク質でもなんでも、
水素というのは決定的に重要な原子としてその分子の中に取り込まれているわけですから、
それが崩壊するごとに水素で無くなってしまう。

きーこ:
ヘリウムって、あの変な声が出るやつですよね?
ガスを吸うと、

小出:ハハハッ、そうですか

きーこ:
そうですよね、なんか

K子さん・I 子さん:◯×△◇〜〜

きーこ:そういうのが、じゃあ、体の中の水がそういう変なのになっちゃったらどうなっちゃう?

たったの750gの放射性セシウムで
東北関東地方の広大な土地が放射線管理区域になった
小出:
ま、そうなんですけど、
「放射能というのは五感に感じられない」と普通は言われるように、
ものすごい微量なんですよね。
ですから、これはきーこさんにも確か聞いてもらったと思うけれど、
福島第一原子力発電所から放出されたセシウム137というの1.5×10の16乗ベクレルという、
放射能でいうと全然みなさんピンとこないだろうと思いますけれども、
それが今全世界にばら撒かれて、
日本だけじゃなくて北米大陸だって汚している。
アラスカだってアリューシャン列島だってみんな汚しているんですけれど、
そうやって汚したセシウム137を重さでいうと4.7kgしかならないんですね。
私は手で持てるぐらいにしかならないし、
…4.7だったかな?多分そうだったと思います。
そのうちごく僅かだけが日本の大地に降った、ほぼ16%なんですけれども、
それを重さにすると750gにしかならないんです。

きーこ:それがね、なんかちょっと、肉の塊

小出:たったそれだけのものが

きーこ:1kgの塩の袋より少ないわけですよね

小出:
そうです
それがだから日本の東北地方関東地方の広大なところに、
そうしたら山も何も全部が放射線管理区域にしないといけないというぐらいに汚れてしまうという、
そういうものなんです、放射能というのは。
だから、私の体の中にトリチウムが入って、それがヘリウムになったとしても、
そんなものは要するに重さとか、匂いとか、声を変えるために吸い込むとか、
そんなものに比べればもう何にも意味がないというぐらいのものでしかない。

きーこ:じゃあ、生きている間にどうにかなるっていうよりも、将来の子孫?

小出:そうです。
決定的なのは水の惑星である星をトリチウムで汚してしまえば、
全部がその影響を受けて引きずっていくことになるだろうなということです。

ーーつづく

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セシウムを吸着したものがどこかに置いてあるわけですけれども、 その物体そのものはもう何百度という温度になっている。小出裕章氏12/13(文字起こし&音声)

http://kiikochan.blog136.fc2.com/blog-entry-4030.html

2014年12月13日
独占「小出先生に教えてもらっちゃおう!」

・セシウムを吸着したものはもう何百度という温度になっている
・地球をトリチウムでベタベタに汚す核融合

小出裕章氏(京都大学原子炉実験所助教)
K子さん(世界を股にかける写真家)
I 子さん(某大学美人教授)
きーこ(ただの人)

セシウムを吸着したものはもう何百度という温度になっている
小出
福島の原発で、今海へ出て行っているのは、捕まえきれなかった放射性物質ですよね。
セシウムなんかは今必死で捕まえて、
ゼオライトとか、いろんなものに吸着させて、それを敷地の中でとってあるわけです。

きーこ:あれも怖いですよね。

小出:それがだから、ものすごく怖い。

きーこ:吸着したものが。

小出:
そうです。だからその吸着したものがどこかに置いてあるわけですけれども、
その物体そのものはもう何百度という温度になっている。

きーこ:えぇーー!温度も高くなるんですか?

小出:
そうです。
ようするに放射性物質というのは発熱体ですから、どんどんどんどん温度が上がってくる。
だから原子炉が溶けちゃったわけですよね。

I 子:今崩壊しているんですか?その吸着した

小出:もちろんです。ですからゼオライトにセシウムをくっつけてそれを今保管しているんですね。

きーこ:どういうところに保管しているんですか?

小出:
多分、いやどこだか知りませんけれど、
保管する建屋があって、その中に吸着させたものをだーっと並べているんだと思います。

きーこ:また、人が近寄れない場所

K子:死んじゃう

小出:もちろん近づけません

きーこ:ええぇーーー!!

I 子:そんな、発熱して崩壊していくものをどんな材質で作るんですか?

小出:
容器ですか?
容器はどっちにしても鉄でしょうね、ステンレスかもしれないけれども、
その中に入れていると思います。

I 子:一応密閉はされている?

