6/18中学生俳人、ブログでつづる不登校「いじめから離れる」【朝日新聞デジタル】

たまたま先週の金曜は新聞をいくつも買うはめになり、昼休みにせっせと買いにいったら朝日新聞だけ売り切れていた。 それで夕刊を購入したらこの記事が載っていた。
最近、うちの検索の文言に小林凜君の名前がたびたび出現していたので、心配していた矢先のこと。でも全然驚かなかった。
不登校。学校が全てじゃないんだからそれで良いじゃない。大検受けたら良いじゃない。
以前中日新聞の特報を読んでから「才能豊かやから嫉妬されへんやろか」、「出る釘やから打たれてしまわれへんやろか」と、ずっと小林少年のことが心配だったけれど、
ランドセル俳人からもうすでに私小説作家になっていると思う。

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中学生俳人、ブログでつづる不登校「いじめから離れる」

【朝日新聞デジタル・宇佐美貴子】2016年6月18日08時51分
http://www.asahi.com/articles/ASJ6G5449J6GUCVL00T.html

写真
パソコンの前に座る小林凜さん=大阪府岸和田市

小学生の頃に朝日俳壇で頭角を現し、「ランドセル俳人」として注目された中学3年の小林凜(りん)さん(15)=大阪府岸和田市=が4月から、「不登校日記」と題したブログを始めた。いじめのつらさを俳句を作ることで乗り越えてきたが、昨年から不登校を選んだ。自作の俳句とともに、つらい体験も楽しい記憶も率直に書くことで、学校生活に苦しむ子に届くことを願う。

「いじめとは、自分よりも弱い者に対し、暴力や嫌がらせで快楽を得る犯罪」「教師が対処しないなら、取るべき行動は一つ。いじめの現場から離れること。それは決して逃げることではない」(ブログから)

凜さんは低出生体重児で生まれた。体が小さく、小学1年からいじめられた。ひどい時は自主休校し、自然観察からできた俳句を朝日俳壇に投句し、9歳で初入選。小学6年の時に出した句集は異例の売れ行きとなった。自分が認められたようでうれしいが、学校には行きたい。中学進学時は学区外を選んだ。

迷い来て野鳥も授業受ける夏」(朝日俳壇・2014年8月4日)

こんな情景はつかの間だった。中学でもいじめはあった。生き延びるために学校という「戦場と決別」し、昨年6月に自宅学習へ。その時の決意を「黄水仙一輪咲きで生きていく」と詠んだ。

吹っ切れた今は、毎日が忙しい。母(52)が出す教科の課題をこなし、動植物の世話は欠かさない。握力が弱くて苦手だった鉛筆書きのかわりに、天声人語を写してパソコン操作を覚えた。俳句だけだった表現手段が、思いをそのまま書けるようになり、ブログにつながった。昨年春からは教職員向けの雑誌に俳句の連載もしている。

月に数回更新するブログでは、「教師という人間も、学校という組織も理解できなかった」小学校の時のいじめ体験を、「冬蜘蛛が糸に絡まる受難かな」などの俳句とともにつづる。ブログに影響された短歌をツイッターにあげる読者もいて、反響は少しずつ広がる。「学校でしか経験できないことはある。できることなら行かせたかった」と話す母は、学校に代わる経験との出会いに期待する。

来年、義務教育は終わる。「不登校は暗いイメージだけど、僕を楽にしてくれた」と話す凜さん。未来のために、今を大事に生きている。

「不登校日記」は、 http://bookman.co.jp/tags/kobayashi-rin/  」(宇佐美貴子)

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