(1/11高浜原発事故訓練記事)高浜原発、再稼働へ重大事故訓練 規制庁保安検査官ら手順など確認/防護服姿で漂う緊張感、慎重作業 高浜原発の訓練、所要時間も計測/違和感を覚えた交互の資機材運搬 2基同時発災時考えにくい対応も【1/12福井新聞】

高浜に核ミサイルが落ちたらという想定訓練の方が先じゃないか?

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高浜原発、再稼働へ重大事故訓練 規制庁保安検査官ら手順など確認

2016年1月12日 07:33【フクナワ】
http://fukunawa.com/fukui/8803.html

fukunawa160112-1重大事故の際に原子炉格納容器内への注水などに使う代替ポンプを準備する訓練=11日、福井県高浜町田ノ浦の関西電力高浜原発

再稼働に向けた準備作業が進む関西電力高浜原発3、4号機(福井県高浜町)で11日、燃料が溶け出す「炉心溶融」が2基同時に起きたとの想定で、対応訓練が始まった。原子力規制庁の原子力保安検査官ら22人が手順や作業時間などを確認。訓練は13日まで続けられる。

原子力規制委員会は新規制基準施行後、停止中の原発を再稼働させる際、事前に重大事故を想定した訓練を義務づけている。規制庁が“合格”と判断しなければ再稼働できない。

訓練は11日午前9時に3、4号機同時に1次冷却水の配管が破断し、「炉心溶融」が起きたとの想定で行われた。運転員や協力会社社員ら約80人が参加し、原子炉格納容器に注水するためのポンプ設置などを行った。

3号機は既に燃料装荷が終了。関電は作業や検査が順調に進めば、今月28〜30日の原子炉起動を予定している。4号機は2月下旬の起動を目指す。

 

防護服姿で漂う緊張感、慎重作業 高浜原発の訓練、所要時間も計測

2016年1月12日 08:20【フクナワ】
http://fukunawa.com/fukui/8801.html

fukunawa160112高浜原発3、4号機での重大事故を想定して行われた訓練=11日、福井県高浜町田ノ浦

放射線防護服に身を包んだ作業員らが慎重に事故対応の準備に当たる―。11日に関西電力高浜原発(福井県高浜町)で始まった重大事故対応訓練は、原子力規制庁の保安検査官が立ち会い、作業手順や所要時間をチェックした。訓練の結果次第では3号機の再稼働工程に影響するだけに、現場は緊張感が漂った。

訓練は高浜3、4号機で同時に災害が発生。全交流電源が喪失して、同日午前9時に1次冷却水配管が破断し、19分後に炉心溶融が始まるという「最も厳しいレベルの事故」(関電)を想定した。

報道陣に公開されたのは、原子炉の冷却機能が失われた状況の中、代替ポンプで原子炉格納容器に注水し炉心を冷やす訓練。準備を8時間以内に完了させ、事故発生から12時間13分以内に注水を開始すると定めており、訓練では所要時間も計測した。

3号機原子炉建屋東側にある高台(海抜32メートル)では、保安検査官たちが見つめる中、対応要員20人が準備。放射線量が上がっている想定のため、防護服と全面マスク姿で臨んだ。

対応要員らは放水口付近から海水をくみ上げるホースを延長約700メートルにわたってつないだ後、高台で仮設の水槽を組み立てた。さらに代替ポンプも運び込み、電源車と接続し、格納容器に注水する建屋内の配管までホースを敷いた。

対応要員らは時折、駆け足で準備作業したり、ジェスチャーを交え入念に手順を確認したりして、慎重に訓練に当たっていた。

2日目の12日は格納容器の破損を防ぐシナリオを想定した訓練、最終日の13日は使用済み燃料プールへの注水準備などを行う。保安検査官はチェックした訓練内容を原子力規制委員会に報告する予定。

 

違和感を覚えた交互の資機材運搬 2基同時発災時考えにくい対応も

2016年1月12日 08:40【フクナワ】
http://fukunawa.com/fukui/8799.html

3号機近くの倉庫から、離れた4号機用の事故対応資機材を運び出す。逆に、4号機側の倉庫からは3号機用の資機材を持ち出す―。11日に行われた高浜原発(福井県高浜町)の重大事故対応訓練では、トラックを使って交互に資機材を運搬する光景に少し違和感を覚えた。

なぜ、近くの倉庫にある資機材を使わないのか。原子力規制委員会の新規制基準では、テロ対策として重大事故などで使う可搬式の資機材を原子炉から100メートル以上離すことになっているためだ。関電は3号機近くの倉庫に4号機用の資機材を保管しているという。

ただ、運搬する通路はトラック1台が通れる程度で狭い印象。今回の訓練は地震で発生する恐れのあるがれきなどは想定していない。4号機用の資機材を運ぶため、3号機の注水用につないだホースを何度も外すなど、実際の2基同時発災の事故では考えにくい対応もあった。

万一の事故時を考えれば基準にとらわれず、近くの倉庫にある資機材など使えるものは何でも使うという臨機応変の構えが必要だと感じた。

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