5/14ミュージカル「いちごエクスプレス」-三田市-の記事【神戸新聞・産経新聞】清野さん

去年の秋フランシス・マヤさんと清野拓巳さんのチャリティーコンサートを聴きにいった時、清野さんから「いちご」のミュージカルの話をお聞きした。
その時、清野さんの仰った「新宮晋さん」というお名前を耳にしたとたん「あっ その方の曲を聴いたことがあります」と答えるあたり、私も本当に清野さんのギターが好きなんだなぁと思った。
「I can see the pond」という曲で、CD【Book Apple】に入っている(「Frogs and Hay」のひとつ前の曲)。

金曜夜フランシス・マヤさんと十三の「風まかせ」に行ったので「いちごエクスプレス」の話をしたら、彼女はこの絵本のことをご存知だった。どこかで誰かとつながっている不思議。

もちろん、隆祥館書店に この本 は注文した。

ひょっとしたら3.11前に高槻ジャズストリートにNEXT ORDERのメンバーとして演奏された清野さんのギターを、小出裕章さんがお聴きになったかもしれない、なんて想像もしてしまう。

 

==========

新宮晋さんが新作ミュージカル上演 三田で5月

http://www.kobe-np.co.jp/news/sanda/201602/0008831828.shtml
2016/2/24 05:30【神戸新聞NEXT】

新作ミュージカルについて語る新宮晋さん(左)と清野拓巳さん=三田市藍本

兵庫県三田市藍本を拠点として世界的に活躍する造形作家、新宮晋さん(78)は23日、県立有馬富士公園内「新宮晋 風のミュージアム」(尼寺)で5月14日に新作ミュージカル「いちごエクスプレス」を上演する、と発表した。基になったのは、1975年に新宮さんが初めて出版し、ベストセラーとなった絵本「いちご」。自然の中で育まれるイチゴを、音楽とともに描くユニークな作品になりそうだ。(神谷千晶)

新宮さんは「風ミュ実行委員会」委員長として、年2回、池の上に組む特設舞台での野外公演に取り組む。今回で3回目。

昨年5月、世界各地で親しまれる絵本「いちご」を愛読して育ったというギタリスト清野拓巳さん(47)=大阪府吹田市=と出会い、意気投合。舞台化を思い立つきっかけになった。清野さんは「小さなイチゴの中に全宇宙が含まれているような世界観」と評する。

新宮さんが演出と作詞などを担当。清野さんが音楽監督を務め、書き下ろし曲を仲間とともに生演奏する。池の外周約100メートルを走るミニ機関車、舞台上に浮かぶ大きなイチゴ型風船なども見どころ。大道芸人や西宮公同幼稚園の園児ら約60人が出演する。

「これまでで最も新宮色の濃い、奇抜な舞台になりそう」と笑う新宮さん。「僕にとってイチゴは自然や平和の象徴。子どもからお年寄りまで楽しめ、地球の素晴らしさを考えるきっかけになれば」と意気込んでいる。

午後2時開演。前売り一般3千円、小学生1500円。実行委TEL079・568・3764

 

風の彫刻家と天才ギタリストの不思議な縁 日本発の世界的な絵本がミュージカルに

2016.3.3 16:00更新 【産経新聞・正木利和のスポカル】
http://www.sankei.com/west/news/160303/wst1603030010-n1.html

.
絵本「いちご」に魅せられ新作ミュージカルの音楽監督を務めることになったギタリストの清野拓巳(右)。左は作者の新宮晋

1冊の本は、人生を変える力をもつ。

まあ、そこまでおおげさなものではないとしても、本が成長期の人間に与える影響力は大だ。

ギタリスト、清野拓巳(47)はこの春、あるイベントの音楽監督をつとめることになった。

それは、ある絵本にまつわる不思議な縁がきっかけだったのだという。

□    □

清野は大阪・吹田市に生まれた。ギターを手にしたのは13歳のとき。早くも2年の後にはライブハウスで活動を始めている。1993年に渡米、米国の現代音楽部門を専門とする名門、バークリー音楽大学演奏科に入学。在学中から自分のグループを率いて演奏活動を重ね、さまざまなセッションやレコーディングにも参加。

96年にはIAJE(国際ジャズ教育協会)主催の第23回ジャズフェスティバルにバークリー・オールスター・アンサンブルの一員として選出され個人賞を授与された。同年、バークリーを最優等で卒業、帰国後も精力的に国内外のミュージシャンとの共演を重ね、日米欧のレーベルから50枚以上のCDを発表している。

