5/2辺野古埋め立て1週間 大量の砕石投入準備【東京新聞・政治】

辺野古埋め立て1週間 大量の砕石投入準備

2017年5月2日 夕刊【東京新聞・政治】
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201705/CK2017050202000260.html

沖縄県名護市辺野古沿岸部の護岸工事で、砂浜に重ね置かれた砕石入り袋=1日
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政府が米軍普天間(ふてんま)飛行場(沖縄県宜野湾(ぎのわん)市)の移設先、名護市辺野古(へのこ)沿岸部で埋め立てに着工して二日で一週間となった。共同通信が一日、ヘリコプターで上空から現場を見たところ、護岸の付け根に当たる砂浜上で作業が進み、近くでは五百個以上の砕石入り袋や約六十個の消波ブロックが投入に向け用意されている様子が確認できた。

政府は四月二十五日、埋め立ての第一段階として施設の外枠を造る護岸工事に着手し、護岸の基礎部分となる砕石入り袋をクレーンで据える作業から始めた。波打ち際の袋は二十五日に置かれた五個のままだが、砂浜では袋が十数メートルの幅で二段以上に重ね置かれ、あと数メートルで海に達しようとしていた。

近くの米軍キャンプ・シュワブ内では、大量の砕石入り袋が整然と並べられていた。生コンクリートと型枠で消波ブロックを製造する施設も見え、傍らに完成したブロックが置かれていた。

海上では、反対派市民が乗っているとみられるカヌー七艇が、立ち入り禁止区域を示すフロート(浮具)周辺まで迫り、海上保安庁の船とにらみ合っていた。

一方、シュワブのゲート前では、この日も約八十人が集まり抗議の声を上げた。砕石や土砂を積んだ車両が基地内に入るのを阻止しようと座り込み、機動隊が抱え上げて排除する場面もあった。宜野湾市から来た飲食業町田直美さん(61)は「戦争に加担する基地は沖縄にいらない」と訴えた。

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