市民のための自由なラジオ LIGHT UP(2016/8/26) 望月衣塑子さんのお話、武器輸出と日本企業​のこと&小出先生 原発はテロ攻撃に耐えられない、本土の人間​はは安倍政権にもっと抵抗すべき

永岡です、市民のための自由なラジオ第22回、今週はジャーナリストの今西憲之の司会で東京の自由な隅田川スタジオから放送されました。今西さんの毎度おおきに、です。
8/10に、東大阪での火災による児童死亡事件が殺人と警察が認定して、二人を逮捕しても自然発火として無罪、大阪府警の取り調べが虚偽の証言をしたのに、マスコミはこれを触れず、これが情けないマスコミの現状かと今西さん紹介されました。
今週のゲストは東京新聞社会部記者の望月衣塑子(いそこ)さん、7月出版の武器輸出と日本企業(角川新書)の著者で、驚くべき日本企業と武器の関係について語られました。戦争がなくならないのは、答えの一つに武器産業の存在があり、武器の商売、軍事産業の舞台裏を望月さんが語られて、日本も無縁ではなく、また軍事産業の研究者、中小企業の方にも、加担することに葛藤があり、これについてのお話です。
日本は9条で戦争をしないと言っても、実は武器を介して戦争に参加しており、これを望月さん、立ちすくむ企業、メイドインジャパンの防衛装備品が紛争地に向かうというものであり、望月さんは事件記者として名をはせて、どうしてこういう本を書かれたか、事件記者で、各地の警察を取材、そして東京地検特捜部の担当で、日本歯科医師協会の闇献金問題、足利事件の取材、警察、検察回りは朝や夜にやったものの、子供が二人いて、夜や朝の取材はできなくなり、子供を産んで経済部に入り、当時の上司から、テーマを絞り込んで取材したらと言われて、二人目の出産後に、武器輸出をテーマに軍事問題に関わられて、身近にある大企業が武器を生産しており、取材されて、これまで武器は輸出せず、自衛隊用のもの、三菱重工、川崎重工業etcが参加して、しかし自衛隊の装備品を作り、武器輸出三原則、佐藤総理の決断で、武器輸出について、国際紛争には参加せず、2011年に民主党政権で緩和されて、2015年に防衛装備庁が出来て、これにより武器輸出が拡大されて、基本的に武器を輸出しないとしても、PKOなどで自衛隊が協力する際には、官房長官が特例でやると談話を出して、しかし自衛隊の防衛族や、経団連は武器輸出の解禁を求めており、もちろん儲けるためであり、経済的な恩恵&海外で武器の共同開発、武器の開発にコストがかかり、共同開発で参加して、海外の武器のレベルに日本が置いて行かれると国防族は思い、どこまで日本が通用するものを持っているのか、武器は実戦で性能は証明されず、それで日本の技術は実戦で証明されておらず、その結果、軍事産業が拡大する模様もあり、他方、望月さんの本で、企業人の迷いもあるとして、三菱重工の幹部は、武器商人と言われても、国防のためとして、川重も金儲けではなく国のためであると言い、しかしこれは建前で、できることならやりたくないのが、特に下請け企業の声があり、生産現場は戸惑い、ミサイルPAC2の現場だと、テロの標的にされる&有事の時に、自分の作ったものでやられる、軍事でやるには審査も厳しく、軍事以外で稼ぎたくても、他に道がないと言い、軍事産業は国防のためと言うものの、実際は潜水艦の輸出で、これは極秘技術の塊であり、鋳物の技術が軍事用途になり、潜水艦の音を消す技術は特許を取らない(特許を取って技術が公開されると困る)、これほど軍事産業の秘密は強く、それでも国は軍需産業の拡大を狙っているのです。

