ブロック塀や墓石が倒れやすかった短周期地震動の大阪北部地震

昼飯を食べながらNHKニュースをチラ見して同僚とおしゃべり。

「あんな地震が起きるんだから墓石が倒れたって不思議はないですよね」
とN君。
「うーん、墓石やブロック塀がバタンバタン倒れるのとそうでない地震があるのよね。
先週の大阪の地震は短周期地震動なんでしょうね。
長周期地震動だと高層ビルや原子力発電所がバタンバタン倒れるわけなのよ。」

福井で、大阪府立大学名誉教授の長澤啓行氏からご教授頂いててよかった。
でも、まさか私が地元で起こった地震の説明することになるとは!

この一週間の報道を毎日新聞から主に拾った。
空き家が被災5市に34万戸もあるのに驚いた!

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地震波「極短周期」 家倒壊は少なく

https://mainichi.jp/articles/20180620/k00/00e/040/331000c
【毎日新聞】2018年6月20日 13時03分(最終更新 6月20日 14時52分)

地震波の周期と揺れの強さ

大阪府北部で18日発生したマグニチュード(M)6.1の地震では、広い範囲で震度5弱~6弱の強い揺れを観測したが、これまで家屋倒壊による死傷者は確認されていない。専門家は今回の地震の特徴として、地震波の周期が、家屋よりもブロック塀や家具などを倒しやすい「極(ごく)短周期」だったと指摘している。

地震の規模を示すマグニチュードが大きく、表層の地盤が緩いほど周期の長い地震波が出やすい。木造家屋や中低層マンションが共振して倒壊しやすいのは1~2秒周期の地震波で、多くの建物被害が出た1995年の阪神大震災(M7.3)や2016年の熊本地震(同)でみられた。

一方、周期が0.5秒以下の「極短周期」の地震波の場合、家屋は倒壊しにくいが、屋根瓦をずらす▽ブロック塀や家具を倒す▽水道やガスなどの配管を壊す--といった被害が起きやすい。

境有紀・筑波大教授(地震防災工学)が防災科学技術研究所などの観測データから今回の地震波を分析したところ、主に観測されたのは極短周期で、1~2秒周期の地震波は阪神大震災や熊本地震と比べて非常に少なかった。境教授によると、M6.1程度の地震では極短周期が出やすいという。

最大震度6弱を観測した大阪市内では20日現在、家屋76棟が一部損壊したが、全半壊は確認されていない。同じく6弱だった大阪府箕面市では男女6人が骨折や打撲などのけがをしたが、本棚やヒーターが倒れるなど全員が自宅内での負傷だった。一方、亡くなった5人のうち2人は倒壊したブロック塀の下敷きに、3人は家屋内で家具や書籍などの下敷きになった。

福和伸夫・名古屋大教授(地震防災)は「余震はしばらく続くと考えてほしい。次の地震に備えて、今からでも自宅の家具が転倒しないよう対策をして、室内の安全を確保すべきだ。通勤・通学路のブロック塀が安全に設置されているかも確認が必要だ」と指摘する。【渡辺諒、鳥井真平、阿部周一】

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震源はひずみ集中帯 水平、垂直ずれ同時に

https://mainichi.jp/articles/20180619/k00/00m/040/086000c
毎日新聞2018年6月18日 20時29分(最終更新 6月18日 21時48分)

水道管が破裂し、水があふれた現場=大阪府高槻市で2018年6月18日午前9時25分、本社ヘリから中村良弘撮影

「この付近は、地下にひずみがたまりやすい『ひずみ集中帯』だ」

西村卓也・京都大准教授(測地学)はこう指摘する。マグニチュード(M)6.1を記録した今回の地震は、東西方向から押す力がかかり断層が水平方向にずれる「横ずれ断層型」と、垂直方向にずれる「逆断層型」が同時に起きたとみられる。震源は大阪府北部を東西に延びる活断層「有馬-高槻断層帯」(約55キロ)の南だった。

有馬-高槻断層帯の東部は過去3000年間で3回活動したとされる。1596年には推定M7.5の慶長伏見地震が起きた。政府の地震調査研究推進本部は、この断層帯で今後30年以内にM7.5程度の地震が起きる確率を「ほぼ0~0.03%」と計算していた。

