市民のための自由なラジオ(2017/10​/19) 福島原発作業員の記 池田実さんのお話、原発作業員はボロ雑巾の​ように国家の犠牲にさせられる!

『福島原発作業員の記』 池田実:著 八月書館
 

永岡です、市民のための自由なラジオLIGHT UP! 第82回、今週はおしどりマコさんケンさんの司会で東京の自由な隅田川スタジオ放送されました。おしどりのラジオアクティブです。おしどりさん、取材、生業訴訟の判決の取材などされて、今週のゲストは、福島原発作業中の記の著者、元原発作業員の池田実さんでした。もともと郵便局員であり、定年後、3・11を機に福島原発の作業員になり、苛酷の一言では片づけられない日々の連続、ずさんな被曝管理、麻痺する感覚、その中での仲間の死亡事故、それらを語られます。昨年2月にルポルタージュ本を出版、原発作業員の実態をお話されます。

この本と池田さんについて、レイバーネットに記事がありました
http://www.labornetjp.org/news/2016/0211ikeda

池田さんのお話、マコさん去年本を見つけて買い、付箋、マーカーだらけ、東電会見時の参考資料としてマコさん肌身離さず持たれて、そして池田さんに会いゲストに招き、池田さんも感謝されて、原子力規制庁で池田さんとマコさんケンさん会われて、作業員の水晶体の問題を取り上げて、池田さんはもともと東京の郵便局に18歳~定年まで働き、3・11では棚から郵便物が落ちて、福島原発のことも知り、福島原発で九死に一生を得た方のことも知り、郵便局で警報が鳴っても指示がなく、津波に飲まれた方もあり、郵便局はお金も扱い、離れろと言えなかったものもあり、池田さんはどうして福島原発に行かれたのか、生々しい話を聞いて定年、再就職の話もあったが、福島原発のことで何かできないかと、福島原発に行き、飯舘村の郵便局、閉鎖されて、3・11の後避難、飯舘村は30km圏外で、郵便配達も1か月高線量のもとでやられて、マコさん、飯舘村は計画的避難区域になったのが4月、その間高線量、それを知り、福島に行かないととなり、ガソリンがなく自転車を使い、福島に行かれて、東京のハローワークでは、60歳以上は福島原発の仕事はなく、移染の仕事をして、浪江町の草を、2月に草刈り、熊手で集めてフレコンバッグに詰めて、表土を5cm剥いでフレコンバッグに詰めて、移染作業の被曝量は1か月で、0.44ミリシーベルト、APD、警報付きアラームの前の、累積被曝量の線量計を浪江町の高校でもらい、自分で今日はいくら被爆したかチェックして返し、しかしスイッチを入れ忘れた、などあり被曝量管理はいい加減で、一緒にいた人の被曝量と一緒にいる、福島第一原発の被曝量管理よりデタラメで、浪江町から、南相馬市に通い、その間の線量は記録されず、マコさん、取材されて、職業被曝と生活時の日被曝が分けられて、福島県民の被曝、作業員の被爆は評価から除外されて、福島県の人として扱われず、作業と生活時の被爆を合算しないしないのはおかしく、今年になり、移染していないのに詐欺も報じられて、池田さん、サービス残業みたいなものもあり、草を刈った後5cm土を剥げ、が、いい加減になり、上のゼネコンの人がチェックするもののいい加減であり、ともかく、うえだけでいいと、デタラメな移染が横行して、移染ではなく、除草であり、ずさんな移染は警戒区域でないと分からず、住民が移染前後の写真を撮ると、雑草の位置が変わらず、それで架空請求が個人のもので発覚し、池田さん、素人では写真なしでは分からないと指摘されました。

ここで音楽、今日の曲は、池田さんの選曲、アザラシヴィリの無言歌、3・11の後の追悼歌、遺族が癒された曲、カルテット・エクスプローチの演奏が放送では流れましたが、YouTubeにこれはなく、モニカ・マンドリン・アンサンブルの動画があったので載せます。

後半の池田さんお話、郵便局→移染作業、そして福島原発の作業員、放射線管理手帳を受け取り、貯金通帳と同じサイズだが、貯まるのは被爆のみ(泣)、放射線従事者の健康管理も省かれて、医師の判断で全部省略!定期健診をやったアリバイ、池田さんは3回健診を受けても結局省かれて、最初東京の病院で細かくやり、しかし福島原発の作業員としては、予約して調べるにも数が多く時間をかけられず、こちらも早くしてほしかったが、労災になった人もあり、白血球の異常がわかったら早期治療できたのに、17ミリシーベルト被曝、先生が良識的で、労災申請した九州の方もあるが、入る前ではなく、作業中の健診は目にも問題、気になることはあるか、原発の作業員と目は、法律で定められているものは皮膚と目の透過線量、目は弱く、皮膚は外で、汚染水作業もあり、水晶体は放射線に弱く、剝き出しで、電離検診が法律で定められて、白内障のチェックなのに流れ作業でちゃんと流されず、法律の限度は、2011/4から、今までわかっていた水晶体の被爆リスクはもっと低くて出る、ICRPの勧告で150ミリシーベルト/年→20ミリ、単年度50ミリに下げられて、低い線量で白内障になるもので、これが3・11直後なのに、池田さんはこれをご存じなく、マコさんは東電の記者会見に出て、しかし国内法が変わると対応するというのに、日本はちゃんとせず、放射線防護の研究者の方が、これを取り入れたら福島原発の作業員がいなくなる=被爆線量オーバーのためで、規制は福島原発の作業員が足りなくなり、さらに汚染水問題、2013年から問題になり、ストロンチウムの入った汚染水の作業で、水晶体のリミットになる人が多く、作業の防護をしていたら作業にならず、全面マスクだとある程度防護されても、池田さんの同僚で白内障になった人も多く(泣)、白内障の調査はされていない。

