2/20福島原発事故被災者に対する広島・長崎からのメッセージ(2/20毎日新聞と2/24朝日新聞)

先週は今中哲二氏講演会情報には載っていなかったが、やっとメディア記事となったようだ。

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広島)放射線被害にどう向き合うか 広島大公開講座

【朝日新聞デジタル(大隈崇)】2016年2月24日03時00分
http://www.asahi.com/articles/ASJ2N6604J2NPITB016.html

asahi160224_imanaka_hirishima写真・図版
広島から福島へのメッセージを語る大谷敬子研究員(中央)=広島市南区

広島大学の市民公開講座「福島原発事故被災者に対する広島・長崎からのメッセージ」が20日、広島市南区で開かれた。朝日新聞社が昨年実施した被爆70年アンケートの分析などをもとに、放射線被害との向き合い方を考えた。

講座では、同大原爆放射線医科学研究所の大谷敬子研究員が、5700人超の被爆者から回答を得た朝日新聞のアンケートの分析を報告。5年前の東京電力福島第一原発事故後、原発に反対する人が増えたことや、自分や子孫に健康不安があったり、原爆被害の風化に危機感を持っていたりする人が原発に反対する傾向が強いと示した。

同研究所の大瀧慈教授は、被爆と固形がんの関連性について語った。初期の放射線暴露ではなく、放射線微粒子を吸い込んだことによる内部被曝(ひばく)が主な原因だと主張。「広島ですら、内部被曝が主。福島の被曝線量は少ないから大丈夫だと軽々しく言われすぎている」と訴えた。

京都大原子炉実験所の今中哲二助教は福島の現状などについて報告。「余計な被曝はしない方がいいが、ある程度の被曝は避けられないことにどう折り合いをつけるか。確かな情報を提供し、判断を手伝うのが専門家の役目」と語った。(大隈崇)

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広島大学市民公開講座

2016-01-22 09:47:16 【ヒロシマ・セミパラチンスク・プロジェクト】
http://blog.goo.ne.jp/kazakhstan/e/f191de20dd0cfe7493c9509806aa6469

日時: 2016年2月20日(土)14:00~17:00

 福島原発事故被災者に対する

 広島・長崎からのメッセージ

場所:広島市南区民文化センター
広島大学市民公開講座(どなたでも参加できます。参加費無料)

プログラム
1)14:00~14:10 川野徳幸(広島大学平和科学研究センター)
開会にあたって
2) 14:10~14:50 大瀧 慈(広島大学原爆放射線医科学研究所)
広島被爆者における固形がんの発生状況
-被爆状況との関連性に焦点を当てて-
3)14:50~15:30 大谷敬子(広島大学原爆放射線医科学研究所)
被爆70年アンケート調査の結果報告
-原爆被爆者は原子力発電をどのように考えているのであろうか?-
休憩(15:30~15:40)
4)15:40~16:20 今中哲二(京都大学原子炉実験所)
福島原発事故被災の実態について
5)16:20~17:00 パネルディスカッション
Fukushima

電話:082-251-4120
http://www.cf.city.hiroshima.jp/minami-cs/
主催:、「原爆放射線医科学研究所計量生物分野」、「広島大学平和科学研究センター」

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子ども全国ニュースさんに毎日新聞の記事が掲載されていた。
http://kodomozenkoku-news.blogspot.jp/2016/02/blog-post_81.html

広島の科学者、福島語る きょう南区で市民公開講座 /広島

2016年2月20日 毎日新聞
http://mainichi.jp/articles/20160220/ddl/k34/040/636000c

東京電力福島第1原発事故から5年になるのを前に、「福島原発事故被災者に対する広島・長崎からのメッセージ」と題した広島大市民公開講座が20日、南 区民文化センターで開かれる。「初期放射線ばかり注目し、残留放射線の影響を無視してきた広島、長崎の研究は福島の力になれなかった」とじくじたる思いを 抱える広島の科学者が企画した。広島、長崎の被爆者や福島原発事故の被災者らと向き合い、研究を続けてきた科学者による講演やパネルディスカッションがあ る。

同大原爆放射線医科学研究所(原医研)計量生物分野などが主催。企画した大瀧慈教授(統計学)は、2010年に広島市や県が現行の援護対象区域の6倍で 「黒い雨」が降ったと示したアンケートの解析に携わった。大瀧教授はこれを機に、初期放射線による直接被爆では説明がつかない内部被ばくの影響に焦点を当 てた研究に携わるようになった。

研究に取り組み始めた矢先、福島原発事故が発生。直後から文部科学省による福島の土壌汚染調査プロジェクトに加わったが、「広島では限定した地域の調査しかなく、生かせる知見がなかった」と悔しい思いをした。「だからこそ、新しい研究に力を入れてきた」という。

公開講座では、大瀧教授が被爆者のガンの発生状況について、最新の研究成果を報告するほか、被爆者の原発に対する考え方や福島原発事故の実態について研究者らが語る。市民を交えたパネルディスカッションもある。

当日は午後2時〜同5時。参加費無料で申し込みは不要。大瀧教授は「原爆被害者の研究をしている者として、福島の人たちにどんな貢献ができるのか考えて きたが、ほとんどできていない。反省の意味も込めて、今回のテーマにした。気軽に来ていただければ」と話している。【加藤小夜】

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