11/13もんじゅ勧告:市民団体「廃炉の機会」/地元住民「担い手、機構だけ」/敦賀市長「遺憾」、福井知事も批判【毎日新聞】

なんで12/5の「もんじゅの大会」を敦賀でしないで福井市でするんだろう?わけわからん。
「多分、敦賀市でもんじゅや反原発集会をすることにパンツ高木大臣が圧力をかけたのだろう」という噂が11/13福井地裁前でささやかれていた。

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もんじゅ勧告:市民団体「廃炉の機会」

毎日新聞 2015年11月13日 21時55分(最終更新 11月13日 23時44分)
http://mainichi.jp/select/news/20151114k0000m040096000c.html

ロシアの報道機関からの電話取材を受ける「ストップ・ザ・もんじゅ」の池島芙紀子さん(手前)=大阪府枚方市で2015年11月13日午後3時35分、三村政司撮影

高速増殖原型炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)を運営する日本原子力研究開発機構(原子力機構)に退場勧告が出された。もんじゅに反対してきた市民団体の代表は「文部科学省は勧告を機に廃炉にすべきだ」と話す。一方、立地地区の住民は「原子力機構の他に担い手はない」と擁護した。【大島秀利、畠山哲郎、近藤諭】

 ◇地元住民「担い手、機構だけ」

全国約700人の会員でつくる大阪府枚方市の市民団体「ストップ・ザ・もんじゅ」の池島芙紀子(ふきこ)代表は「画期的な勧告。廃炉に向けて正念場を迎えた」と力を込める。月内にも文部科学省へ廃炉を求める要望書を提出することも明らかにした。

元中学教諭の池島さんは「もんじゅは燃えやすいナトリウムを使い、原子炉が暴走を起こす危険もある。止めなければならない」と1990年に団体を設立した。もんじゅの試運転や発送電が始まる中、集会や署名活動を行い、女優の吉永小百合さんらの協力で危険を訴えるビデオ映画も作製した。

原子力機構の前身「動力炉・核燃料開発事業団(動燃)」の担当者を招いての公開討論会も開いてきた。しかし95年12月のナトリウム漏れ事故を機に、討論会での機構側の主張は守勢に立ったように感じた。大阪市内で11回開催したが、08年を最後に討論会の開催に応じなくなった。「国民に積極的に情報公開しない組織はだめだ」と強く感じた。

13日、ロシアの報道機関から電話取材を受けた。電話口で「運営主体の看板を掛け替えるだけで終わらせてはならない」と語った。

「国策に協力してきた地元を切り捨てるのか」。もんじゅの南西約1キロにある敦賀市白木(しらき)地区の元地区長、橋本昭三さん(87)は、廃炉の可能性も否定しない勧告に憤った。「他に担い手はない。原子力規制委員会が、それを分かっていて勧告するのは無責任だ」

白木地区は、もんじゅが建つ敦賀半島の北端で、かつては半農半漁の寒村だった。道路事情も悪く、市の中心部まで徒歩で5時間もかかり「陸の孤島」と呼ばれた。

1970年代、もんじゅの計画が持ち上がると環境は一変する。道路ができ、住民が営む民宿には連日作業員が宿泊した。漁業や農業に代わり、もんじゅが安定した就職先になった。全15世帯の白木地区で長年暮らしてきた橋本さんは「この地区が今も存在するのは、もんじゅのおかげだ」と振り返る。

 ◇敦賀市長「遺憾」、福井知事も批判

もんじゅの運営主体交代勧告を受け、福井県の西川一誠知事は13日、報道陣の取材に応じた。高速増殖炉の規制基準が策定されていない点を挙げて「原子力規制委員会と文部科学省が表面的な対応になっている」と批判。もんじゅの役目と国の責任体制を明確にした上で、今後の対応を決めるよう求めた。運営主体の交代に関しては「(原子力機構が)課題はあるが責任を持って長年やっている。それをベースに、どうするかだ」と述べるにとどめた。

また、もんじゅが立地する敦賀市の渕上隆信市長は「極めて重い勧告で、誠に遺憾」とするコメントを発表した。【村山豪、近藤諭】

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