【12/18毎日新聞】<高浜原発>再稼働、県議会同意 賛成28人、反対7人 安全確認徹底/県民理解まだ /福井

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<高浜原発>再稼働、県議会同意 賛成28人、反対7人 安全確認徹底/県民理解まだ /福井

2015年12月18日14:35【毎日新聞】
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20151218ddlk18040326000c.html

12月定例県議会は閉会日の17日、関西電力高浜原発3、4号機(高浜町)の再稼働について「必要があると判断する」との自民党県政会提出の決議案を賛成28人、反対7人で可決した。自民の笹岡一彦氏は「県民を代表する議事機関として重要な役割を全うすべきだ」と提案理由を説明。これに対し、自民や公明、一人会派の計4人が賛成討論を、共産、無所属の各1人が反対討論を行った。高浜町議会、高浜町長に続いて再稼働に必要な地元同意手続きが進んだ形となり、残る西川一誠知事の判断が注目される。【村山豪、近藤諭】

公明・西本恵一氏は、「将来的に原子力に依存しない社会を目指すのが基本的な考え方だ」とした上で、再生可能エネルギーの不安定さや温室効果ガス削減の必要性などを理由に挙げ、「徹底して安全確認がなされた原発について一定期間は再稼働を容認し、活用することはやむを得ない」と決議案に賛成した。自民・田中宏典氏、青藍会・西本正俊氏、希望ふくい・井ノ部航太氏も賛成討論を行った。

一方、共産・佐藤正雄氏は、西川知事に再稼働反対を求める約30万人分の署名が提出されたことやマスコミの世論調査を引き合いに「国民・県民理解が得られていない」と反対。「30万人の声を無視する行政でいいのか。謙虚さが足りない」とただした。過酷事故時の実効的な避難体制の整備や訓練もされていないとした。

無所属・細川かをり氏も反対した。「原子力行政に関しては意見が真っ二つに分かれる。だからこそ、国民理解や合意形成をはかるため、反対する意見にもっと真摯(しんし)に耳を傾け、丁寧に議論することが必要」と指摘。「手間を省き、行政手続きが整えば進めるやり方では、一層わだかまりを大きくする」と述べた。

また、民主・みらいは、自民の決議案とは別に、「原子力規制委員会が新規制基準に適合すると認めた原発の再稼働については尊重すべきだが、高浜3、4号機は広域避難計画などの不備が指摘され、現段階で判断できない」とする決議案を提出した。西畑知佐代氏が「広域避難計画が国の原子力防災会議の承認(了承)を受けていない」などと提案理由を説明したが、所属議員5人以外が反対に回り、否決された。

 ◇「再稼働ありき」憤る傍聴席

関西電力高浜原発に関する県議会の決議に、傍聴席からは疑問の声が聞かれた。

福井市のソーシャルワーカー、南康人さん(53)は「再稼働ありきの議論で、危機感を覚える。東京電力福島第1原発事故後の復興もなされていないなど課題を抱えている中、なぜ再稼働を急ぐのか」と話した。また、運転差し止め仮処分に関する異議審の結論を福井地裁が示す前の同意について「司法の結論を待たずにゴーサインを出すことは司法軽視だ」と批判した。

また、決議案の提案理由説明の後、「県民の理解は得られていない」などとやじが飛び、一部の人は立ち上がって「住民無視だ」と叫んだ。一時騒然とし、議員が「暴力的な発言者は退場」などと応酬する場面もあった。

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