6/28【関電株主総会詳報(4終)】大阪市代理人「ギャンブル経営だ」「取締役、こんなにいっぱい必要ない」【産経WEST】 #関西電力株主総会

やっと河合弁護士登場しました。
映画「日本と原発」その3で放映していただきたい。

==================

【関電株主総会詳報(4終)】大阪市代理人「ギャンブル経営だ」「取締役、こんなにいっぱい必要ない」

http://www.sankei.com/west/news/160628/wst1606280055-n1.html
2016.6.28 15:23更新 【産経WEST】

関西電力の株主総会の様子を映すプレスルームのモニター。株主総会で発言する八木誠社長(中央)=28日午前、大阪市福島区の堂島リバーフォーラム(村本聡撮影)

森会長は報告事項に関する質疑を打ち切り、議案の審議に移った。

まず、「原発依存からの脱却、再生可能エネルギーを基礎とした電力システムの形成」を求める議案を出した女性株主が、趣旨を説明した。

「福島の事故はいまだ終結しておらず、原因の詳細も分かっていない。実に悲惨な状態。大津地裁の仮処分は、地元住民も(高浜原発の再稼働を)理解していないということ。再稼働したら新電力に切り替えると多くの人が言っている。ドイツでは原発からも化石燃料からも撤退する電力会社が出ている。省エネ、低電力社会に向けて、関電が培ってきた技術を活用してほしい」

その後も、脱原発を求める株主提案の説明が続いた。

女性株主「関電は地震大国日本に原発はいらないという国民過半数の世論に背いてきた」

男性株主「需要家(電力利用者)には値上げを求め、株主は配当ゼロ。我慢は限界。役員は甘い報酬を受け取る。一人ひとりが報酬額を明らかにすべだ」

特に、株主からは、高浜原発3、4号機が大津地裁の仮処分決定で再稼働できないことや、運転開始から40年以上たつ高浜原発1、2号機の再稼働まで2千億円の安全対策費がかかることで、「原発頼みの限界」を指摘する声が相次いだ。

ある女性株主は「再稼働の見通しが立たない一方、(経営陣は)『原発が競争力の源泉』といっている。数千億円も投資することが合理的な判断なのか。40年以上動かすことは非現実的で採算がとれない」と追及した。

別の女性株主は「自由化が進む中、原発があっては競争力が保てない。いつ再稼働するか分からない原発を経営から外してほしい。老朽原発に頼った経営は株主にとって許しがたい行為で、このままさらに時間を失うのか」と批判した。

その後、大阪市の代理人として河合弘之弁護士が提案説明に立った。

「あなた方は再稼働が必要と繰り返しているが、福島事故の恐ろしさ、深刻さに言及しない。首都圏を含む250キロ圏内が壊滅したかもしれない。原発は国を滅ぼすかもしれない、そういう恐ろしいものなんだと(経営陣は)考えない。あなた方は亡国の経営をしている」

 「関電だけが栄えていいのか。あなた方は今だけ、金だけ、自分だけ(よければいい)。これを念仏のようにいって、自分がそういう状態になっていないか、よく反省してほしい。原発が一つでも過酷事故を起こせば琵琶湖がやられる。琵琶湖の水を飲んでいる人が1500万人いる、その水源地をやれらる、それでいいんですか」

森会長が「説明時間を守ってください」と注意すると、「時間を守る前に命を守りましょう」と河合氏。「みなさんの方針は原発、裁判頼み。それなら弁護士に社長やってもらえばいいじゃないか。私が警告した通り、裁判所で(再稼働を)止められた。このリスクはこれからも続く

関電が大津地裁の異議審で新しい立証をせず、仮処分の執行停止の申し立てを却下されたことに触れ、

「あなた方は裁判頼みという割には、裁判に不熱心。異議審に勝つ見込みはほとんどなく、大阪高裁でも分からない。そこで勝っても何回も訴訟が起こってくる。あなた方は原発推進をしている限り、枕を高くして眠れない。数千億円の金をギャンブルに賭けている。ギャンブル経営だ」

また、取締役を現在の16人から10人に減らすよう求めた大阪市の提案を説明する際、河合氏はひな壇に並ぶ経営陣に対して、「取締役、こんなにいっぱい必要ない。こんな会社はない。スリムにし、意思決定を迅速にするのがビジネスの世界。あなた方は化石のような会社だ」と攻撃の手を緩めなかった。

すべての議案説明が終わった後も、一般株主の質問が続き、大半が脱原発を求める内容。森会長は質問を打ち切り、議案の採決に移った。会社提案の2議案を原案通り可決、株主提案の22議案はすべて否決した。総会は午後1時52分で終了。開催時間は3時間52分に及んだが、昨年(4時間24分)より約30分短かった。

広告
カテゴリー: 関西電力, 上牧行動 タグ: , パーマリンク