12/2「時代の危機と向き合う短歌」 6日、緊急シンポジウム【東京新聞・社会】とお知らせ【北22西7日記】さんより

このシンポジウムの前身は9/27に京都で開催されたらしい。
この記事の署名に加古陽治さんの名前があった。彼は東京新聞の文化部長で、歌人でもある。
一年前隆祥館書店で「きけ わだつみのこえ―日本戦没学生の手記 」著者加古さんを囲む会でお目にかかったことがある。

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「時代の危機と向き合う短歌」 6日、緊急シンポジウム

2015年12月2日 夕刊【東京新聞・社会】
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201512/CK2015120202000247.html

「時代の危機と向き合う短歌」を企画した三枝さん=東京都渋谷区で
海外での戦争参加への道を開く安全保障関連法を与党が強行成立させるなど、戦後七十年の今年、守り続けてきた日本の平和主義は大きな転換点を迎えた。そんな時代状況と「言葉の危機」を見過ごせないと立ち上がった歌人たちが六日、東京で緊急シンポジウム「時代の危機と向き合う短歌」を開く。「政治の言葉に短歌はどう向き合うべきか」。大御所から若手までが参加し、真剣に討論する。

シンポ開催は、安保法成立直後の京都で行われた緊急シンポ「時代の危機に抵抗する短歌」がきっかけ。明治以降の短歌・俳句への弾圧に詳しく、ここにゲストとして招かれた三枝昂之(さいぐさたかゆき)さん(71)=日本歌人クラブ会長=と、京都の会の発起人となった吉川宏志(ひろし)さん(46)=「塔」短歌会主宰=らとの間で、東京での開催が持ち上がった。

「弾薬は武器でない」として他国に提供できると国会答弁した防衛相、「法的安定性は関係ない」と言った首相補佐官(当時)、「マスコミを懲らしめるには広告料収入がなくなることが一番」と圧力を促した自民党議員。安倍晋三首相自身も、安保法案の審議の最中に「早く質問しろよ」とやじを飛ばす-。一連の安保法案の審議を通じて浮かび上がったのは、政治家の言葉の強引さだった。

どこか戦前を彷彿(ほうふつ)とさせるこうした言葉と時代に、小さな表現の器である短歌はどうあらがえるのか。戦前同様、渦に巻き込まれたらいけない。そんな思いから、三枝さんは主催者名を「強権に確執を醸す歌人の会」と命名した。大逆事件(一九一〇年)直後、石川啄木が「我々日本の青年はいまだかつてかの強権に対して何らかの確執をも醸したことがないのである」と書いた「時代閉塞(へいそく)の現状」からの引用だという。

シンポでは、現代歌人協会理事長の佐佐木幸綱さん(77)が提言を行い、次いで「宮中歌会始」の選者を務める永田和宏さん(68)が「危うい時代の危うい言葉」と題して講演。吉川さんの司会による若手歌人のパネルディスカッションと続く。

三枝さんは「誰が見ても奇妙なレトリックが平気で使われていることに驚く。橋本喜典(よしのり)さんが今年<蒼波のわだつみの声に杭(くい)を打つ「だまれ」はかつての軍人言葉>と詠んだが、今の政治の言葉は軍人言葉のようだ。そういう中でどう向き合うか、きちんと議論したい」と話している。

シンポは午後一時から、東京都新宿区の早稲田大学大隈小講堂で。申し込みはメールtankasympo@gmail.com またはファクス03(3280)3249(日本歌人クラブ緊急シンポ係)へ。当日受け付けも可。 (加古陽治)

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【北22西7日記】さんより
http://n22w7.blog.so-net.ne.jp/2015-10-31

緊急シンポジュウムのお知らせ

下記のとおり東京で短歌の緊急シンポジュウムを開催します。

ご都合が合えば、ぜひご参加ください。

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緊急シンポジュウム「時代の危機と向き合う短歌」のご案内

戦後七十年、安保法制化など今年は時代の問題への関心が短歌でも高まった。加えて去年から四年前の震災を詠んだ作品を収めた歌集出版も目立った。
こうした時代の諸問題、特に政治の言葉に短歌の言葉はどう向き合うべきかを問うシンポジウムが九月に京都で開かれ、その熱気を受けて東京でも開催します。

・プログラム
1 提言 佐佐木幸綱
2 講演 永田和宏「危うい時代の危うい言葉」
3 ミニトーク 今野寿美「時代の中の反語」
4 パネルディスカッション 「平和と戦争のはざまで歌う」
司会・吉川宏志、パネラー 染野太朗・田村元・三原由起子

・平成27年12月6日(日)早稲田大学大隈小講堂(大隈講堂地階)午後1時~5時

・定員300名 資料代1000円

・主催  強権に確執を醸す歌人の会

・後援 現代歌人協会、日本歌人クラブ

・申込みは以下のどちらかの方法でお申し込み下さい。(当日受付も可能ですが、できれば事前にお申込みをお願いします。12/1追記:多数のお申込みをいただいており、会場に入れない可能性もございます。事前のお申込みをお願いいたします。)

メール tankasympo@gmail.com
FAX 日本歌人クラブ気付緊急シンポ係 03−3280−3249

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9/27に京都で開催された緊急シンポジウム「時代の危機に抵抗する短歌」の案内

http://blog.goo.ne.jp/aosemi/e/5686d3c80ddacbe949f680977842efab

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