市民のための自由なラジオ(2016/9/​2) 原サチコさんのお話 ドイツと日本の違い、論議するドイツと群れ​会う日本&小出先生 核廃物は処置なしのこと

永岡です、市民のための自由なラジオ、今週は女優の木内みどりさんの司会で自由な隅田川スタジオか ら放送されました。木内みどりの指さし確認です。暑い中木内さん収録です。

このところ木内さんは朗読を続けておられて、ドイツの演劇の日本語訳の朗読劇をされて、丸木美術館、原爆の絵でのおこり地蔵、反骨の画家によるものも朗読されて、敗戦の日もリーディングであり、今週のゲストは女優の原サチコさん、ドイツの演劇界で活躍されて、ドイツはナチスの台頭を許したことへの反省から戦後出発し、翻って日本はどうなのか、です。

前半のお話、原さん、ドイツでの演劇で活躍される女優は他にもおられても、ドイツの公立劇場で働かれるのは原さんのみ、15年ドイツ語圏で働かれて、劇場が俳優、舞台装置を持つもので、トップが演目などを決めて、劇場の作る演目であり、ドイツに150の都市で劇場があり、国立ではなく公立、州、市が運営して、公的な予算が、大きいとオペラハウス、ストレートプレイ、オペラと並んで、演劇は市民の楽しみで、日本と異なり、日本だと舞台演劇を見た人は少なく、ある市長(H下さん)など文楽は要らないとする始末であり、原さん、ドイツの演劇への公的な援助は世界でも稀で、他の国だと大変であり、木内さん、2006年にドイツ演劇の作品をみんなに伝えようと言うものに出られて、様々な役者さんと4人でされて、その際に原さんと会われて、その際の日本での評判は真っ二つ、そして2016年、ロッコダーソーという舞台、原さんがハンブルクで上演しており、2,3か月に1回公演しているのです。

ルネ・ポレシュさんという方が舞台を作られて、主役も物語もなく、みんなが当たり前と思うことを疑ってかかり、ハムレットはたくさんの方が演じるが、ハムレットを生身の人間、役者がどうして演じるのか、ポレシュさんにはこれが大事で、古典演劇ではなく、役者さんと話し合い、どういう裏側があり、何の悩みがあるのか、徹底的に追及を、それもエンタメ志向、笑いも入れてやり、役者さんもプロンプターでセリフを覚えずに済み、そんな演劇は他の国にはなく、演技力は要らず、いかに自分が考えて、自分の考えでせりふを言うかであり、それが醍醐味であり、そこに行くにはベテランの俳優さんがむしろ大変で、演技をしたらだめであり、自分自身でいてくれ、というものであり、それが難しく、舞台に観客に向かって言うのは、ポレシュさん、哲学者などの観念的なことで語るので面白く、感情移入してはいけない、感情でやるのではなく、思考でそれに賛否ではなく、考える演劇は日本にはなく、ポレシュさんの作品、優秀な俳優での組み合わせであり、その中でスパイラル状に解け合って、一つの脳になり、原発も様々な意見があるものの、同じ2016年を生きている人々が一つの脳になったら、木内さん平和になる、争いは止めようとなると言われて、原さんみんなが違うと認め合う社会が要り、そのために意見を言う必要があり、それでソリューションが得られて、舞台を観ることにより、その場で結論は出ないが、言い合って意見を交わすべきであり、木内さん、日本だと意見を言う、議論することはないと言われて、それをしたら感情的になり、そこがドイツは異なると言われました。

LIGHT UPジャーナル、今週は元京都大学原子炉実験所の小出先生のお話です。原発から出る核のゴミについてのお話です。

核のゴミとは何か、原発をやってしまい、エネルギー源はウランを核分裂させて、するとウランの放射能が1億倍になってしまい、この放射能をどう始末したらいいか、原発を始めたころから無毒化の研究がなされて、しかし人間には放射能を消す力はなく、核のゴミ、これを危険のない状態にする仕事が求められて、核廃物のことは、人類が原子炉をマンハッタン計画でプルトニウムを得るために作り、その時から原子炉を動かすと大変になるとわかっていたのに、それから74年経っても放射能の無毒化は不可能であり、どこかに隔離するしかなく、人里離れたところに捨てる方向で、ロケットで宇宙へ飛ばすのは失敗したらアウト、深海、南極も国際条約で禁じられて、それで日本のどこかに捨てるしかなく、8/9に経産省は最終処分地の基準を判断すると言うものの、世界一の地震国、火山国の日本で核廃物の処分地はなく、地震は予知できず、火山も予知できず、地震も火山も日本で無数に起こり、安全に捨てられる場所はなく、木内さん日本の政府は勝手と言われて、それで、政府にて日本列島で核廃物を捨てるところを地元の意図を無視して決めるのはムチャクチャであり、地下に埋めたとしても10万~100万年!安全に保管する必要があり、人類がいるのか?わからず、日本という国など残っているはずはなく、保障される科学はないのに、この始末、無理やりどこかに押し付けるのはとんでもないことなのです。

