4/29再稼働来月末にも同意判断 高浜原発3、4号機【県民福井】

福井発

再稼働来月末にも同意判断 高浜原発3、4号機

 野瀬町長 経産相と連休後面会

国の担当者と高浜町民の代表らで行われた原子力行政に関する意見交換会=高浜町文化会館で

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 関西電力高浜原発3、4号機の再稼働をめぐり、高浜町の野瀬豊町長は二十七日夜、ゴールデンウイーク明け以降に、経済産業省の宮沢洋一大臣と面会し、政府の意思を確認する考えを明らかにした。町で開いた、国の担当者と町民代表との原発に関する意見交換会の後、報道陣の取材に答えた。 (平井孝明)

 野瀬町長は、町が再稼働に同意する前提として、責任ある立場の政治家が再稼働の必要性について、明確な意思を示すことを求めている。面会では、その意思を確認する。また、原発事故での避難時における課題なども質問するという。他府県との広域避難計画策定の進捗(しんちょく)状況も内閣府の担当者に確認する。その上で、再稼働の同意時期について「五月末から六月頭になる」との見通しを示した。

 意見交換会は、原子力政策に関する住民広報の一環として町が実施。町民の代表として、町内に五十七ある行政区の区長や、商工会や観光協会など約二十団体のメンバーなど九十三人が参加した。

 会では、資源エネルギー庁の職員が原発再稼働の必要性を、内閣府の職員が原発事故時の避難計画について、計約一時間説明した。意見交換は非公開。

 町によると、出席した七人から、原子力災害時に甲状腺被ばくを防ぐ安定ヨウ素剤服用のタイミング▽要支援者が避難するための車両確保の状況▽県外の避難先となっている兵庫県宝塚市などの受け入れ態勢-などの質問があった。野瀬町長は同会終了後、「(出席者から)一定の理解は感じられた」と述べた。

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