9/19大阪、長野、長崎、大分の安保法反対抗議デモ【東京・中日・信濃毎日・毎日・朝日・長崎】写真つき

 

安保法「反対し続ける」 成立1年、全国で抗議デモ

2016年9月19日 19時15分【東京新聞・社会】

安全保障関連法成立から1年となった19日、市民団体が国会前で大規模な反対集会を開いた。主催者発表で約2万3千人が集まり、参加者は雨の中、「廃止するまで諦めない」「みんなの力で憲法を守ろう」などと声を張り上げた。一斉行動も呼び掛け、各地でデモや集会が実施された。

国会前は「戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会」が主催。6歳の娘を連れて東京都板橋区から参加した障害者施設職員山内朋子さん(40)は「安保法への関心が薄くなってきているが、成立1年で国会前に抗議に行ったよと周囲に話をしようと思い、参加した。関心を持ち続けたい」と話した。

(共同)

大阪市で開かれた集会で、ボードを掲げ安保関連法の廃止を訴える人たち=19日午後

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「平和憲法守れ」訴え続く 安保法1年、廃止求めデモ

【中日新聞・一面】2016年9月20日 朝刊
http://www.chunichi.co.jp/article/front/list/CK2016092002000081.html

集団的自衛権の行使容認を柱とする安全保障関連法の成立から一年となった十九日、国会前で安保法廃止を求めるデモがあり、二万三千人(主催者発表)が集まる中、市民団体メンバーや野党幹部が次々スピーチし、参加者たちは「戦争する国、絶対反対」などと抗議の声を上げた。東海地方でも、雨が降る街頭で声が上がった。

名古屋・栄の白川公園には約二千人(主催者発表)が集まった。主催団体は、安保法成立時から毎月十九日に集会を開催。節目のこの日は、主催団体の共同代表の中谷雄二弁護士が「声を上げてきたが、政権は無視を続けている」とこの一年を振り返り、「戦争の危険が目前に迫っていることをこれからも訴える」と強調した。

参加者らは引き続き、「戦争法廃止」などと声を上げながら、繁華街を一キロ超にわたってデモ行進した。

同じ名古屋・栄では、愛知県内の母親らでつくる「全国ネットママの会@愛知」の十五人も街頭に。法成立時は大きかったデモへの共感が時がたつにつれて薄らいできたと感じており、若い母親を中心に再び関心を集めようと「マジ日本ヤバくない?」など、くだけた表現を使ったチラシを通行人に配りながら「改憲が間近になってきてしまいました」と危機感も伝えた。

「平和憲法を守れ」「戦争法廃止」のステッカーを掲げ、五十人がアピールしたのは三重県松阪市のJR松阪駅前。同市宮町の主婦竹田房子さん(69)は「一年前の強行採決は認められない。三人の孫のためにも絶対に安保法はなくさないと」と話した。

岐阜県多治見市のJR多治見駅前広場も市民ら約七十人が集まった。集会の主催団体代表の福田静夫さん(84)は「自衛隊予算は増えているのに福祉予算は削られている。命を軽んじ、戦争に巻き込まれることがあってはならない」と主張。集会の後、参加者らは近くの市役所駅北庁舎前の歩道に並び、「戦争あかん!!」「アベ政治を許さない」と訴えたプラカードを掲げた。

 

安保法制1年、県内でも反対の声 各地でデモや集会

【中日新聞・長野】2016年9月20日
http://www.chunichi.co.jp/article/nagano/20160920/CK2016092002000018.html

自作のプラカードを持って歩道に立つ参加者たち=阿智村で
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集団的自衛権の行使容認を柱とした安全保障関連法の成立から一年の節目となった十九日、法案廃止などを訴える集会やデモ行進が県内各地で繰り広げられた。

松本市のJR松本駅周辺では、市民ら約二百五十人が「命を守ろう、子どもを守ろう」などとシュプレヒコールを上げながら約二キロの道のりを練り歩いた。市民団体「戦争をさせない1000人委員会・まつもと」などが主催。デモ出発前の集会で、同会発起人の西村忠彦さん(86)が「大きな犠牲を払って手にした立憲主義、日本国憲法をないがしろにした強行採決で制定された安保法制を断じて許すことはできない」と呼び掛けた。

