2/28 教会で3・11追悼 TERRAねっと福井/僧侶ら宗派超え準備 「祈りの木」を本尊に【日刊県民福井】

教会で3・11追悼 TERRAねっと福井

 僧侶ら宗派超え準備 「祈りの木」を本尊に

【日刊県民福井】2017年2月28日
http://www.chunichi.co.jp/kenmin-fukui/article/kenmin-news/CK2017022802000206.html

「追悼の集い」の式典の内容を話し合う浦上充さん(右端)たち=福井市の城之橋教会で
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仏教やキリスト教など、県内の宗派を超えた宗教者らでつくる「TERRA(てら)ねっと福井」が東日本大震災から丸六年の三月十一日、福井市日之出三丁目の城之橋教会で、追悼の集いを開く。代表の佐々本尚さん(43)は「災害の被害に思いをはせ、自らが忘れてしまっているものを、改めて見つめ直す時間を持ちたい」と広く参加を募っている。 (藤共生)

TERRAねっと福井は、震災を機に県内の僧侶や牧師などでつくった。二〇一二年から年に一回、県内各地で追悼会を開くほか、福島県の子どもたちを招いて保養キャンプを開いている。

今年は初めて、キリスト教の教会で開く。開催場所に合わせ、式典の内容は毎回変えるため、今回は仏教式とキリスト教式の融合を目指した。高さ一・五メートルの「祈りの木」を本尊とし、そこに「散華(さんげ)」と呼ばれる紙の花びらを飾る。散華には参加者がメッセージを書き込む。城之橋教会牧師の浦上充(みちる)さん(32)は「何をシンボルにしようかと考えて『祈りの木』を思い付いた。ケルトの伝承にヒントを得た。紙の花を弔う風習があるので、散華との相性も良かった」と話す。

式典の後には、福島県から東京都に避難している女性が「福島を離れて生きる母の思い」と題してスピーチする。三月末で避難指示区域以外から避難した人に対する福島県の住宅支援が打ち切りとなるなど、避難者は厳しい現実の中で生きているという。このほか、県内で活動する「福井センター合唱団」と「CBCフィルハーモニーコール」、鯖江市の声楽家、野尻ゆう子さんらによる歌も披露される。

開場は午後一時半から。オープニングDVDを上映する。式典は午後二時から。参加費は無料。(問)佐々本さん=090(3299)4974

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