1/28高浜再稼働「NO」 関電前で抗議/(社説)関電高浜原発 なし崩し再稼働に反対だ【朝日新聞】「高浜再稼働ノー」 福井県民会議 関電本店前(大阪)で包囲行動【しんぶん赤旗】

重要免震棟を作る気もない高浜原発は、再稼働したらこっちのもんだと思っているらしいが、関西電力は抗議への嫌がらせに有害な電磁波を出しているとしか思えない。
昨夕もまた関電本店横で気分が悪くなった。これで2回目だ。
昨日は午後6時に到着して上牧行動主催者夫妻に見つけていただいて奥さまの車で帰宅した。
11月のリレーデモ最終日もあそこでくたばってしまったっけ。

朝日新聞は高浜再稼働問題を社説でもとりあげてくれている。
日本経済新聞とはエラい違いだ。朝日新聞に感謝。
赤旗は人数が少なすぎる。ちょっとあんまりじゃないか。

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高浜再稼働「NO」 関電前で抗議

【朝日新聞・福井】2016年1月28日

関西電力の本店前で高浜原発の再稼働に反対の声をあげる人たち=27日午後6時59分、大阪市北区、内田光撮影

高浜原発3号機の再稼働に反対する市民ら約700人(主催者発表)が27日、大阪市北区の関西電カ本店の前で抗議の声をあげた。福井県の市民団体「原子力発電に反対する福井県民会議」が呼びかけた。

昨年4月まで東京電力福島第一原発で廃棄物回収の仕事に就いていた池田実さん(63)は東京都から参加。福島原発事故で初めて東京の電カは福島でつくられていたことを意識した。郵便局を定年退職後、原発関連の仕事を探した。当時建物内にはまだ書類が散らかっていたという。事故から5年が経とうとしているが、先が見えない。原発の再稼働はするべきではない」と訴えた。(西村圭史)

 

(社説)関電高浜原発 なし崩し再稼働に反対だ

2016年1月28日(木)付【朝日新聞デジタル・社説】
http://www.asahi.com/paper/editorial.html

関西電力高浜原発3号機(福井県高浜町)が29日にも再稼働する。新規制基準の下では、昨年の九州電力川内原発1、2号機(鹿児島県)に続く。

東京電力福島第一原発事故から今年3月で5年たつ。

電力各社は全国43基の原発のうち25基と、建設中の1基について、基準適合審査を原子力規制委員会に申請した。川内、高浜に続き、四国電力伊方原発3号機(愛媛県)も、次の再稼働が見込まれている。

事故の教訓がなおざりにされたまま、原発がなし崩しに動き出していく現状に強い危機感を抱く。高浜原発の再稼働に改めて反対を表明する。

 ■安全ないがしろに

朝日新聞は11年7月の社説で「原発ゼロ社会」への政策転換を呼びかけた。

事故前、日本は電力の3割近くを原発に頼っていた。原発を直ちにゼロにすれば、電力不足や電気料金の高騰で国民生活に深刻な影響が出ることが懸念されていた。

日本は原発依存から脱し、再生可能エネルギー中心の社会を目指すべきで、それまでの原発の再稼働は安全が確保され、需給面で必要な場合に限ることを条件とした。

高浜原発の再稼働にまず指摘したいのは、「安全第一」がないがしろにされていることだ。

福島で私たちは「想定を超える事故は起きうる」という重い教訓を学んだ。

福井県の若狭湾周辺には、廃炉中を含めて15基の原子炉がある。世界屈指の集中立地地域だ。災害などで複数の原発が同時に事故を起こせばどうなるのか。福島の事故が突き付けたこの疑問に、答えは示されていない。規制委の審査でも、ほとんど検討されなかった。