LIGHT UPジャーナル、今週は小出先生のお話です。番組司会の木内みどりさんが、原発とテロについて小出先生にお電話で聞かれたものが取り上げられます。
テロ攻撃が原発にあった場合、特定重大事故等対処施設(特重施設)について、原発が猛烈な危険を抱えているのは福島事故でわかり、戦争時に相手の国に原爆を落とすより、その国の原発を攻撃した方が手っ取り早く、それで日本政府は原発が敵に攻撃された時に考えざるを得ず、しかし防ぎ様はなく、政府は要するに方便で、原発が攻撃されても大丈夫と詭弁を弄しているものであり、要するに竹やりでB29に立ち向かうと言うのと同じであり、木内さん、国会で山本太郎氏が川内原発を攻撃されたらと質問しても、政府は答えられずであり、しかし安倍総理は戦争準備法案をでっちあげて、あの国から攻撃されたらとありもしない仮定を山ほど積み上げたのに、山本太郎氏の追及には、仮定の質問に答えられない!として、小出先生はご都合主義に唖然であり、それでこんな方便、詭弁を弄して、原発を守っているという大義名分で、例えば高浜が新規制基準で認められても、裁判で止まり、しかし高浜は再稼働の条件に2020年にこの特重施設を作る必要があるのに、いくらやってもできない!もので、木内さんも聞いてもわからないし、そして伊方は再稼働させられたが、河合弁護士は反対しないともっと再稼働させられた、反対運動は大切と言われたことについて、小出先生、原発は17カ所58基作られたが、逆に言うと各地の住民の抵抗で58基で止まったものであり、住民の抵抗で止めたところもあり、一つ一つ抵抗してさせないことが必要で、沖縄の高江でも安倍政権はムチャクチャをやるのに、沖縄の人たちは大変な抵抗をして頑張っており、小出先生も沖縄の人たちはすごいが、しかし本土はもっと腹を据えて闘うべきと小出先生締めくくられました。
(永岡注:安倍政権は中国、北朝鮮の脅威と言い、古くから自民党はソ連の脅威と言っていましたが、しかしあんなたくさんの原発を日本海側に建てて、国防も何もあったものではなく、要するにソ連も中国も北朝鮮も日本を攻撃することはないと自民党は思うから、たくさんの原発を建てている面はあるのです)

そして本日午後、鹿児島県の三反園知事が、九州電力に川内の停止を要請です!
http://www.kobe-np.co.jp/news/zenkoku/compact/201608/0009426575.shtm

ここで音楽、7/7に永六輔さんが亡くなられて、作詞家、戦争に抗された永さんの作詞の名曲、見あげてごらん夜の空を、坂本九さんの歌によるものです。これはyou tubeにありました。

