10/23原発も戦争もない未来を「さようなら原発1000人集会」(伊丹)と【9/28AERA】堀潤「当事者性の欠如が戦争を引き起こした/憲法は「私」で語ろう」

チラシ↓

原発も戦争もない未来を「さようなら原発1000人集会」

◇10月23日(金)PM6:30~
いたみホール(伊丹市立文化会館)
兵庫県伊丹市宮ノ前1-1-3;阪急「伊丹」、JR「伊丹」)

講演=堀 潤(ジャーナリスト)
映画 『日本と原発』短縮版
報告 武村二三夫弁護士
アピール
脱原発: アイリーン・美緒子・スミス
戦争法:ママ&パパ有志の会 辻田・谷
沖縄:辺野古に基地をつくらせない神戸行動
学生:寺田ともか(シールズ関西)
1000円、大学生・震災避難者・障がい者半額(前売り800円)
主催=第5回さようなら原発1000人集会実行委員会
連絡・Tel.090-3613-7069(北上)

https://www.facebook.com/events/422694031252813/

 

当事者性の欠如が戦争を引き起こした

 憲法は「私」で語ろう-堀 潤

【AERA】 2015/9/28

「憲法は変わってしまうのでしょうか?」。勉強会や講演会で、こんな質問が増えました。特に子どもを持つ親御さんたちは、「わが子が戦争に行く社会になるのでは」と、不安そうな顔をしています。
安倍政権には功罪両方がありますが、皮肉にも憲法と国民との距離を縮め、関心を集めたことは「功」だと思います。こうして沸いた「熱」を、政権批判で終わらせてはいけない。
僕は憲法についてディスカッションするとき、最初に「憲法って誰が守るべきものですか?」と聞きます。6~7割の人は首をかしげる。「では、法律は誰が守るものですか?」と尋ねると、「私たち?」と自信なさげ。憲法を守るべきは天皇や大臣、国会議員、公務員。憲法や法律について学校級では習ったけれど実感として理解している人は少ないんですね。
もちろんこれを批判することはできませ。誰だって生活することに精いっぱいですから。ただ気づいてほしいんです。「知らない」ことの恐ろしさに。
戦争体験者に取材して証言を集める活動をしていますが多くの体験者がこうおっしゃいました。『まさか戦争が起こるなんて思ってなかった」と。
当時家庭はもとより、職場や学校で政治の話をすることはなかったし、だいたい国が国民を苦しめるようなことをするわけがない、と漠然と思っていたというんです。政治への無関心や無知、つまリ”当事者性”が欠如していた。それがじわじわと、「まさか」を引き起こしてしまった。
NHKで報道の仕事をしていたころから、日本人の当事者性の欠如には疑問を抱いてきました。新年の街頭で市民にマイクを向けて「今年はどんな年にしたいですか?」と聞くと、「国に頑張ってほしい」とか「景気が回復して欲しい」といった答えばかり。これではいつまでたっても社会はいい方向へ変わりません。
物事は「国」とか「景気」とかいう”大きな主語”ではなく、「私」という”小さな主語”に置き換えて語ることが大事。そうすれば課題が絞り込まれ、解決策も具体的に出てきます。
そもそも憲法って国民全員が「私たちの国はこうありたい」という”理想”を謳-うた-ったもの。どんなに嵐の日が続こうとも、前へと歩”道しるべ”になる。
だからいま、「国は憲法をどうしたいのか」ではなく、「私は憲法をどうしたいのか」と、ひとりひとりが考えなくてはいけない。9条だけではなく、国民の”自由と権利”について謳う12条の行方も注視すべきでしょう。ひとりでも不幸せになるような憲法になって、いいはずありませんから。

ほり・じゅん/1977年生まれ。市民参加型ニュースサイト「8bitNews」主宰。2013年に勤務していたNHKを退社した。「現憲法が説く”公共の福祉”を大事にしたい」という
Asahi hinbunWeekly AERA 2015.9.28

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