福井に11基の原発を持つ関電は昨年、規模が小さく古い2基の廃炉を決めたものの、3基は運転開始から40年を超えて使い続ける方針を決めた。

リスクを最小化する努力が不十分と言わざるを得ない。

高浜は、ウランとプルトニウムを混ぜたMOX燃料を燃やすプルサーマル発電だ。安全性への住民の不安がより強いことも、忘れてはならない。

 ■住民守る「壁」薄く

事故が起きた時の「最後の壁」である住民の避難計画も心もとない状況だ。

高浜原発は避難計画の策定が義務づけられた半径30キロ圏に福井、京都、滋賀の3府県12市町が入り、17万9千人が暮らす。

国の原子力防災会議は昨年末に、各府県がまとめた広域避難計画を了承した。30キロ圏の住民は最悪の場合、福井、兵庫、京都、徳島の4府県56市町へ避難することになる。ところが朝日新聞の調べでは、住民の受け入れ計画をつくったのは56市町のうち7市だけだ。大半の自治体が「施設や人員、物資を確保できるか」「放射性物質に汚染された車が入ってこないか」といった不安があると答えた。

事故以前、日本には10キロ以遠の住民が避難する想定もなかったのだから、不安は当然だ。

避難計画を実のあるものにするには訓練や検証を重ねるしかない。それなのに高浜は計画に基づく訓練が未実施だ。計画の実効性が確認されないまま、再稼働することを強く懸念する。

30キロ圏の多くの自治体が住民の不安を受け、再稼働前の「同意権」を関電に求めた。だが関電は拒み、国も、立地自治体の同意さえあればいい、との姿勢を崩さない。

これらの課題を置き去りにしたままの再稼働は、「見切り発車」というほかない。

 ■脱却への道筋議論を

電力各社は原発再稼働を目指す理由として、需給面の不安や燃料費増大に伴う電気料金値上げの問題を強調してきた。

事故5年を前に、状況は明らかに変わってきている。

昨夏までほぼ2年間、原発はすべて止まったが、電力不足は起きなかった。火力発電所の点検を先延ばしするといった各社のやりくりに加え、節電意識の広がりも大きい。関電を例にとれば、販売電力量は事故前に比べ、10%程度減っている。

電力自由化で、家庭も4月から電気の購入先を選べるようになる。電気を賢く使おうとする利用者の意識は、さらに強まるだろう。原発停止の負の影響とされた貿易赤字も、原油安で燃料費が下がり、縮小傾向だ。

関電は「高浜原発が動けば料金を値下げできる」というが、再稼働の理由としてどれだけ説得力を持つだろうか。

原発内のプールにたまっている使用済み核燃料をどこで中間貯蔵するかという難題もある。

福井県の原発をめぐっては、再稼働を強く求める立地地域と、総じて慎重な消費地・関西との温度差も浮かび上がった。

原発を長年引き受けてきた地域の理解なしに、脱原発社会への展望は開けない。国はもちろん、消費地も協力し、ともに未来図を考えていく必要がある。

 

「高浜再稼働ノー」 福井県民会議 関電本店前(大阪)で包囲行動

2016年1月28日【しんぶん赤旗】
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik15/2016-01-28/2016012801_02_1.html

(写真)高浜原発再稼働反対と集まった参加者=27日、大阪市

関西電力が29日にも高浜原発(福井県高浜町)を再稼働させようとする中、「高浜原発再稼働を許さない! 関電包囲全国行動」が27日午後から夜遅くまで、大阪市北区の関西電力本店前で繰り広げられました。「原子力発電に反対する福井県民会議」が呼びかけたものです。

関電前で行われたリレートークでは「人々に犠牲を強いる原発を再稼働するなど絶対に許すことができません」との声も上がりました。

厳しい寒さの中、夕方までに400人(主催者発表)が集まり、「高浜原発再稼働NO!」などのプラカードを掲げ、「再稼働反対」「原発いらない」「いのちを守ろう」などとコールしました。

神戸市東灘区の男性(73)は「ええかげんにせえ」と怒りをぶつけます。「原発再稼働は人の命よりも金もうけ優先すると言うことです。こんな関電の体質や安倍政治は許せない」

大阪市東淀川区の女性(71)は「地震国の日本には原発は絶対に許されない。ここが根本です。原発は全部廃炉にすべきです」と話しました。

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