政府の地震調査委員会は18日の会合で、地震が起きた断層を特定しなかった。M6.1と比較的小さく、震源断層のずれが地表に現れなかったためだ。しかし、震源付近には他にも、大阪府を南北に縦断する「上町断層帯」(約42キロ)▽大阪府北部から淡路島(兵庫県)へ延び、阪神大震災の震源を含む「六甲・淡路島断層帯」(約71キロ)▽生駒山地の西をほぼ南北に延びる「生駒断層帯」(約38キロ)などの活断層が集中。西村氏は「M6級の地震は日本全国で起こりうるが、特に関西ではいつ起きてもおかしくない」と語る。遠田晋次・東北大教授(地震地質学)は、前震の後に本震が来た熊本地震(2016年)を例に挙げ「今回の地震が種火となって、周りの断層が動く可能性がある」と注意を促す。

南海トラフ地震の発生が近づく中、内陸型地震が増える活動期に入っているとみる専門家もいる。

南海トラフは駿河湾から九州沖にかけて延び、過去90~150年間隔で津波を伴うM8級の海溝型地震が起きてきた。気象庁によると、最大震度6を観測した1944年の昭和東南海地震以降、今回の地震までに起きた最大震度6弱以上の地震は全国で58回。うち50回が1995年1月17日の阪神大震災の後だ。

梅田康弘・京都大名誉教授(地震学)は「フィリピン海プレートが徐々に沈み込むうちにユーラシアプレートの上に乗る日本列島の内陸で圧力が高まり、活断層による地震が増加すると考えられる」と解説する。

古村孝志・東京大地震研究所教授(地震学)は「今回の地震が直接的に南海トラフ地震に関係しているかは現時点では何とも言えない」と話す。「震源の深さは13キロと浅い。余震活動が活発になることがあり注意が必要だ」と言う。【鳥井真平、渡辺諒、松本光樹】

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【地震本部】
2018年の主な地震活動の評価
https://www.jishin.go.jp/evaluation/seismicity_annual/major_act_2018/

もちろんこれには6/18の大阪地震は載っていない。

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震度6弱、引き続き高確率 南海トラフや長大活断層

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2018062601001521.html
【東京新聞・社会】2018年6月26日 10時19分

政府の地震調査委員会(委員長・平田直東京大教授)は26日、30年以内に震度6弱以上の揺れに襲われる危険性を示す全国地震動予測地図2018年版を公表した。南海トラフ巨大地震が懸念される太平洋岸では静岡市が70%、長大活断層が走る四国は高知市が75%と各地で引き続き高い確率となった。沖合で新たに巨大地震が想定された北海道東部は、根室市が63%から78%となったのをはじめ大幅に上がった。

最大震度6弱を観測した大阪府北部地震が18日にあった近畿地方でも、50%前後と高い数値が目立つ。活断層が多い上に、地盤が揺れやすい平野が広がるためという。

(共同)
全国地震動予測地図2018年版の説明をする地震調査委員会の平田直委員長=文科省

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1週間 空き家、2次被害懸念 被災5市に34万戸

https://mainichi.jp/articles/20180625/ddn/001/040/003000c
毎日新聞2018年6月25日 大阪朝刊

大阪北部で起きた地震の被害状況

大阪府北部で起きた地震で被害を受けた空き家に関する相談が、余震の2次被害を恐れる近隣の住民から被災自治体に相次いでいる。最大震度6弱を観測した同府茨木市は、日を追って増える住宅被害の対応に手を取られ、空き家対策に頭を抱える。25日で地震発生から1週間。人口減少や核家族化で空き家が急増する中、災害復旧を急ぐ都市部の被災地に新たな課題が浮かび上がった。

総務省が5年に1度実施する住宅・土地統計調査によると、全国の空き家総数は2013年時点で819万5600戸で、総住宅数(6062万8600戸)に占める空き家率は13・5%。空き家数は20年前から倍増している。