原さんも参加されて、原さんも脱原発、官邸前にも行かれて、ドイツにはハーメルンの原発にグリーンピースの方に招かれて行かれて、広島サロンをされてのものであり、ハノーファーの州の劇場で、ハノーファーと広島は友好都市で、周りのドイツの方は広島が姉妹都市と知る人は少なく、一人の被爆者の方が懸け橋となって広島サロンを始めて、福島事故前からやって、そして福島事故であり、ドイツ人はこれを関連つけて考えるものであり、ドイツ人は広島、長崎を経た日本がなぜそんなに原発を作ったのかと言われて、そして木内さんの原発に対するアクションも反応されて、ハーメルンのサロンも参加されて、その際に原発に行かれたら、美しい田園風景の中に原発がある異様な世界で、そこはサイクリングコース、原発さえなければ最高の風景なのに、ハーメルンの原発はドイツ最古、外からも建物は老朽化しており、グリーンピースの方は、メルケル氏の脱原発では遅く、もっと早く廃炉にと活動されて、この活動に小出先生も敬意を表されて、原さん、福島の皆さんの思いをドイツに伝えておられるのです。

原さんも活動されて、政府、大手マスコミのやれないことをされているのです、以上、今週の小出先生のお話でした。

ここで音楽、ビートルズの曲、木内さんは15歳の時に、イギリス出張に行かれた叔父のお土産のレコード、HELP、HELPは助けてであり、そこからビートルズにはまられて、ストロベリーフィールズフォーエヴァー、リバプールの戦争孤児の家のことです。これは、daily motion動画にありました。

後半のお話、原さんの舞台写真は画期的、斬新と木内さん言われて、日本での人気のある舞台は人気のある女優、ジャニーズ系の人が出ると売り切れで演目は二の次であり、そこで原さんの、ドイツでの舞台は自分の意見を伝えて、相手の意見も聞くものであり、これは日本人は意見の交換をせず、原さん99年からドイツで活躍、最初は稽古場は怖く、日本だと演出家の意見を聞いてやるものであり、しかしドイツだと稽古場はディスカッションの場であり、こうしたらいいという、俳優一人一人が演出プランをディスカッションして、納得しないと稽古に行かないもので、日本では個人はなく、みんなと同じが要求されて、極端だと女性は自分の意見を言わなくていい、女性が脱原発を語ることもタブーとする傾向もあると木内さん言われて、原さんドイツだと空気を読むことはなく、意見をストレートに言う方が好まれて、原さんはお子さんをドイツで教育し、学校でディスカッションの仕方が最初に教えられるのに驚かれて、小学校から一人一人意見が異なるので、聴く耳を持ち話し合い、個人的に取らないでとドイツではいい、あなたを攻撃しているのではなく、個人的に反対されるのはなく、感情ではなく、考えでのディスカッションであり、反応して傷つくのは無意味で、人格は否定されず、それによりこう思うというディスカッションを楽しみ、これがドイツで生きることの意味であり、これなしでドイツは成り立たない。

ドイツはナチス、ヒトラーに傾倒してしまい、これをなぜこうなったかを検証、学習しているのが日本とドイツの違いで、ドイツはみんなと同じ方向を向くと言うのは否定されて、誰かがリーダーで独裁、にはドイツは敏感であり、考えもなく誰かに従うことは否定されて、本当に危険だというセンサーがあり、木内さんは小学校で、右向け右が嫌いと言われて、これが木内さんの人生で何より大きく、原さんはお子さんがウィーン、ハンブルクの学校に行き、そして日本の学校に体験入学して、朝礼で右向け右、手足を揃えて行進には驚き、そんな軍隊みたいなことはドイツではなく、ドイツでは個々を大切にして、それでやっており、原さんもドイツには最初なじめず、みんなと一緒、ドイツでの私は私にはなじめず、しかしドイツ語だと私(Ich)が必須と言われて、木内さん、日本に主語はなく、過ちは繰り返さないのはだれか、戦争で、誰が悪かったのか検証せず、敗戦を終戦と言い、福島事故も危ないと警告していた人がいたのに誰が、どこが悪かったか明確にされず、原さん、Ichという主語がドイツでは必要と言う意味、ドイツ語で語られて、原さんのお友達に聞いてもらえるように、ドイツ語による、ドイツではこれだけでもわかるもので、原さんが日本でラジオ番組にて話したことをドイツの人にも知ってもらいたく、原さん、ハンブルクはベルリンに次ぐドイツで2番目の駅で、シャウシュピールハウスがあり、シリア難民を劇場で受け入れて、難民の方を泊めてあげており、去年2015/9~12月には何千人の難民が、ハンブルクは乗換駅であり、スウェーデン、ノルウェーに行くために来て、難民は野宿するのを、中央駅のロビーで難民の方、お子さんのいる家族を泊めてあげて、インテンダント(劇場支配人)が許可を与えて、困難にある人を支援する、当たり前のことをしており、ドイツだとやらない理由はなく、駅に毎晩ボランティアが来られて、日本は島国、単一民族に近く、自分さえよければいい、原発事故を起こして海を汚して、ファシズムに走る政権を止められず、この日本を世界がどう見ているか、日本人は世界的な観点で見るべきであり、原さん、若い人は一度海外に住んで、外から日本を見て、世界では日本の常識は通じず、地球を守るために、日本は変わるべきであり、エコ、原発でも、日本ではなく、世界を守る、環境問題にも、世界的な視点で見て見るべきで、留学など、外から見て、旅行ではなく、外国人の中で暮らして、外国の方がどんな視点で見ているのかを、原さん見て見るべきと締めくくられました。以上、原さんのお話でした。

今週の自由なラジオ、原さんの話はもっと木内さん聞きたいと締めくくられました。来週はおしどりマコさんケンさんの司会で放送されます。

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