飯田市では「戦争をさせない千人委員会・飯田下伊那」などが呼び掛け、約百五十人が市街地を歩きながら声を上げた。「憲法九条を守り広めるあちの会」の原佐代子さん(69)=阿智村智里=は「平和の危機が訪れている。絶対に防がなければいけない」と語った。

飯田市でも安保関連法制廃止を力強く訴える参加者たち
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岡谷市では、市内の九条の会など八団体でつくるグループ「安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める岡谷市民連合」がアピール集会を開き、会場の公園に共産党参院議員や野党各党の支持者ら約六十人が集まった。世話人の伊藤政美さん(76)は「安倍政権はものすごい暴走を始めた。戦争法の危険と、憲法九条を変えようとする狙いを、市民に広く伝えていく運動をしていかなければならない」と呼び掛けた。

阿智村では「戦争やめまい☆阿智の会」の会員ら約二十人が春日交差点付近に立ち、「戦争法廃止」などと書かれた自作のプラカードを掲げて通行車両に訴えた。事務局の市川勝彦さん(63)は「満蒙(まんもう)開拓で苦しんだ下伊那から再び戦争に行かせることは避けないと。廃止まで続ける」と話した。

(水田百合子、牧野良実、中沢稔之、服部桃)

 

県内や国会前、抗議活動 安保法成立1年

9月20日【信濃毎日新聞】
http://www.shinmai.co.jp/news/nagano/20160920/KT160919FTI090010000.php

sinano160920成立から1年となった安保関連法に抗議して長野市内で行われたデモ行進=19日、同市の新田町交差点

戦後の安全保障政策を転換する安全保障関連法の成立から1年となった19日、県内各地で集会やデモなどの抗議活動が行われた。多くの会場で集団的自衛権の行使を認めた同法を「憲法違反」と批判。憲法改正論議も見据え、参加者は今後も安保関連法への異議を唱え続けようと呼び掛けた。

長野市の上千歳広場では、市民有志らでつくる実行委員会が開いた集会に約230人が参加。リレースピーチで「強行採決の悔しさを忘れない」「自衛隊員の命が危険にさらされている」と訴えた後、プラカードを手に市街地をデモ行進した。

松本市の松本駅前では、市民有志らの実行委員会が反対集会を開催。市内外から約250人が集まり、デモ行進もあった。佐久市で同法廃止を求めた集会には約200人が参加した。

諏訪地方5市町では「9・19を忘れない集会IN諏訪地域」と銘打った街頭活動を展開。下伊那郡阿智村でも住民らが国道沿いに立って同法廃止を訴えるなど、町村部も含めて幅広い地域で抗議活動が繰り広げられた。

国会前でも市民団体が大規模な反対集会を開催。主催者発表で約2万3千人が集まり、参加者は雨の中、「廃止するまで諦めない」「みんなの力で憲法を守ろう」などと声を張り上げた。

(9月20日)

 

安保法成立1年  廃止、諦めない…各地で抗議集会

http://mainichi.jp/articles/20160920/k00/00m/040/023000c
毎日新聞2016年9月19日 19時09分(最終更新 9月20日 00時03分)

安全保障関連法の成立から1年がたち、国会議事堂(左奥)近くでの抗議行動に雨の中でも集まる人たち(右)。左は警戒する警官らと報道陣=東京都千代田区で2016年9月19日午後4時31分、山本晋撮影

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安全保障関連法の成立から1年となった19日、国会前で抗議集会が開かれ、市民らが「みんなで憲法守ろう」「廃止まで諦めない」と反対の声を上げた。成立後、日本の安全保障環境は厳しさを増し、自衛隊の新任務である駆け付け警護の付与も秒読み段階だが、安保法制を巡る安倍政権への批判はやんでいない。【山崎征克、柳澤一男】

 

◇「受け入れ、修正の過程」…専門家指摘も

雨の中で「自衛隊員の命守ろう」というプラカードも見える。主催団体によると、参加者は約2万3000人で、この日全国400カ所以上で抗議行動があったという。

国会前には野党の国会議員も姿を見せた。民進の岡田克也前代表は「憲法違反の法律は何年たっても憲法違反。それを廃止するのが国会の仕事だ」と訴えた。また、憲法学者の清水雅彦・日体大教授は「9割の研究者が違憲と考えた。どう考えても憲法に反しているのに、それが分からない首相は早く退いてほしい」と力を込めた。

