7/13地裁が良識貫いた 高浜差し止め維持 支援者の喜びと安堵【中日新聞・滋賀版】上牧行動主催者の「山本裁判長ありがとう」ノボリの記事

昨日(7/13)夕方にこの記事を知って、思わず上牧行動主催者に連絡した。

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地裁が良識貫いた

 高浜差し止め維持 支援者の喜びと安堵

2016年7月13日【中日新聞・滋賀版】朝刊31面

「裁判所の良識」「この動きを全国に」--。関西電力高浜原発3、4号機(福井県高浜町)の運転差し止め仮処分を維持した十二日の大津地裁決定に、地裁前では支援者ら五十人が喜びを分かち合った。

午後三時半すぎ、決定を待っていた支援者の前に、地裁から出てきた住民側弁護団が高々とこぶしを突き上げた。広げた垂れ幕に躍るのは「関西電力の異議を退ける」の文字。「よっしゃー」「やったー」。小雨に打たれながらも、支援者たちは両手をたたき、涙を浮かべ肩を寄せ合った。

「圧力に屈しなかった裁判所に、深く敬意を表したい」。弁護団の井戸謙一団長が、マイクを握った。

「周囲からは『一地裁の裁判官が国のエネルギー政策を左右していいのか』という暴言もあったが、大津地裁は判断を貫いた。今日の決定は、市民に後押しされた司法手続きで、動こうとする原発を一つずつ止めていく道筋になる」。井戸団長が力を込めると「山本善彦裁判長ありがとう」と書かれたのぼり旗が揺れた。

東京電力福島第一原発事故後、福島県南相馬市から家族と大津市内に避難している主婦青田恵子さん(六六)は「裁判所が優しさと良識を貫いた結果。琵琶湖を愛する滋賀県民の後押しも大きかった」と話した。

安堵の表情を浮かべたのは、熊本市出身で京都市伏見区で暮らす無職矢島哲夫さん(六六)。熊本地震では、友人の自宅が半壊。「大地震がいつ起こるか分からない日本で、原発を動かしてはいけない。この動きを全国に広めなければ」

歓喜の余韻の中、地裁近くでは報告集会が開かれ、弁護団からは、福島事故を踏まえた判断を評価する声が相次いだ。「司法の見事な決定に、政府は耳を傾け、受け止めてほしい。正義はわれにあり」。申立人代表の辻義則さんが支援者にこう宣言すると、この日一番の拍手が鳴り響いた。

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