12/20滋賀・呼吸器外しで再審開始決定 大阪高裁【中日新聞の速報など】

先週から裁判の良いニュースが続く。
西山美香さんの冤罪はきっと晴れるに違いない。
世論に訴えてきた中日新聞(中日メディカル)の角記者、先月末テレビ番組(映像’17)製作の毎日放送の津村さん。 メディアの力も大きかったはず。

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滋賀・呼吸器外しで再審開始決定 大阪高裁

http://www.chunichi.co.jp/article/sokuhou/detail/index.html
【中日新聞・速報ニュース】2017年12月20日

滋賀県の病院で2003年、人工呼吸器を外して男性患者を殺害したとして殺人罪で有罪が確定し、服役を終えた元看護助手の女性が申し立てた第2次再審請求の即時抗告審で、大阪高裁は20日、再審開始を認める決定をした。

 

 

入院患者殺害事件 元看護助手女性の再審決定 大阪高裁

https://mainichi.jp/articles/20171220/k00/00e/040/325000c
【毎日新聞・社会』2017年12月20日 14時08分(最終更新 12月20日 14時12分)

滋賀県内の病院で2003年、人工呼吸器を外して男性患者(当時72歳)を殺害したとして、殺人罪で懲役12年が確定して服役した元看護助手の西山美香さん(37)=同県彦根市=の第2次再審請求で、大阪高裁(後藤真理子裁判長)は20日、請求を棄却した大津地裁決定(15年9月)を取り消し、再審を開始する決定をした。

西山さんが捜査段階で殺害を自白したことが唯一の直接証拠とされたが、弁護側は患者は病死で、自白は強要されたと争っていた。

大阪高検は最高裁に特別抗告するかどうか検討する。高裁決定が確定すれば、裁判をやり直す再審が大津地裁で開かれる。

03年5月、滋賀県東近江市の湖東記念病院で入院中の男性が死亡。当時、看護助手として当直勤務していた西山さんが県警の任意聴取に「人工呼吸器のチューブを外した」と自白したため、殺人容疑で逮捕された。

公判では「好意を抱いた警察官の気を引こうとして虚偽の自白をした」と否認に転じたが、捜査段階の自白調書が決め手となり、07年に最高裁で懲役12年が確定。確定判決では、看護助手が冷遇されているとの不満を晴らすために人工呼吸器を外し、低酸素状態により窒息死させたと認定した。

西山さんは服役中の10年、1度目の再審を請求し、11年に最高裁が棄却。12年に2度目の再審を請求したが、大津地裁が15年に棄却し、大阪高裁に即時抗告していた。西山さんは今年8月24日に刑期を終え、和歌山刑務所を出所した。

今回の再審請求審で、弁護側は解剖時の血液データから、「患者は致死性不整脈で病死した可能性が高い」とする医師の意見書を提出。捜査段階の自白は警察官の強要や誘導によるもので、任意性や信用性がないと主張した。

一方、検察側は「死因を低酸素状態による心停止とした解剖医の鑑定に問題はない」とする別の医師の意見書を提出。自白は自発的になされたもので信用性もあると反論していた。【原田啓之】
 

患者殺害、元看護助手の再審を決定 大阪高裁

【日本経済新聞】社会2017/12/20 14:04

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO24854500Q7A221C1000000/

滋賀県東近江市の湖東記念病院で2003年、巡回中に男性患者(当時72)の人工呼吸器を外して殺害したとして、殺人罪で懲役12年が確定し服役を終えた元看護助手、西山美香さん(37)が裁判のやり直しを求めた第2次再審請求の即時抗告審で、大阪高裁(後藤真理子裁判長)は20日、再審開始の決定をした。

第2次請求は大津地裁が15年に棄却し、弁護側が即時抗告した。高裁では医師の意見書などを基に「患者の死因は致死性の不整脈だった可能性が高い」などと主張。これに対し、検察側は「死因を急性の低酸素状態とした解剖医の判断に問題はない」と反論していた。

西山さんは任意捜査の段階で殺害を認めたが、公判では無罪を主張した。大津地裁は05年に自白の任意性と信用性を認めて懲役12年を言い渡し、07年に最高裁で確定。今年8月に満期出所した。

弁護側は10年、「自白は取調官に誘導された虚偽の供述だった」として再審請求したが、地裁から最高裁まですべて退けられた。12年に申し立てた2度目の再審請求について大津地裁は15年、「自白の信用性に合理的な疑いが生じるとは言い難い」として棄却した。

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