【琉球新報・「沖縄と核」報道】9/12核ミサイル、那覇で誤射 NHK報道 59年の米軍飛行場/9/19核、本土拒否で沖縄に集中 「NHKスペシャル」制作者 今と重なる構造、告発【琉球新報】/9/27在沖基地の核配備、調査求める 沖縄県民共闘会議が発足/9/27沖縄核配備、沖縄県が質問 外務省に有無を確認

先週9/22の福井金曜デモ一行が福井NHK前で立ち止った時「良い番組を作れば私たちはちゃんと褒めます」とメガフォンを取られた若泉氏。この「沖縄と核」のことだと思う。

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核ミサイル、那覇で誤射 NHK報道 59年の米軍飛行場

【琉球新報】2017年9月12日 09:49
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-573452.html

ミサイル事故を伝える1959年6月20日の琉球新報

NHKは10日放送の「NHKスペシャル 沖縄と核」で、1959年6月19日、米軍那覇飛行場で核弾頭を搭載したミサイル「ナイキ・ハーキュリーズ」が誤って発射され、海に落下していたと報じた。

NHKスペシャルによると、米軍那覇飛行場に配備されていた「ナイキ・ハーキュリーズ」は、発射に備える訓練の際、1人の兵士が操作を誤り、突然ブースターが点火。水平に発射し、そのまま海に突っ込んだという。核弾頭の整備に当たっていた元米陸軍兵士の男性はインタビューで、誤射されたミサイルには、核弾頭が搭載されていたと明らかにした。元兵士は「核弾頭の威力は広島に投下された原爆と同じ規模の20キロトンだった。核爆発を起こしていたら那覇が吹き飛んでいただろう」と話した。NHKは米軍の内部文書などから、米軍が核兵器事故であることを徹底的に隠蔽(いんぺい)しようと、ミサイルを回収し、兵士らに口外を禁じていたとも伝えた。

大惨事につながりかねなかった誤射だが、核ミサイルの事故だったことは一切公表されず、本紙も59年6月20日の紙面で「ミサイルが部分的に発火する事故が発生し、発射火薬によって米兵1人が即死し、5人が負傷した」とのみ伝えた。

 

 

核、本土拒否で沖縄に集中 「NHKスペシャル」制作者 今と重なる構造、告発

【琉球新報】2017年9月19日 07:00
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-578571.html

「NHKスペシャル 沖縄と核」の狙いなどを語る同番組ディレクター、今理織さん(右)と松岡哲平さん=15日、東京都内

【東京】NHKが10日に放送した番組「NHKスペシャル 沖縄と核」のディレクター2人は18日までに、琉球新報のインタビューに応じた。「米軍基地が沖縄に集中した要因の一つに核武装があることが分かった」「核の存在のために標的になる危険を米軍も認めていた」などと指摘。沖縄を巡る当時の構造は今の構造と「重なる」と強調した。番組は1959年に米軍那覇飛行場で核弾頭を搭載したミサイルが誤射された事実や、沖縄の基地は核戦争戦略の最前線だったことなどを詳細に明らかにした。

北朝鮮が核ミサイル実験を繰り返す中、番組は大きな反響を呼んでいる。取材は昨年8月から、ディレクター2人と米国の調査員2人の計4人で行われた。ディレクターは2013年から今夏まで沖縄放送局勤務の今理織(こんみちおり)さん(41)=NHK放送センター勤務=と、15年から沖縄放送局勤務の松岡哲平さん(36)。