大阪府は67万8800戸(空き家率14・8%)と高水準で、茨木市や高槻市など震度6弱を記録した府内の5市には計34万1730戸(同15・7%)の空き家が確認されている。

茨木市によると、地震が起きた18日以降、外壁の亀裂など空き家に関する相談が相次ぐ。余震が続く中、「壊れた屋根瓦が落ちてきそうで危ない」など、2次被害を懸念する内容が多い。

茨木市内では、住人がいる住宅被害が2598棟(24日午後3時現在)と、被災自治体の中で最も多く、市職員はこうした被災者への対応を優先せざるを得ないのが現状だ。空き家の場合はまず、登記簿などで所有者を特定。その上で連絡を取って対応を求めるが、ある市職員は「自宅の被災を訴える住民があふれ、空き家への対応はどうしても後手になる」と嘆く。

また、隣接する高槻市にも23日昼までに、空き家に関する通報や対応を求める相談が約50件相次いだ。同市は危険な場合はコーンを設置して注意を促すなどするが、市幹部は「地震直後はさまざまな業務に追われ、住民からの連絡がなければ被害の把握や対応は難しい」と漏らした。【畠山哲郎、加藤佑輔】

モノレールが再び全線運休

大阪府北部を襲った地震による住宅の被害は24日、大阪府で全壊3棟、半壊19を含む6235棟、京都府552棟、奈良3棟、兵庫2棟の計6792棟で確認された。鉄道は前日に復旧した大阪モノレールで部品落下の恐れがあることが分かり、24日から再び全線で運休した。

総務省消防庁や大阪府などによると、24日現在で、地震による死者は、同府高槻市の市立小学校のブロック塀倒壊の下敷きになった女児ら5人、負傷者は416人。府内で最大時約2400人いた避難者は約530人に減少した。

震源に近い茨木、高槻両市を中心に最大11万戸で供給が止まっていたガスは、24日に全面復旧した。【津久井達、宇都宮裕一
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 1週間 家屋に亀裂「つらい」

https://mainichi.jp/articles/20180625/dde/007/040/024000c
毎日新聞2018年6月25日 東京夕刊

大きくひびが入った自宅の外壁を確認する谷田昭代さん=大阪府茨木市で25日、加古信志撮影

大阪府北部で震度6弱を観測した地震から25日で1週間。被災地では、ガス供給が再開されるなどライフラインが回復する一方で、自宅が壊れたまま修復もできず、相次ぐ余震におびえながら暮らすお年寄りもいる。一部の住民は、元の暮らしを取り戻せるか見通せず、将来への不安を募らせている。

「近所の人も被災して『みんな一緒だから』と我慢してきたけど、つらくて泣きたくなる」。25日朝、茨木市東奈良の主婦、谷田昭代さん(74)は、壁に亀裂が入ったままの自宅で涙を浮かべた。

自宅2階から1階にかけての外壁には長い亀裂が走る。浴室の外壁にもひびが入り、内壁には浴槽をぐるっと囲むように3メートルほどの亀裂。ひびに水がかかって水漏れしないよう、浴室の隅で縮こまって体を洗っている。余震が続く中で「壊れたままの家で暮らすのは怖い。よく眠れない」と話す。

34年前に建てた木造2階建ての一軒家に孫娘(24)と2人で暮らす。夫は11年前に亡くなり、3人の子は独立して東京などにいる。18日朝、2階で1人で食事中に激しい揺れに襲われた。驚いてベランダに飛び出し、手すりにつかまって耐えた。

ガスが止まり、愛用のガス釜は使えなくなった。ただ、地震翌日には近所に住む友人が炊き立てのご飯を5合届けてくれた。3日目には友人が車で銭湯まで連れて行ってくれた。ガスは先週末にようやく復旧した。

気にかかるのは家屋の修理費だ。地震保険には入っていない。21日に罹災(りさい)証明書の交付を申請したが、屋根が抜けるなどの大規模な破損はなく、被害認定は一部損壊にあたると考えている。公的支援は受けられそうもないと聞き、不安が広がる。修理費の見積もりを頼んだ工務店には「同じような依頼が相次いでいて時間がかかる」と言われ、費用の予想もつかない。

