2/10安倍9条改憲NO!市民アクション・滋賀共同代表 峯本敦子さん 国の在り方に危機感 /滋賀【毎日新聞・滋賀県・湖国の人たち】

湖国の人たち

安倍9条改憲NO!市民アクション・滋賀共同代表 峯本敦子さん 国の在り方に危機感 /滋賀

https://mainichi.jp/articles/20180210/ddl/k25/040/479000c
【毎日新聞・滋賀県/(湖国の人たち)】2018年2月10日

「安倍9条改憲NO!市民アクション・滋賀」共同代表の峯本敦子さん=大津市で、北出昭撮影

脱原発の立場から参加 峯本敦子さん(51)=大津市

国会での自民1強の力と数を背景に、安倍晋三首相が強い意欲を見せる憲法改正。国の在り方を見直す動きに、強い不安を抱く県民が3日、市民組織「安倍9条改憲NO! 市民アクション・滋賀」を発足させた。共同代表の一人でクラリネット奏者の峯本敦子さん(51)に結成の経緯や思いを聞いた。【北出昭】

 

 ◆設立のきっかけを教えてください。

昨年5月3日、安倍首相は「憲法を改正し、2020年施行を目指す」「憲法に自衛隊を明記する」との意向を明らかにし、今もその姿勢を変えていません。安倍政権はこれまでにも特定秘密保護法や安保関連法、「共謀罪」などを成立させてきました。小説家の瀬戸内寂聴さんやジャーナリストの田原総一朗さん、作詞家のなかにし礼さん、ノーベル物理学受賞者の益川敏英さんらが「憲法9条が危機にさらされている」と受け止め、「安倍9条改憲を許さない」の一点で、3000万人から署名を今年5月末までに集める運動が東京で始まりました。これを受け、県内でも30万人の署名を目指そうと武村正義元知事や井戸謙一弁護士、児童文学作家の今関信子さん、日本画家の鈴木靖将さんらが呼びかけて「市民アクション・滋賀」が生まれました。結成集会には約300人集まり、同じ思いの人が多いことに心強く思いました。

 

 ◆ご自身の参加のきっかけは。

脱原発運動をしていますが、憲法問題の運動に直接関わることはありませんでした。しかし、知り合いから「さまざまな人が集まって憲法9条を守る運動を始めるので参加してほしい」と声を掛けられ、脱原発の立場で参加させてもらうことになりました。憲法について、これを機会に勉強させてもらうつもりです。しかし、原発事故が一度起きると、人の命や健康、住むところの自由などが奪われ、憲法がないがしろにされると思います。原発運動と憲法の問題は無関係だとは思えません。

 ◆そもそもなぜ原発に関心を持ったのですか。

1986年に旧ソ連(現ウクライナ)で起きたチェルノブイリ原発事故の本を読んで関心を持ちました。90年から音楽の勉強で留学していたフランスでウクライナやベラルーシの音楽仲間から子供たちの被ばくなど聞いて、怖いと思っていました。2002年に帰国し、11年の東京電力福島原発事故(福島県)を機に、6月に滋賀で東日本大震災や原発について何ができるかを考えようと「脱原発・滋賀☆アクション」を発足させました。事故後に運転を停止していた関西電力大飯原発(福井県)の再稼働について、関西広域連合の一員として県も12年5月、夏季に限定した再稼働を容認したことに憤りを感じて、県庁前で抗議の座り込み活動を始めました。今も隔週木曜の午後、座り込みを続けています。

 

 ◆市民アクション・滋賀の今後の活動予定は。

改憲に無関心な人にも丁寧に問題点を説明しながら署名を集めるのが活動のメインです。毎月19日にはJR駅頭などで街頭活動をします。結成集会は「ホップ」で、来月24日午後2時、大津市におの浜4の解放県民センターで「3・24 改憲阻止・ステップ集会」を開きます。「許すな!憲法改悪 市民連絡会」事務局次長の菱山南帆子さんと「安保関連法に反対するママの会」発起人の西郷南海子さんをお呼びします。そして5月3日には大規模な「ジャンプ集会」を考えています。

 

■人物略歴

みねもと・あつこ

1967年、大津市生まれ。相愛大音楽学部卒業後、90年からフランス留学。2002年帰国。演奏活動を続ける一方、「脱原発・滋賀☆アクション」を結成し、代表を務める。
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