いわば、すごいキャリアをもつ天才ギタリストなのである。

その清野が、ことし5月14日に兵庫県三田市の県立有馬富士公園休養ゾーン「新宮晋 風のミュージアム」で行われる新作ミュージカルの音楽監督を務めることになったのは、1975年に出た「いちご」という絵本のせいだ。

もともと絵を描くことが好きな子だったのだが、ある日、母親が買ってきたこの本と初めて出会って衝撃を受けた。「この色彩、こんな色の絵本は見たことがない」

《私はいちごが大好きです。いちごは一口で食べられるほど小さいけれど大きな自然から生まれました。甘さも美しさもそしてきびしさもその中にあるのです》

その絵本をつくった人の名は「新宮晋」といった。

音楽を始めた後も、仲間たちにずっとこの絵本のことを話していた。それほどこの本が好きだったのである。

□    □

ギターをひくようになって、吹田市の市民ホールでコンサートに出るようになった高校生のときのこと。

ロビーに彫刻作品があった。その作品が妙に気になり、作者の名前を見て驚いた。

「新宮晋」とある。

「絵本作家」と「彫刻作家」が、そのときつながった。

その後、バークリーに入るためボストンに行ったときにも新宮の彫刻作品に出合い、卒業して帰国したときの関西空港でも新宮の彫刻が迎えてくれた。

大事なタイミングで何度も会った新宮作品に運命的なものを感じ、勝手にファンになって、絵本のイメージをもとにした曲をつくったりもしていたらしい。

清野にあこがれの人、新宮との接点ができたのは昨年のことだ。ドイツ人のトーマス・リーデルスハイマー監督が新宮を追ったドキュメンタリー映画、「ブリージング・アース 新宮晋の夢」が、地元の吹田で上映されることになった。このときに、舞台あいさつに立つ新宮のもとに、自分のCDを持って、会いに行ったのである。

その出会いが、長年にわたって世界中で読まれるようになった絵本「いちご」をもとにミュージカルをつくろう、と新宮に思いたたせるきっかけになった。

その後、78歳の新宮と、親子ほどに年の違う清野が夢を語りあいながら紡いでいったのが、新作ミュージカル「いちごエクスプレス」である。

新宮の彫刻作品が集まる「風のミュージアム」の水上ステージを舞台に、ドイツやスイス、スペインなどの人たち、大道芸人や幼稚園児ら総勢約80人が、音楽劇をくりひろげる。会場にはミニSLを走らせたり、大きなバルーンを上げたりと大がかりな仕掛けも用意されているらしい。

「40年あまり、ですか。長年にわたって子どもに影響を与えているんだから、責任がありますよね」

「いちご」の作者でミュージカルの演出を担当する新宮は言う。

「ほんとうに、この絵本が40年後、どうなるかなんて思ってもみなかった。絵本作家とは違いますから、作りたいものを作っているという感じなので。そうですね、ミュージカルを見た子がみんな清野さんのように育ってくれればな、と思います」

□    □

絵本から生まれたミュージカル「いちごエクスプレス」の詳細は以下の通り。

とき 14日午後時から

ところ 兵庫県立有馬富士公園休養ゾーン(三田市尼寺968)「新宮晋 風のミュージアム

アクセス 当日、JR三田駅北口から無料送迎バス運行 車利用の場合、中国自動車道「神戸三田」、舞鶴若狭自動車道「三田西」各インターより約20分

前売りチケット 芝生自由席・一般3000円(当日券3500円)、小学生1500円(同1800円) チケットぴあ[Pコード: 631883 / 0570-02-9999]

問い合わせは風ミュ実行委員会(電)079・568・3764 http://windmuseum.jp/

「新宮晋 風のミュージアム」(http://windmuseum.jp/)

正木利和
産経新聞文化部編集委員。大阪新聞から産経新聞社会部、運動部、部長を経て現職。運動部歴25年目となった一昨々年の秋、念願かなって美術担当に。好きなものは以下の通り。富岡鉄斎の絵、ジャランスリワヤの靴、よく墨のおりる端渓硯(たんけいけん)、勇敢なボクサー、寡黙な長距離走者、「水曜どうでしょう」について語り合うこと。当コラムは、スポーツの話題にときどきカルチャーを織り交ぜて、「スポカル」。以後、おみしりおきを。

ichigo

 

 

strawberry1-21  ←チラシ

 

広告
カテゴリー: ちたりた タグ: パーマリンク