小出:ま、一応は。
ただ、今は福島第一原子力発電所の敷地の中はもう、放射能の沼のような状態になっているので、
アルプスだって、もちろん動かない。
なぜならば、ちゃんと装置を組み立てることもできないんですよね。
みんな被曝しながらやっているわけだし、
装置と装置の間を例えば繋ぐにしても、普通だったらきちんとした配管で繋ぐわけだけれども、
そんな工事をしていたら被曝してしまうということで、ホースで繋いだりするわけですよね。
そうすれば漏れてしまうわけだし、なかなかまともに動かないことになっている。

でも、アルプスが動けば今度はストロンチウムという放射性物質を捕まえることになるけれども、
それも発熱していますから、捕まえたものが今度は猛烈な発熱体となって、
それをどこかにまた保管しなければいけない。
ですから、セシウムはセシウムの方で捕まえて保管する。
ストロンチウムはストロンチウムで捕まえて保管するということを、
まぁ、やろうとしているし、やるべきなんですけれども、
トリチウムに関しては打つ手がありません。
「全量結局は出す」と。

K子:
だから「トリチウムが出るのは本当に少ない量だから、健康への被害は心配する必要はない」
っていう人がいるんですけど、

小出:だから少なくないのです。

K子:ね、だから放射線も出てるし、体の80%近くは水ですから、どこへでも行っちゃうわけですよね。

小出:そうです。

K子:そうすると、もう健康を守るということは全くできなくなる。

小出:
ま、何度も先ほどから言っていますけれども、水の惑星というこの星で、命がみんな生きているわけで、
その水が汚れてしまえば、もう避けることができなくなってしまうんですね。
相手がセシウムだストロンチウムだというならね、
なんとかそれを浄化して被曝しないようにしようという手立てができるわけですけど、
トリチウムだけは何の手立てもできない。

きーこ:何でそんなもの作っちゃったんだろう

地球をトリチウムでベタベタに汚す核融合

K子:核融合施設もトリチウムがいっぱい出る?

小出:核融合なんてやったらもう、大変。

K子:ね、大変ですよね。

小出:
はい。
核融合はトリチウムそのものが燃料ですので、
そして水素というのはほとんど捕まえていくことが難しいんですよね。
小さい原子核ですので金属でも素通りして外へ漏れていくというものですので、
核融合なんていうものをもしやり始めたら、
この地球がトリチウムでベタベタに汚れてしまう。

つづく

<六ヶ所村>薄める水がない上に原子力発電所の何百倍何千倍それ以上の量を出すわけですから、 どうなるか?というと、再処理工場に関しては濃度規制を撤廃してしまった。小出裕章氏12/13(文字起こし&音声)

http://kiikochan.blog136.fc2.com/blog-entry-4031.html
2014年12月13日
独占「小出先生に教えてもらっちゃおう!」

小出裕章氏(京都大学原子炉実験所助教)
K子さん(世界を股にかける写真家)
I 子さん(某大学美人教授)
きーこ(ただの人)

I 子:再処理工場で原発の1年分が1日で出るっていうのはガスの分で、

小出:
例えば原子力発電所の運転中にどういう放射性物質が出ているかというと、
希ガスというのが一部出て行く。
それから、トリチウムも一部出て行く。
で、他の放射性物質は、昔はかなり出ていた時代もあったんですけれども、
今は廃液処理というのもかなり厳密にやるようになっていて、
ほとんど出てない、データを見る限りは出てない。

I 子:伊方のデータ?

小出:
はい、そうです。伊方のデータなどを見ると出てないんですよ。
再処理工場では、じゃあどれだけ出るか?というと、
六ヶ所再処理工場が安全審査を受けるときの申請書があって、
希ガスだったらこれだけ出します。
トリチウムだったらこれだけ出します。
他の放射性物質は、コバルトはこれだけとか、セシウムはこれだけとかリストがある訳ですけれども、
それで比較していくと、例えばセシウムとかコバルトなんていうのは、
原子力発電所の方は今ほとんど出さないわけですから、再処理工場は倍率で言えば猛烈な倍率になってしまう。

I 子:オーダーで言うと100、千、万

小出:
ええ、まあ、実際の再処理工場がどうだという事がわからないし、
原子力発電所が今出していないというのも、実際には「検出限界以下」だと言っているわけですから、
あんまり数字の比較そのものができないわけですね。
でも希ガスに関しては、今でも原子力発電所から、
「それぞれの原子力発電所でこれだけ出しました」っていう数値としてのデータがある。
それで、六ヶ所の再処理工場も希ガスに関しては一切補足ができないので、
必ず出すということが分かっている。

きーこ:なんか高ーい煙突なんですよね。

小出:そうです、120mの高い

きーこ:ということは近所に住んでいる人は平気だけども、ちょっと遠くに、

小出:そうです。
だから比較がしやすいので、私は希ガスで比較して、
原子力発電所が1年で出すものを1日ごとに出すというように言っているんです。
トリチウムも、多分、そんなオーダーですよね。
原子力発電所ではほとんど閉じ込めているけど、でも閉じ込めきれないのを流しています。
原子力発電所が認めているし、六ヶ所再処理工場はトリチウムも全量放出すると。
手がないんですもの。必ず出すということが分かっているので比較がしやすい。
多分希ガスとあまり変わらない、原子力発電所の1年分が再処理工場では毎日という、
そういう量だと思います。もっと多いかもしれないけど。

きーこ:上からも下からもっていうこと…

K子:ほんと深刻ですよ。

I 子:海の遠いところに流しますっていうのもそれは量はもうわからない?