老後を「子供に迷惑をかけないで100歳まで生きる」と決め、パートで働くなどして少しずつ貯金してきた。修理費が高額になれば負担は大きく、賃貸住宅への転居も考え始めている。「80歳ぐらいまでここに住んだ後にケアハウスなどに入居するつもりだったのに。これからどうなるだろうか」。肩を落とした。【村瀬優子】

住宅被害6925棟 避難なお469人

大阪府北部を襲った最大震度6弱の地震は25日で発生から1週間となり、住宅被害は、大阪府で全壊3、半壊13を含む6368棟、京都府552棟、奈良県3棟、兵庫県2棟の計6925棟で確認された。ガスや水道などのライフラインや主要な鉄道網は復旧。各自治体では罹災(りさい)証明書の受け付けが始まっており、被災者の生活再建が今後の課題となる。

総務省消防庁などによると、死者は大阪府で5人、負傷者は2府5県で417人。大阪府内で最大約2400人に膨らんだ避難者は25日午前7時半現在で116カ所469人になった。

ガスは大阪府茨木市や高槻市など約11万戸で供給が停止されたが、24日夜に全面復旧した。地震発生直後、老朽化した水道管の破裂などによって断水が相次いだが、間もなく復旧した。

平日の通勤時間帯に発生した地震の影響で、JRや私鉄各線は発生直後にほぼ全線で運行を停止。

一時約20万人が車内に閉じ込められ、影響人員は計約547万人に上った。

大阪府高槻市立寿栄(じゅえい)小のブロック塀が倒壊して女児が死亡した事故を受け、同市は25日、市立小中学校で、建築基準法違反の可能性が高いブロック塀の撤去作業を始めた。

府内の各自治体でも学校施設の緊急点検を実施しており、箕面市は市内の公立小中学校のブロック塀を全て撤去する方針を決めた。【津久井達、山下貴史、池田一生】

女児犠牲、現場で黙とう

地震から1週間がたち、三宅璃奈さんが亡くなった寿栄小前で手を合わせる田中良美校長(中央)ら教職員=大阪府高槻市で25日、猪飼健史撮影

プールの外壁にあたるブロック塀が倒れ、児童が犠牲になった大阪府高槻市立寿栄(じゅえい)小学校では25日、地震発生時刻の午前7時58分に田中良美校長ら教職員約30人が正門前に並び、事故現場に向かって黙とうをささげた。亡くなった小学4年の三宅璃奈(りな)さん(9)を悼み、事故から1週間たっても献花に訪れる人が絶えない。この日訪れた近所の高齢女性は「まさかあんなことになるとは……。両親は悔しいと思う」と遺族を気遣った。

現場の通学路は今も通ることができない状態で、子どもたちは迂回(うかい)して登校した。【千脇康平】

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関西電力の株式 掲示版より

https://textream.yahoo.co.jp/message/1009503/4xc0beeeno

851

kra*****
6月25日 03:23

>>850

摂津地方、伊予地方が現場となったモリカケ疑獄事件、証拠書類隠ぺい,改ざん、捏造
が平然と行われ誰も法的責任を取らないで逃げ切りを計る。
一方の当事者籠池夫妻は不当長期拘留。 袴田冤罪事件、4年前に静岡地裁が
”捜査機関による証拠捏造の疑い”を指摘し出した再審開始決定を東京高裁が取り消した。

大阪北部地震、1596年伏見城が崩壊した慶長伏見地震と同じく天の怒りか?
その数日前に次々と発生した、慶長伊予地震、慶長豊後地震。
切支丹二十六聖人を長崎で火あぶりにした豊臣秀吉が冤罪で甥の豊臣秀次に切腹させ、
幼子を含む秀次の妻妾39人を三条河原で斬殺。河原に穴を掘り投げ込んだ。
あまりの悪行に天罰が下ったか如き慶長伏見地震と2年後の天をも恐れぬ秀吉の死去。

九電川内原発、玄海原発、四電伊方原発、関電若狭原発群が心配だ!
依然として活発な新燃岳、桜島など霧島火山帯 。大本命はカルデラ阿蘇火山

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