7/6「横浜事件」と「共謀罪」考える 発端の地 朝日町の旅館で集会【中日新聞プラス・富山】

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監視社会を懸念 泊・横浜事件75年 舞台の「紋左」(朝日)で集い
2017年07月06日 01:09【北日本新聞】
戦時下最大の言論弾圧事件とされる「泊・横浜事件」から75年がたったのに合わせ、事件の舞台となった朝日町沼保の料理旅館「紋左」で5日、事件について語る集いが開かれた。「共謀罪」の趣旨を盛り込んだ改正組織犯罪処罰法の施行 …

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「横浜事件」と「共謀罪」考える 発端の地 朝日町の旅館で集会

2017年7月6日05:00【中日新聞プラス】
https://news.goo.ne.jp/article/chuplus/region/chuplus-CK2017070602000052.html

横浜事件と「共謀罪」法について語る金沢敏子さん(左)と阿部不二子さん=5日、富山県朝日町の料理旅館「紋左」で

(中日新聞プラス)

戦時中、治安維持法による言論弾圧「横浜事件」の発端の地となった富山県朝日町の料理旅館「紋左(もんざ)」で五日、事件について考える集会があった。同法の再来と懸念される「共謀罪」法の施行が十一日と近づく中、県内の約五十人が参加し、事件を生んだ治安維持法の恐ろしさについて研究者らの話に熱心に耳を傾けた。

横浜事件は七十五年前の七月五日、朝日町出身の国際政治学者、細川嘉六(一八八八〜一九六二年)が、東京の出版関係者らを故郷に招いて紋左に宿泊。この時に撮影した記念写真が、細川らが共産党再結成の準備会を開いた証拠とされ、言論関係者ら六十人以上が、神奈川県警特高課から治安維持法違反容疑で芋づる式に逮捕された。

「皆さんが座っているこの部屋が、細川嘉六たちが泊まった部屋です」。集会を企画した「細川嘉六ふるさと研究会」代表の金沢敏子さん(66)=富山県入善町=が語り掛け、「特高がたった一枚の写真を根拠に、戦争に対して否定的だった細川を狙い撃ちにした事件だった」と説明した。

細川と親交があった朝日町の阿部不二子さん(97)は、逮捕後の東京都内の細川家の様子を「以前は裕福だったのに、全ての戸が閉められ、家の中は真っ暗だった」と話し、国に異論を唱えた者が、非国民として扱われた当時を振り返った。

参加した女性は「横浜事件の現場に立ってみて、共謀罪法は捜査機関が恣意(しい)的に事件をでっち上げることができる点が昔とそっくりで、寒けがした。自分の意見を言えなくなる怖い感じが、ひたひたと近づいている」と話した。

最後に、研究会の向井嘉之さん(73)=富山市=が「共謀罪法案が強行採決された時の怒りを忘れないことが大事。廃止に向けて不断の努力を続けたい」と呼び掛けた。  (伊東浩一)

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