小出:
それはですね、原子力発電所もそうだし、私の原子炉実験所もそうですけれども、
原子力施設というのは濃度規制があるんですよ、今は。
環境に放射性物質を流す時には、これこれこれ以下の濃度にしなさい、と書いてあるんですけれども、
原子力発電所は簡単なんです、その濃度規制を守るのが。

なぜかというと、原子力発電所は温排水という膨大な冷却水を流している。
例えば100万kwの原子力発電所なら、1秒間に70トンという海水を流しているわけです。
1秒間に70トンを超えるような川は日本には30も無いというぐらい巨大な川ができるわけです。
ですから、どんな放射性物質もその巨大な川に流してしまえば、完璧にクリアできる。

きーこ:うすまっちゃうんですか、

小出:
「薄まった」という理由で。
だから、原子力発電所はその濃度規制を全く軽々とクリアするわけですけれども、
再処理工場の場合には冷却水が必要ないわけだから、
薄める水がないんですよ。
薄める水がない上に、量としては原子力発電所の何百倍何千倍あるいはもっと、の量をだすわけですから、
どうなるか?というと、再処理工場に関しては濃度規制を撤廃してしまった。

K子:おぉーー!

小出:笑

きーこ:いい加減〜

小出:
その代わり、沿岸で出したらまずいだろうということで、
沿岸から4kmまで、海底にパイプを這わせて、
深さ40mだったかな、海底からバーーッて噴き出させる

K子:うっわ〜〜っ

きーこ:噴き出すなんて、

I 子:そんなの北海道の湾とかあっちの方に向かっていくんじゃないですかね。

小出:
そうなれば、海は広いな大きいなで薄まるからいいですよという、そういう規制の仕方です。
ですから、再処理工場はトリチウムもそうだけれども、
濃度規制なんて初めから全然守れないという状態になっている。

K子:もう全部、汚染する核物質が出ちゃうということですよね。

小出:
そうです。
だから「トリチウムは全量捨てる」と言っているわけです、再処理工場も。

I 子:じゃもう、セラフィールドはそれをガンガンやっちゃっているわけなんですね、イギリスの。

小出:
イギリスの、
そうです、セラフィールド、ウィンズケールというところももちろんやっているし、
フランスのラ・アーグもやっているし、
世界中再処理工場はすべて、トリチウムに関しては全量放出。

I 子:今、再処理工場はイギリスとフランスとどこ?

小出:
イギリス、フランス、軍事用で言えば、もちろん米国にもロシアにも中国にもありますけど、
商業用でやっているのは、基本的にはフランスですよね。
イギリスのセラフィールドはほとんど動いてないですから。

K子:ただ、そこの環境がものすごく悪くなって、病気の人が多いとかっていう話ですよね。

小出:
再処理工場の周り?
そうです。

I 子:因果関係がああだこうだ言ってるけどね、

小出:
子供の白血病が多いということはイギリス政府もちゃんと認めているんですよね。
ただその白血病が多いのが「被曝のせいではない」という、イギリス政府の主張で、
だから今、福島で甲状腺癌が多いというのはみんなが認めるけれども、
「でもそれは被ばくの影響ではない」というのが日本政府の言い分

I 子:「ない」なんて科学的に証明できないですよね。

小出:
できないです。
だから今は全く証明も何もできない。
だから彼らも、言い方がすごい汚いというかね、
「ない」ないと、あたかもないかのように言いながら、
「なさそうだ」ぐらいのことしか言えない。
本当は言えない。
今までの知見で言うと、どうもなさそうだという、そんなところですよね。
でもこれから調べてみないと本当はいけないことだと。

I 子:
「ない」というのを証明するのは難しいじゃないですか。
「見つからない」というのは言う方も巧妙だけど、
聞く方も「ああ、じゃあないのか」って認めちゃうのっていけないですよね。

K子:それはなんか安心したいから、耳に聞こえのいい方を選んじゃうっていう傾向がありますよね。

つづく

ーー

六ヶ所村再処理工場から出ている海底の配管って、どっちの方向に出ているのか?
知りたくなりました。

海洋放出管
m_0805170001.jpg
日本原燃の核燃料の六ヶ所再処理工場から処理中に発生するトリチウムやヨウ素129等の放射性廃棄物を海洋放出する放出管の位置です。Xマークが付いたブイが四隅に浮いてます。この中心の海底40mほどに放出口があるそうな。。。。

六ヶ所村再処理工場との位置関係を見てみましょう。Yahoo地図
地図で
六ヶ所村海底排水管1
写真で
六ヶ所村海底排水管2

六ヶ所村海底排水管3

もうちょっと広域に
六ヶ所村海底排水管4
少し離れて見るだけで、4kmなんて全然遠くじゃないってことがよくわかる。
すぐ近くに出しちゃう…

六ヶ所再処理工場2012年のパンフレットより
321
特徴
当基地は、貯蔵基地と中継ポンプ場および太平洋沖合 3km にある一点係留ブイの 3 つの施設で構成されていて、これらの施設は、全長 12km(4km の海底配管と 8km の陸上移送配管)のパイプラインで結ばれています。

ついでに活断層
六ヶ所村断層

六ヶ所再処理工場より

高い煙突からビューッ!
気体

海底の配管からバーッ!
液体

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