12/3生態系守れ 釣果上々/琵琶湖の外来魚駆除釣り大会【中日新聞~記者が行く in 湖国~】

この釣り大会のことは2年前から知っている。
一昨年の秋、ある環境学会の翌日のエクスカーションでバスガイドが嘉田由紀子前知事だった。
その時嘉田さんからこの外来魚駆除釣り大会のことを聞かされていたので、とても興味を持っていた。
「外来魚だけはキャッチ&リリースしないで!」と強調されていた。そらそうだ。再放流なんかされてたまるもんですか。

http://biwako.eco.coocan.jp/2017-10-15/2017-10-15b.html
TBS系列 「 V S リ ア ル ガ チ 危 険 生 物 」 2017年11月8日(水)

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生態系守れ 釣果上々

琵琶湖の外来魚駆除釣り大会

 記者が行くin湖国 大津支局 角雄記記者(35)

【中日新聞・びわこ版】2017年12月3日

 

日本一広い湖、琵琶湖を悩ます外来魚。生態系をゆがめるブラックバスやブルーギルなどを駆除しょうと、行政や民間団体が力を入れている取り組みの一つが外来魚駆除釣り大会だ。「釣って駆除」に挑戦してみた。

衆院選の真っただ中だった十月中旬、取材の合間をぬって、草津市内で開かれた「琵琶湖を戻す会」主催の釣り大会ヘ。念のため長靴は持参したが、ジャケットにズボンという普段着姿でもオッけーだ。これならふらっと参加もできる。

小雨がぱらつくあいにくの天気。気温が低く魚の動きが鈍ってしまわないかを心配したが、代表の高田昌彦さん(五五)が「水温は高めだし、風がない。入れ食わ状態でたくさん釣れるはずですよ』と迎えてくれた。

実はこの日、東京のテレビ局による特番の収録も行われ、芸能人まで来るというおまけつきだった。

参加費の二百円を払い、釣りざおと仕掛けを貸してもらった。紙コップに入れたえさのミミズは、なくなったら追加でもらえるとのこと。安価でありがたいサービスだ。

ぎこちない手つきで釣り針にミミズをつけて、まずは一投目。するとわずか十五秒ほどで浮きが沈むのが見え、ビリビリっと引きの感触が。さおを上げると、七センチほどのブルーギルがいとも簡単に釣れてしまった。

二投目、今度は一分ほど待ったが・・・、また釣れた!やはりブルーギルだ。この日釣れた中では一番大きく、十ニセンチほど。釣れたばかりは黄色く見えるのに、だんだん青紫色に鈍く光って見えてくるから不思議だ。近くで二歳という男の子もブルーギルを釣り、周りから「オー」と歓声が上がった。

ただみんな釣れるのはブルーギルばかり。簡単で初心者でも確かに楽しいのだが、在来種がブルーギルに駆逐されていないか、やはり心配になる。

高田さんは「在来魚が釣れるのは三千~四千匹に一匹。昔は同じ仕掛けでボテジャコやホンモロコが釣れたんですが」と残念がる。テレビ番組のスタッフは「ブルーギル以外が釣れたらすぐ教えてくださーい」と呼び掛けて回る。

雨脚が強くなったため、一時間ほどで終えた。えさを取られることもあったが、二十投での”駆除成果” はブルーギル十二匹と、想像以上の結果で終わった。在来種に出会えなかったことが唯一の心残りか。大会が再開される来春にはぜひまた来よう。

 メモ

外来魚駆除釣り大会は、例年春から秋にかけて開かれており、琵琶湖を戻す会では春と秋に2回ずつ開催。釣りざおなど道具は貸し出しがあり、親子連れの参加が多い。琵琶湖の生態系を守るとの理念に賛同し、職場単位で駆除釣り大会を催す企業もある。

各地で開かれる駆除釣り大会の情報は、県がホームページで公開している。

(写真)
ブルーギルを釣り上げた角記者=いずれも草津市で

子どもから大人まで、大勢の参加者とともに琵琶湖に釣り糸をたらす角記者(右)

釣り上げた外来魚は回収用のバケツへ。この日の釣果はブルーギル12尾

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