10/6美浜3号機「適合」 東海村長、県内市民団体が反応【東京新聞・茨城】

美浜3号機「適合」 東海村長、県内市民団体が反応

2016年10月6日【茨城】
http://www.tokyo-np.co.jp/article/ibaraki/list/201610/CK2016100602000178.html
今年十一月に運転開始から四十年となる関西電力美浜原発3号機(福井県)について、原子力規制委は五日、新規制基準を満たしたと認める審査書を正式決定した。関電高浜1、2号機(同)に続いて老朽原発に「合格」が出たことを受け、運転三十八年を迎える日本原子力発電(原電)東海第二原発がある県内からはさまざまな声が上がった。
東海第二原発が立地する東海村の山田修村長は本紙の取材に「他地域の状況について私からコメントすることはないが、厳しい判断基準をクリアしたのだと思う」と答えた。
また、橋本昌知事は定例会見で「東海第二が同じ状況になった場合を絶えず頭の中に置いて推移を見守りたい。避難計画との関係をどうするかなど、市町村と相談しながら方針を出していく」と述べた。
市民団体「脱原発ネットワーク茨城」の共同代表を務める小川仙月(せんげつ)さんは原則四十年の運転期間がないがしろにされつつある現実について「今の原子力規制委には、科学的な基準を曲げないという姿勢が感じられない。東海第二も同じように審査されては困る」と批判。「美浜3号機は過去に十一人が死傷する重大事故も起こしている。老朽原発には要注意だ」と警鐘を鳴らした。
原電は「他社の状況についてはコメントする立場にない」と回答した。
(越田普之、山下葉月)

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