4/27贈呈の被災地踏みにじる 今村前復興相の「エヴァ」ネクタイ 2度も失言 広告塔「ポーズだけ」【東京新聞・特報・右】

「あんたバカァ?」というアスカの声が聞こえる。
無知無能の輩がどうして政治に携わるのだろうか。

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贈呈の被災地踏みにじる

 今村前復興相の「エヴァ」ネクタイ

  2度も失言 広告塔「ポーズだけ」

2017年4月27日【東京新聞・こちら特報部・右サイド】

復興相を事実上更迭された自民党の今村雅弘衆院議員が2度の失言の際に締めていたネクタイには、人気アニメ「新世紀エヴアンゲリオン」のキャラクターが描かれていた。被災地福島の企業から贈られ、「動く広告塔」を自任していたが、皮肉な形で注目を集めてしまった。(池田悌一)

二十五日夜、自民党二階派のパーティーで東日本大震災について「まだ東北でね、あっちの方だったから良かった」と放言した今村氏。白いワイシャツに映えていたのがエヴァンゲリオン柄のネクタイだ。

今村氏が今月四日の閣議後会見で「自主避難は本人の責任。裁判でも何でもやればいい」と暴言を吐いたときのネクタイも同じエヴァンゲリオン柄だった。

一度目の失言の直後からネット上では「大臣がエヴァというのがハマる」「エヴァネクタイをすると暴言暴走モードになるのか」などと話題になっていたが、どのような経緯で今村氏の胸元を飾ったのか。

今村氏は二月二十八日の閣議後会見で、記者から「ネクタイが特徴的だが」と水を向けられ、うれしそうにこう答えている。「これは福島ガイナックス社に行ったときにいただいたものだ。とにかく地元のいろいろな企業を元気にしようという思いで、締めてきた。エヴァンゲリオンの柄で、動く広告塔です」

福島ガイナックスは、エヴァンゲリオンの制作で知られる「ガイナックス」(東京都武蔵野市)が二年余り前、「復興に貢献したい」との思いで福島県三春町に設立した。ネクタイ贈呈も「震災復興の司令塔」への期待を込めてのことだったはずだが、同社の担当者は今回の件について「コメントはちょっと・・・」と言葉少なだ。

経営心理コンサルタントの岡村美奈氏は、今村氏のエヴァ柄ネクタイについて「被災地を応援しているとアピールしたいのだろうが、やっていることと言っていることがバラバラ。応援がポーズだけだから、『締めさせてもらっている』ではなく、『締めてやっている』という空気がにじみ出てしまう。せっかくのネクタイをしながら二度も失言をしたことからも明らかだ」とあきれる。

岡村氏は、「一番のがんは文化学芸員」と言い放った自民党の山本幸三地方創生担当相のネクタイにも批判の矛先を向ける。山本氏が問題発言の翌日、謝罪の場で締めていたネクタイは、ピンク地に赤の水玉だった。山本氏はもともと派手なネクタイ趣味で有名だ。「赤は攻撃性や積極性を印象づける強いイメージで、謝罪にはそぐわない。企業の幹部が不祥事で頭を下げるとき、赤のネクタイを締めますか。権力者としてのおごりが、ネクタイの柄からも透けて見える」

では政治家の服装はどうあるべきなのか。

政治ジャーナリストの鈴木哲夫氏は「自民党の橋本龍太郎元首相は下野した際、各地をおわび行脚したが、どんな寒い日でもシンプルな服装でコートもまとおわず頭を下げていた。政治家の心構えは、服装に表れるもの。今村氏のネクタイも本当に復興を願ってのことなら意味があると思うが、その柄の背景を知らない国民も多く、間の悪さは否めない」と指摘する。

政治ジャーナリストの角谷浩一氏も「服装は政治家が個性を出す手段の一つで、今村氏も『被災地に寄り添う政治家』をPRする意図をネクタイに込めたのかもしれない。だが、言動との乖離-かいり-が大きすぎた。せっかくの被災地企業の善意を踏みにじってしまった罪は重い」と断じた。

自民党二階派パーティーでの「東北で良かった」発言について報道陣に質問され、厳しい表情を浮かべる今村雅弘氏。ネクタイはエヴァンゲリオン柄=25日、東京都千代田区で

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