参加者からは、安保法制の違憲性だけでなく、拡大した自衛隊活動や安倍政権の姿勢自体への疑問や不安の声が相次いだ。

千葉市稲毛区の無職、菅原軍次さん(73)は「海外で軍事力を行使すれば、必ず報復の標的にされる」と心配した。千葉県柏市の会社員、鬼木大輔さん(30)は「福島の原発事故で考え方が変わった。原発再稼働も安保も数の力で進める安倍政治にノーと言いたい」。埼玉県ふじみ野市の団体職員、武田梨華さん(38)は「消費増税など生活への負担は大きくなっているのに社会保障の充実は感じない。人に優しい政治を」と望んだ。

一方、各地で展開されたデモの参加者について「安保法制にやみくもに反対しているわけではない」と見る専門家もいる。

日本大危機管理学部の福田充教授は昨年の安保関連法成立前、研究室で参加者約400人にアンケートを実施した。大部分が「審議がしっかりなされていない」とする一方で、20代までの80%(30代以上の66%)が「日本一国で平和の維持は困難」と感じ、67%(同37%)が「世界情勢に合わせて安保政策も変わっていくべきだ」と答えた。

福田さんは「政府は説明責任を十分に果たさず、数の力で押し切った。安保法制には問題点もある」と指摘。その上で、日本人が犠牲になったバングラデシュでのテロや、北朝鮮が繰り返す核実験やミサイル発射などを踏まえ、「国際情勢を国民は冷静に見ている。夏の参院選でも与党が勝利した。今は社会が時間をかけて安保法制を受け入れ、修正していく過程にある」と分析する。

 

安保法廃止訴え、各地で集会 成立1年、危機感と模索と

http://www.asahi.com/articles/ASJ9M54BHJ9MPTIL00G.html
【朝日新聞デジタル・花房吾早子 保坂知晃】2016年9月20日05時08分

写真・図版
集会を開き安保関連法の廃止を訴える市民ら=19日午後、大阪市西区、筋野健太撮影

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安全保障関連法の成立から1年がたった19日、安保法廃止を求める集会が大阪市西区の靱公園であった。市民グループや労働組合の約5千人(主催者発表)が参加。「9月19日を忘れず声を上げ続ける」とする決議が読み上げられた。安保法に危機感を抱き、立ち上がった人々の模索は続く。

「参院選で改憲勢力が3分の2を超えた。でも、悲観も楽観もしている暇はない。何度でも、効果的な一手を打ち続けましょう」

8月に解散した学生団体「SEALDs(シールズ) KANSAI」の中心メンバーだった神戸大大学院博士課程の塩田潤さん(25)はこの日のスピーチで、安倍政権下で進む改憲の動きをけんせいした。集会後のデモで「野党はがんばれ」「民主主義って何だ」と久しぶりのコールをし、中心となって盛り上げた。

シールズ関西は昨年5月に発足し、街頭に立ち続けた。「一人ひとりが考え行動すること」を大切にし、代表や意思決定機関を設けなかった。だが、メンバーには「自分をしっかり持ってる人はいいけど、僕は何をやればいいかわからなかった」「やり方を示すのが団体の役目では」と戸惑う声もあった。安保法廃止を訴える野党候補を応援した参院選では、組織政党との力の差も痛感した。

しかし、個人の緩やかなつながりだからこそ輪が広がったという手応えもある。「政治と日常を近づけられたと思う」と塩田さん。「数年で社会が変わるとは思っていない。10年、20年と長いスパンで社会に働きかけたい」。10月末、他の市民と共に野党共闘に関するシンポジウムを開く予定だ。

昨年6月に結成された「安保関連法に反対するママの会@大阪」も集会に参加。生後6カ月の長男を抱いた安居裕子さん(36)が「安保法廃止のために前を向いて進まなきゃ」と壇上で語りかけた。

参院選後、会の名称を「子どもの未来を考えるママの会@大阪」に変えた。安保法に反対する署名集めや勉強会は続けるが、原発、保育所、学費、環太平洋経済連携協定(TPP)なども学び、問題提起していきたいという。

参院選でメンバーは大阪選挙区の民進、共産両党の候補からスピーチを頼まれた。だが、ためらいもあった。安保法反対は全員一致。でも、他の政策の議論を会の中で深めたことがなかった。選挙後、「政党の支持者だと思われたかも」「政党に利用されたのかな」と、政党との距離感について意見が噴出した。

