原発の危険性を訴え、研究を続ける今中哲二さん(65)【7/27東京新聞・朝刊・この人】/【8/1京都新聞・時のひと】

多分、署名記事の鮎川佳苗記者は共同通信社と思われる。
東京新聞でカットされている部分を京都新聞で読めるのがうれしい。

本来日本政府が飯舘村ですべきことを、やってくれないから今中さんがなさっておられる。
「記録を残していかなくてはいけない」と今中さんが仰るたびに、私は涙が出てしまう。

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原発の危険性を訴え、研究を続ける今中哲二さん(65)

2016年7月27日【東京新聞・朝刊・この人】2016年8月1日【京都新聞・時のひと】

imanakatkyo160727 京都大原子炉実験所に勤めながら、原発の危険性に声を上げ続けたグループ「熊取6人組」の最後の1人。助教として3月に定年退職した。

「まだやるべきことがある」。 研究員の立場で在籍して、東京電力福島第一原故の調査を続ける。

「こんなにひどいことをしでかした」。 5月末、福島県飯舘村。避難指示解除に向け放射線量を測りながら、そんな思いがこみ上げた。帰れずにいる多くの人々。「原子力をやってきた人間」として責任を感じずにはいられない。

福島の事故後、すぐに現地に向かい、線量を調べて公表した。以降、年10回ほど被災地に入り、調査を続ける。

広島市出身で、被爆者の母を持つ被爆2世。原爆の放射線量評価やチェルノブイリ事故の継続調査など、原子力の「負の側面」を見つめる研究を続けてきた。

福島では住民への説明会も開く。放射線の影響については比較的確かな知見もあれば、よく分からない点もある。「この線量で、私ならどうするか」「私の孫がいたらどうするか」という話もする。少しでも、判断の助けとなる情報を示したい。 (鮎川佳苗)

2016.7.27

--ここまでが東京新聞で、京都新聞はさらに続く---

話を聴いて良かったと言われることが励みだ。

体が動かなくなるまで続けるつもりだ。研究者に知識はあっても、人々が抱えた苦しみは本当には分からない。答えの出る問題ではないからこそ自分の言葉で話したい。「皆さんにそれなりに納得してもらう役割が私にはあると思うんだ」。

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