2/6 56歳男性 キツネは大丈夫?【東京新聞・ふくしま作業員日誌】

福島事故の環境への動植物の影響について常にアンテナを張りめぐらせているので、楽観的な方がうらやましい。
そういえば川柳の記事を書かれた元(充)デスクの坂本さんは11年春の耳なしうさぎの写真が起点だとおっしゃっていた。

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56歳男性 キツネは大丈夫?

2016年2月6日【東京新聞・ふくしま作業員日誌】
http://www.tokyo-np.co.jp/article/feature/tohokujisin/fukushima_diary/list/CK2016020602000201.html

写真tkyF1_FOX

ここのところ毎日、午後三時すぎになると、福島第一の駐車場に赤毛のキツネが来る。

作業員たちがパンやソーセージ、おにぎりなどを地面に置くと、パクッとくわえて二、三歩後ろに下がって食べる。すっかり慣れちゃって、今では車の前で伏せて待っている。

昨夏から、免震重要棟の前や5、6号機に行く途中の坂とかで、見かけるようになった。犬かと思ったけど、犬より顔は長いし、明らかに尻尾が太い。

初めは近づくと逃げて寄ってこなかった。弁当の残りやパンを投げると、くわえて逃げた。離れた場所でほぼ同時に姿を見かけるので、みんなで「最低二匹はいる」って話してた。

昨年十二月ごろから、駐車場によく来るようになった。まず白っぽい毛のキツネが来るようになって、赤毛のも来るように。白毛を見なくなったと思ったら、ニュースで2号機にキツネがいたって映像が出てて、あいつだと思った。中は毎時一〇シーベルトとかめちゃくちゃ線量が高いけど、大丈夫なのか。みんな心配している。

それにしても、キツネが原子炉建屋に入れたということは、建屋に穴が開いているということ。中は高線量だというけど、穴が開いてて大丈夫なのだろうか。白毛は外に出られたのかな。また、元気な姿を見せてくれるといいな。 (聞き手・片山夏子)

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