5歳の息子を育てる小林真知子さん(35)は民進候補の応援で2回マイクを握った。冷たい視線も感じたが、勇気を出してよかったと思う。「政治に関わることをタブーにしたくない。大切だと思ったことは自分で言いたい」と話す。

野党共闘を後押しするために「みんなで選挙☆ミナセン大阪」をつくった市民らも集会に参加した。

運動が無関心層に届いたか確信はない。参院選後の会合では、チラシに書いた「生きづらい世の中を一緒に変えませんか?」という文に対し、若者から「わかりにくいポエムのよう」と言われたというエピソードも紹介された。

共同代表で弁護士の小谷成美さん(39)は「私たち以外の人をどれだけ巻き込めるか。次の衆院選に向けて準備をして、結果につなげたい」と意気込む。

東京・国会前でも19日、市民ら約2万3千人(主催者発表)が抗議デモをし、自衛隊の任務拡大などを批判した。(花房吾早子)

安全保障関連法の成立から1年となる19日、愛知、岐阜、三重の東海3県でも安保法廃止を訴える集会やデモがあった。

名古屋市中区の白川公園では、弁護士らが発起人の「安倍内閣の暴走を止めよう共同行動実行委員会」が集会を開いた。雨の中、約2千人(主催者発表)が参加した。主催者共同代表の中谷雄二弁護士は「市民が声を上げることをやめれば、世論は沈静化する。互いに励ましながら運動を進めよう」と運動継続を訴えた。集会後、周辺を「憲法改悪、絶対反対」と訴えてデモ行進した。

栄の繁華街では、母親らでつくる団体「全国ネットママの会@愛知」の約15人がアピール行動。「だれの子どももころさせない」と書いた横断幕を持ち、通行人にチラシを配って、安保法制や自民党が憲法改正草案に盛り込んだ緊急事態条項への反対を呼びかけた。

チラシの受け取りを断る人も多く、参加した名古屋市の増田奈緒子さん(39)は「のど元過ぎれば、という感じ。これからは何が問題なのかを伝えていかなければ」と語った。(保坂知晃)

長崎市や大分市でも、安全保障関連法の廃止を訴える集会があった。

 

安保法成立1年  長崎でも反対集会

http://mainichi.jp/articles/20160920/k00/00m/040/024000c
【毎日新聞】2016年9月19日 19時10分(最終更新 9月19日 19時10分)

安全保障関連法の成立から1年となった19日、長崎市では、市民団体「ながさき市民連合」が市の繁華街で安全保障関連法に反対する集会を開き、被爆者や市民ら約300人が参加した。長崎原爆被災者協議会副会長で被爆者の森内実さん(79)は「戦争をしやすくしている安保法は無謀なものだ。世界に誇る平和憲法を絶対に守らなければいけない。生きている限り私たちも頑張る」と訴えた。大分市でも市民団体のメンバーら約150人が法廃止などを訴えて市中心部でデモ行進した。

一方で鹿児島県や福岡県などで予定されていた集会は台風16号の影響で相次いで中止となった。【加藤小夜】

 

平和憲法守る 長崎で集会

http://www.nagasaki-np.co.jp/news/kennaitopix/2016/09/20092318049041.shtml
(2016年9月20日更新)【長崎新聞】

安保法廃止を訴えた「市民行動」=長崎市、鉄橋

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集団的自衛権の行使を可能にする安全保障関連法の成立から1年となった19日、長崎市の鉄橋では、反対派市民による集会「1年たっても違憲は違憲~安保法制廃止!9・19市民行動」(ながさき市民連合主催)があり、約300人(主催者発表)が参加した。

同連合の芝野由和共同代表は「憲法学者のほとんどが『法案は憲法違反だ』と断言したのに、安倍晋三政権がごり押しして成立させたのは立憲主義の破壊だ。安保法は手続き的にも中身においても正統性を欠いている」と指摘した。

被爆者の森内實さん(79)=西彼長与町=は「安保法制は戦争をするための法律だ。今の平和憲法を絶対に守らなければならない」と強調。若者グループ「N-DOVE(エヌダブ)」のメンバーで堀江純子さん(30)は「平和な日本で安心して生きたい。子どもたちに受け渡したい」と法廃止を訴えた。

参加者は全員でラップ調のリズムに乗って「戦争反対」「解釈改憲絶対反対」などと声を上げた。

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