今さんは、米国の核戦略が沖縄への基地集中とどう関わったかについて探っていた。松岡さんは62年のキューバ危機時の核を巡る沖縄の状況に関心を抱いていた。

2人が番組を構想したのは、15年に米国防総省が復帰前の沖縄への核配備を公式に認めたことがきっかけだった。

米軍は当初、本土にも核を置きたかったが反対運動が強く、日本政府が拒否したため米施政権下の沖縄に核が集中していった。

今さんは「米国の核の傘下にある日本は『核は必要だが置くのは嫌』だった。『米軍基地は必要だが、身近にあるのは嫌だ』という今の発想と重なる」と話す。

松岡さんは、沖縄の核の問題を総合的に描くことで「点と点を線にできた。核を通して、沖縄にどのような負担をかけてきたかを描けた」と語る。米軍北部訓練場でのヘリ訓練は当初、核兵器使用を想定した訓練だったことも判明したという。

番組に盛り込めなかった内容を、NHK沖縄放送局のニュース「おきなわHOT eye」内で、19~22日まで連日放送予定。「NHKスペシャル 沖縄と核」は20日午前0時10分から、NHK総合テレビで再放送する。

 

在沖基地の核配備、調査求める 沖縄県民共闘会議が発足

https://ryukyushimpo.jp/news/entry-583679.html
【琉球新報】2017年9月27日 06:00

在沖米軍基地での核兵器貯蔵について調査するよう求める陳情書を県の吉田勝広政策調整監に手渡す山内徳信元参議院議員(左)=26日、県庁

在沖基地に核兵器が配備されているか否かを明らかにする必要があるとして、平和運動などに取り組む六つの市民団体がこのほど「核兵器から命を守る沖縄県民共闘会議」を設立した。26日、県と県議会を訪ね、米軍基地内の核の有無を調査するよう陳情した。共闘会議は、山内徳信・元参院議員など4人が共同代表を務める。

共闘会議は、10日の番組「NHKスペシャル 核と沖縄」をきっかけに24日に設立した。約20人のメンバーらは26日、県の吉田勝広政策調整監、新里米吉県議会議長を訪ね「復帰前に配備された約1300発の核が撤去された記録がない」などと指摘し、県と県議会、専門家による米軍基地内の調査が必要だと訴えた。メンバーからは「政府は核兵器の有無を明確にしないことこそが抑止力だと主張するかもしれないが、そんな曖昧な態度なら全基地撤去の動きになる」などの声が上がった。

吉田調整監は「番組が報じた新事実に衝撃を受けた。外務省に質問を出しており、回答を待ちながら対応を検討したい」と答えた。

「学び・行動するうるま市民ネットワーク」、「カデナピースアクション」、「核兵器から命を守る読谷共闘会議」、「うるま市具志川9条の会」、「命どぅ宝!琉球の自己決定権の会」、「信州沖縄塾」の6団体で発足し、参加団体を増やす考えだ。

 

沖縄核配備、沖縄県が質問 外務省に有無を確認

https://ryukyushimpo.jp/news/entry-583872.html
【琉球新報】2017年9月27日 10:57

沖縄県基地対策課は26日、在沖米軍基地に核兵器が配備されているか否かなどを尋ねる質問を外務省に出した。10日にNHKが放送した番組「NHKスペシャル 沖縄と核」で、1959年6月19日に米軍那覇飛行場で核弾頭を搭載したミサイルが誤発射された事故があったことが初めて明らかになるなど、核と沖縄を巡る新事実が出たことを受け、最新の事実関係を確認する必要があると判断した。外務省沖縄事務所宛に質問を送った。回答期限は定めていない。26日、市民団体からの陳情の席上、吉田勝広政策調整監が明らかにした。

県の質問は(1)本土復帰前の沖縄に核兵器は配備されていたか(2)本土復帰時に沖縄に配備されていた核はどのような方法で撤去されたか(3)復帰前に1300発の核があったと報道されているが事実か(4)1959年の核ミサイル誤発射についての事実関係(5)現在、沖縄に核兵器は配備されているか(6)有事の際は沖縄に核兵器を持ち込み可能とした「核密約」に関する外務省の見解-など。

県基地対策課は「県民から不安の声が上がっているほか、27日から代表質問が始まる県議会でも取り上げられる予定があることから確認が必要だと判断した」と述べた。

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