7/26四国電力の伊方原発の再稼働8月中旬 ポンプ復旧で2週間遅れ【高知新聞】

四国電力の伊方原発の再稼働8月中旬 ポンプ復旧で2週間遅れ

2016.07.26 08:20【高知新聞】
https://www.kochinews.co.jp/article/37695/

四国電力は25日、原子炉内部を通る1次冷却水を循環させるポンプの不具合で再稼働時期が遅れている伊方原発3号機(愛媛県伊方町)について、復旧作業に1週間程度かかる見通しを示した。順調に進めば、再稼働は8月中旬とみられる。ポンプの不具合判明から既に1週間ほど経過しており、7月26日ごろの再稼働を目指していた全体工程は、当初の予定から2週間ほど遅れることになる。

四国電力によると、不具合は1次冷却水ポンプの調整運転中に判明。ポンプから漏れ出た洗浄用水の量が基準値を超えたため、17日に分解点検と水漏れを防ぐ部品の取り換えを決めた。作業員の被ばくや環境への放射能の影響はない、としている。

四国電力が25日に公表した点検結果によると、四国電力は12日に原子炉格納容器の耐圧検査を行った。その際、弁の開閉手順が適切でなかったため、過度の圧力がかかった部品の一部にずれが生じ、ポンプから水が漏れたという。

同様のポンプは3号機に3台ある。不具合のなかった2台についても、四国電力は「万全を期す」(広報担当者)として分解点検と部品交換することを決め、既に作業に着手している。また、耐圧検査の手順も見直すという。

広報担当者は「ポンプの復旧を優先し、その他の検査なども残っている。今の段階では(具体的な)再稼働時期の見通しは示せない」としている。

「再稼働認められぬ」 高知市で市民団体が四国電力に申し入れ

高知県内の労働組合や市民団体などでつくる「原発をなくし、自然エネルギーを推進する県民連絡会」は25日、伊方原発3号機(愛媛県伊方町)の早期再稼働を目指す四国電力に対し、再稼働に抗議する申し入れ書を提出した。

申し入れ書は、伊方原発の基準地震動(耐震設計の目安)を超える地震の発生を懸念。さらに「伊方原発の再稼働には何らの正当性・必要性はなく、断じて認められない…一刻も早い原発依存経営からの脱却を」と記している。

この日、「原発をなくし、自然エネルギーを推進する県民連絡会」のメンバーら約35人が、高知市本町4丁目の四国電力高知支店を訪問。建物の外で応対した林幹男広報課長に対し、外京ゆり共同代表が申し入れ書を手渡した。

その後、メンバーは四国電力高知支店前で「消費者をばかにするな」「企業の社会的正義を見せろ」などとマイクアピール。中央公園北口に移動し、再稼働に反対する集会を開いた。

広告
カテゴリー: 再稼働 パーマリンク