作業員の健康調査は2011年まではちゃんとやられていても、2012年以降杜撰になり、放射線管理手帳があっても病院にかかれず(泣)、浪江町の移染→8月から第一原発、2015年まで働き、浪江町の作業で0.44、トータル7.25ミリシーベルト、白血病の限度が5ミリで、池田さん不安は残り、池田さんだけでなく、数万人作業して、不安を抱えている。

マコさん、事故から勉強されて、池田さんの、5年で100ミリシーベルトの限度は、2016年度でリセットされて、ゼロからまたカウントされる!生涯の被曝量は管理されても、2015年まで管理されても、3・11は2010年度であり、そこで100ミリ被爆した人は2010年度に合算されるものの、複雑な管理で、池田さんの作業、サービス建屋のゴミの処理、3年経っても使われていない建物はぐちゃぐちゃであり、ゴミをフレコンバッグに詰める仕事をして、貴重な資料があったのに、汚染されていると、マップなど処分されて、データとして事務本館にあるものしかなく、それの処理を池田さんがされて、移染作業→福島原発の作業員になり、事務本館の作業をして、事務本館から1~3号機、線量の高いところになり、アラームの鳴る場所でビックリ、APDには基準が0.8の設定、0.16に積算がなるとアラームが鳴り、3回目で全員退避、最初聞いて驚くが、しかしあちらもこちらも鳴ると慣れてしまい、これで何回目か、1回目の人は低い線量のところに移動させられて、3回目が鳴らないように、3回目は東電に報告が必要で、エライことになり(事故の一種)、計画線量があるのに、そんなに高くないと、ミーティングでも話題にならず、線量は最高ここまで、東電は危険予知をしているものの、みんなTBM(危険予知)と覚えても、形式的になり、1月19日、20日の死亡事故連続時にはミーティング、ヒヤリハットをしても、1~2か月たつと風化して、2015/1に死亡事故+重傷事故、その際は作業は止まり対策会議をしたものの、それで改善されず、マコさん、犠牲者の出ることはくやしく、2015/1の死亡事故だけでなく、病死がたくさんあり、池田さんの同僚で事故で亡くなる以外にも、同僚で階段で滑りそれがきっかけで亡くなった、福島で作業しなかったら助かったのに、バスの待合所で亡くなり、AEDもなし!ERまで遠く、連絡してもすぐには来ず、一分一秒を争う時に30~40分かかり、事故でも携帯電話はなく、ERまで歩くしかない、原発の作業員の実情はここまで劣悪。

マコさん、池田さんの本で、階段から落ちて労災認定の方のことがあり、報告書を調べて、労働安全管理にその人のことが一切載っておらず、東電と福島県を調べて、救急車対応は記録しないといけないのに、この方は寮から夜に搬送されたために公表されず、公表されるのは不安解消のためで、敷地内のことが原因でも、敷地外から搬送されたら記録しなくていい!もので、一体何人敷地でケガしたか、公表されているのは氷山の一角、福島での看護師の方の話で、寮で倒れた、休日に地元に戻り亡くなった方もあり、この看護師の方も、福島原発で働いていなかったら亡くならずに済んだというもので、池田さんも劣悪な環境を問われた。

マコさん、福島原発の作業員として、何を強く思ったか、廃炉まで40年、何十万人も作業員は要り、その健康のことを考えてほしい、燃料デブリのことも作業員の犠牲が必要で、池田さんは小出先生の言われるように、デブリを取り出すより、石棺方式でやってほしい、作業員を辞めたら補償はなく、労災申請も通らない+申請に勇気が必要で、国が責任をもってやってほしい。

マコさん、チェルノブイリのリクビダートル(軍人、囚人が徴用された)の方、被曝した作業員の対処はあり、リクビダートルと汚染地の被災者が補償されるのに、日本だと作業員のケアはなく、マコさん、もって手厚い保護、定期的な健康診断やケアをすべきで、なぜチェルノブイリの法律が出来たか、世論の声のためで、誰か作ってくださいではなく、我々一人一人が立ち上がるべきなのです、マコさん、池田さんの、福島原発作業員の記を呼んでほしい、ここまで書いていいかというものまで書いてあると指摘されて、池田さんのお話に感謝されました、以上、池田さんのお話でした。

今週の特集、市民のための自由なラジオ、おしどりのラジオアクティブ、ケンさん、マコさんが東電に質問するものが増えたと指摘されて、マコさん、この本は教科書、ずさんな被爆対応、我々市民が立ち上がり、福島原発で働く方のことを、自分のこととして考えるべき、いつも想像している方が目の前に現れて、リスナーも力を貸してほしいと締めくくられました、自由なラジオはこれからも大手メディアの報じないことを報じて、闇を照らすと締めくくられました、来週は大阪から矢野宏さんの司会で放送されます。

…これを聞いて、原発の作業員のことは、報道するラジオの上田崇順さんの報告を聞いて内容書き起こしして、そのたびに衝撃的でしたが、こんなずさんな、作業員を見捨てる政策を続けさせてはいけません、この内容、例によりいくらでも拡散してください、福島の絶望を放置したら、日本も、世界も破滅です!

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