★地震想定で島崎氏会談ヘ大飯の揺れ【6/15東京新聞】/「関電は過小評価」の島崎陳述書(テキスト)

「この前の金沢高裁はどんなんでしたか?」と上牧行動主催者(旦那様)にお聞きしていた件が、今日(6/16)会談が行われるはずだ。

奥様のターシャ夫人には季節のジャムをいっぱい差し入れて頂いたり、高槻アクションのO氏とは先月よく会社を休んで寝込んでいる時にお会いしたりしていたけれど、旦那様とは5/22以来お会いしていない。
もっともその夜から発熱してひどい状態に陥ったけど。
奥様に頂いたブラックベリーの生をEMを練り込んだバケツに黒砂糖をまぶして放り込んでいたらブツブツ発酵しだしてぶわっとエキスが出た。
そのエキスはミニサイズのブランデー瓶にて保管。いわゆる「フルーツ酵素」とかいう類のものだと思うが、ブラックベリーは初めて。残りはもちろんもっと発酵中。

ブラックベリーじゃなくて島崎陳述書とその後の経過についてだが、
この件に関しては「れんげ通信」さんが一番詳しい。
===============

★地震想定で島崎氏会談ヘ

2016年6月15日【東京新聞・朝刊】

原子力規制委員会は十四日、田中俊一委員長らが、原発の基準地震動(耐震設計で目安とする揺れの想定)の算出に使う計算式の問題点を指摘している前委員長代理の島崎邦彦東京大名誉教授(地震学)と会談して説明を聞く方針を明らかにした。会談日は十六日で調整している。

=====

6/6控訴審第25準備書面(島崎陳述書)

【福井から原発を止める裁判の会】
http://adieunpp.com/download&link3/kousai8/genjunbi25.pdf

=====

平成26年(ネ)第126号 大飯原発3,4号機運転差止請求控訴事件
一審原告 松田正外186名
一審被告 関西電力株式会社

控訴審第25準備書面
(島崎陳述書)
平成28年6月6日

名古屋高等裁判所金沢支部民事部第1部C1係 御中
一審原告ら訴訟代理人弁護士 佐藤辰弥
同              弁護士 笠原一告 ほか

島崎邦彦氏は,日本地球惑星科学連合学会2015年大会において,地震モーメントを活断層の情報から推定する場合,入倉・三宅(2001)の式を用いると過小評価となる可能性があることを指摘したところ(甲193),一審被告は,一審被告準備書面(28) 22頁以下において,島崎氏の上記指摘と,一審被告の断層モデルを用いた地震動の評価とが,無関係であるかのように主張している。

しかしながら,そのような一審被告の主張には理由がないことを,島崎氏自身が,御庁に宛てた陳述書(甲31 7) において明言している。

すなわち,この陳述書において島崎氏は,
① FO-A~FO-B~熊川|断層の断層幅や断層傾斜角についての一審被告の想定では,その「不確かさの考慮」まで踏まえても,入倉・三宅(2001)の式による地震モーメントの過小評価のおそれについての島崎氏の指摘の射程が及ぶこと

② 一審被告が言う「詳細な調査等」を実施していたとしても,入倉・三宅(2001)の式による過小評価のおそれは変わらないことを明確にしている。

島崎邦彦氏は,日本を代表する地震学者であるというだけでなく,平成26年9月に退任するまで,原子力規制委員会における地震関係分野担当の委員として,大飯原発をはじめとした数多くの原発の基準地震動の審査実務にたずさわった経験があり,一審被告等原子力事業者が言うところの「詳細な調査等」がどのようなものであるかを熟知している。その島崎氏が,入倉・三宅(2001)の式による地震モーメントの過小評価のおそれについての指摘の射程が,一審被告の基準地震動評価にまで及ぶことを明らかにした意義は大きい。
一審被告の基準地震動評価が不合理であることは,もはや明白である。

以上

===================

大飯の揺れ「関電は過小評価」 元規制委幹部が陳述書

2016年6月7日22時07分【朝日新聞デジタル】
http://www.asahi.com/articles/ASJ674HRRJ67PTIL013.html?ref=rss

関西電力大飯原発3、4号機(福井県)の運転差し止め訴訟の控訴審にからみ、新規制基準に基づく2基の審査のまとめ役だった元原子力規制委員会委員長代理の島崎邦彦氏(70)が、関電が地震の規模の算定に用いた手法を「過小評価となる可能性がある」とする陳述書を、名古屋高裁金沢支部に提出した。陳述書を依頼した原告側弁護団が7日、明らかにした。規制当局の元責任者が法廷で関電側に異論を挟む異例の展開になった。

島崎氏は地震学者で東大名誉教授。昨年の学会での講演などで、日本海の津波想定の見直しで国が採用した地震モーメント(規模)の評価手法について「(断層の条件によっては)過小評価の可能性がある」とし、他の手法より4分の1程度になる場合があると主張した。地震モーメントは想定される最大の揺れ「基準地震動」を決めるもとになる。

原告側はこれまでの審理で、関電が大飯原発の地震想定でも同じ手法を用いているとして、島崎氏の主張を証拠として書面で提出。関電側が大飯原発の基準地震動の評価と無関係と反論したため、島崎氏自らが「私の指摘の射程は(大飯原発にも)及ぶ」と今回の陳述書で再反論する形になった。

島崎氏は規制委が発足した2012年9月に委員長代理に就任。2年間の任期中、原発の新規制基準に基づく審査で専門家会合のまとめ役を務め、各原発で想定される基準地震動の見直しを求めた。関電は大飯3、4号機について当初の700ガルから同じ評価手法で震源の深さなどを変えて段階的に856ガルまで引き上げた。島崎氏は自民党などから「審査が厳しすぎる」と批判を受けた。14年9月に退任。大飯原発の基準地震動は1カ月後に856ガルで了承されたが、審査は今も続く。

一方、規制委の担当者は7日、取材に対し、関電の手法が過小評価する可能性や、断層の長さなど不確実な部分も織り込んだ上で、余裕を見て基準地震動を了承したと説明。「島崎氏の陳述書で想定される最大の揺れや審査そのものが揺らぐとは考えていない」と話した。

関電広報室は「断層の長さ、幅、傾斜角を把握した上で保守的に、国の地震調査研究推進本部で採用されている手法を用いて地震動を評価している。過小でない」とコメントを出した。

大飯3、4号機の運転差し止め訴訟は、福井県民らが12年11月に福井地裁に提訴し、14年5月に勝訴。関電側が名古屋高裁金沢支部に控訴し、今月8日に第8回口頭弁論がある。

広告
カテゴリー: 裁判 タグ: パーマリンク