望月さんの、後半のお話、前半に日本企業の武器生産、輸出のお話で、ナショナル企業がデュアルユースと言うもの、つまり民生用と軍事用両方に使えるものであり、冷戦後の軍縮でクリントン政権が軍事技術を民間利用するかで、しかし日本は逆で、民生技術を軍事用に転用するものであり、国家戦略でも重要なもので、防衛大綱で、民間、大学の技術を軍事利用することになり、今西さんもこれは不安と言われて、望月さん、防衛庁が3年で3900万出して、防衛整備庁の欲しい技術を開発し、今まで軍事利用のための技術を公募することはなく、大学や日本学術会議でも戸惑っており、今西さん、原発もこうして技術を下請けで原発賛成にするものを増やしており、軍事技術も武器輸出をなしくずしを危惧されて、望月さん、これは防衛装備庁は民間に手を挙げてほしく、大学は軍事技術に加担することと一線を画すものがまだあると言われて、その中で新潟大学は新たな制度に応募しないとしており、新潟大はこの制度を認めるのかという教員の声により、まずはこの制度に応募しないとして、軍事研究を大学でしないと付け加えており、副学長の高橋さんは、優秀な技術ほど軍事に利用させられて、うちの大学で軍事研究をやらないとしており、他方軍事研究をしたら大学もテロの標的にされて、デュアルユースについて、望月さん取材されて、中にはロボットの研究をされている中、水中の通信で資源探査としても、防衛整備庁だと軍事利用になり、どこまで軍事利用を許容するか、自分で想定するものより別のものに悪用されたら心苦しく、それで文句を言いたいともして、しかし加担したくなくても、資金を出してくれるところはなかなかなく、非軍事で資金を集めるのは難しく、軍事研究以外でどう資金を集めるか、防衛整備庁でデュアルユースでは、軍事利用に悪用されないかというものがあり、今西さんもこれはちゃんとした規定が必要と言われました。
日本企業による武器輸出はどこまで進んでいるのか、PKO、国連の民生仕様(油圧ポンプ、化学防護服)を超えて、イギリスの開発しているミサイル技術、日本が目標を探査して当てる技術を開発しており、これで今は被害者は出ていないが、日本が世界の軍事戦略に組み込まれることになり、今西さん、日本が武器を輸出し、メイドインジャパンの武器で人が殺される危惧がある、すでに殺されているかもと言われて、望月さん、昨年アメリカがカタールに輸出するPAC3の部品、アメリカの作っていたものを、日本がライセンスをもらい作り、これはアメリカのライセンスで許可されて、装備3原則に最初にかかり、アメリカは武器管理しているから大丈夫というのは、現実にカタールに売ったらそれ以降は責任は持てず、アメリカがしっかりしているという詭弁は、それ以降を考えず、アメリカの軍事産業にかかわると、結局 日本は戦争に加担することになり、原発の輸出も同じ、輸出している企業が追うリスクは、インドに輸出すると言っても、事故は売った企業の責任で、企業は政府の意向より、自分のリスクを考えて慎重にな り、原発は核を使うので、いずれ核兵器の技術になると今西さんも言われて、そして今西さん、12歳のパ キスタンの少女ナビラさんとの出会い、家族がパキスタンで牧草の刈り入れの際に、アメリカの無人偵察 機、タリバンを狙ったものが、ナビラさんの家族が狙われて、無人探査機で、平和は訪れないと言うため に日本に来られて、支援者の宮田さんと一緒に発言して、アメリカを中心とした多国籍軍は、パキスタン を分断するもので、無人攻撃機でテロを増やしてしまい、そのお金で教育に投資して、パキスタンを救う べきと言われており、今西さん、こういう声を聞くと、日本政府が商売のために人殺し、原発でやってい いのかと言われて、高いハードルを課して、金儲けのために人殺しもいいわけはないと言われて、望月さ ん、憎しみの連鎖で、結局にアメリカにもツケが来るもので、イスラム国もこうしてできたもので、武器 輸出三原則で、日本は戦争に加担しない70年の矜持があり、戦争に加担しない姿勢があり、これは世界的にも稀で、望月さんも子を持つ身として、日本の武器が世界で子供を殺し、武器を輸出して、そして世界は平和にならないと言われました。

今週のお話、今西さん、望月さんと検察取材もされて、再審無罪の判決が出る半面、甘利元大臣は追及せず、検察に疑問で、望月さん、かつては検察の捜査を知っていて、かつてのやり方に問題があり、検察 不祥事以降、特捜部が脳死状態で、政治家をチェックする特捜部に戻ってほしいと言われて、しかし今西さんは検察が政権を応援していると締めくくられました。以上、今週の自由なラジオでした、来週は木内みどりさんの司会で放送されます。

『武器輸出と日本企業』 角川新書

http://store.kadokawa.co.jp/shop/g/g321601000760/

著者:望月 衣塑子

定価: 864円(税込み)

発売日:2016年07月10日

「武器輸出三原則」が見直された。防衛省は法令を検討するなど前のめりだが、防衛企業は足踏みのところも多い。技術流出のリスク、見えない敵への恐れ、ビジネスとしての旨み……知られざる現状をレポートする。

森達也氏(映画監督・作家・明治大学特任教授)推薦

「読み終えて言葉を失う。

人類はなぜ戦争を止められないのか。
その大きな理由の一つがここにある。
そしてこの理由は、今の日本がどの方向に
進もうと知るかを明確に示している。

勇気ある一冊だ。」

ISBN コード : 9784040820866
KADOKAWA/角川書店
サイズ : 新書判

●望月 衣塑子:1975年、東京都生まれ。東京新聞社会部記者。慶応義塾大学法学部卒業後、東京新聞に入社。千葉、横浜、埼玉の各県警、東京地検特捜部などで事件を中心に取材する。2004年、日本歯科医師連盟のヤミ献金疑惑の一連の報道をスクープし、自民党と医療業界の利権構造の闇を暴く。また09年には足利事件の再審開始決定をスクープする。東京地裁・高裁での裁判担当、経済部記者などを経て、現在は社会部遊軍記者。防衛省の武器輸出政策、軍学共同などをメインに取材している。二児の母。趣味は子どもと遊ぶこと。

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