2/23福島原発事故から8年 母子避難家族の闘いの記録【日刊スポーツ】MBS 映像’19「フクシマの母 ~母子避難8年・闘いの記録~」

深夜の目覚まし時計が遅れていて、冒頭部分(5分くらい?)見逃してしまった。

前回の主演女優めいあちゃんのバスで泣くシーンは何度見ても切ない。
子どもにこんな思いをさせちゃいけない。

今回のめいよう君とお父さんのキャッチボールのシーンは
「あの小さかっためいよう君がこんな力強いボールを投げるようになったのか!」と驚くばかり。
顔つきもコドモコドモしてなくて、立派な「少年」といった風情で、この3年の成長を見せてくれた。

何年かに一度、この番組でめいよう君とめいあちゃんの姿を垣間見ることで、遠縁の例えば「大伯母さん」のような気になる。

お父さんのお料理風景(私より女子力高そうで恥ずかしい)もあったり
「外国人はあんなの好きだから」っておっしゃっていたが、日本人だってあんなの好き。
日本は外圧に弱いから、お母さんはどんどん海外でスピーチしてきてほしい。

驚いたことといえば、
えーっ「大阪地裁の裁判で、すでに裁判長が3人も替ったなんて!」
知らなかった。
本当に裁判所ってえげつない。
この恥知らずの国は原発事故をなかったことに、忘れさせることに躍起になっているけれど、
「忘れないで」という津村さんの製作趣旨は、観る側にちゃんと届いている。

chitarrita 2019/2/25朝

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福島原発事故から8年 母子避難家族の闘いの記録

[2019年2月23日11時51分] 日刊スポーツ
https://www.nikkansports.com/general/nikkan/news/201902230000259.html

母子避難を続ける森松明希子さんと家族(MBSテレビ提供)

「言わなければ、なかったことにされてしまう」-。東日本大震災からまもなく8年。東京電力福島第1原発事故によって大阪市内に母子避難している森松明希子(あきこ)さん(45)。

鋭い視点で斬り込むMBSテレビのドキュメンタリーシリーズ「映像’19」。今回は「フクシマの母~母子避難8年・闘いの記録」と題したドキュメンタリーを24日深夜0時50分(関西ローカル)から放送する。幼い子どもへの放射能の影響を考えて「自主避難」した家族を通し、原発事故を問いかける。

森松さんは11年3月11日、勤務医の夫、暁史さん(51)、当時3歳だった長男明暁(めいよう)くん(11)、当時生後5カ月の長女・明愛(めいあ)ちゃん(8)の家族4人で暮らしていた福島県郡山市で東日本大震災に遭遇した。自宅は福島第1原発から約60キロの距離だった。

福島第1原発事故により、福島県をはじめ、東日本の広大な地域に放射性物質の汚染が広がり、多くの住民が無用な被ばくをせざるを得なかった。

事故後、郡山市には国から避難の指示は出なかった。約1カ月の避難所生活。事故後に放射能汚染の広がりが知らされず、汚染した水を飲んで母乳を与えてしまった。「普通に子育てができる暮らしを取り戻したい」と自主避難を決意。11年5月、福島県郡山市から子どもを連れて大阪市内に避難した。

福島と大阪の二重生活で光熱費は倍になった。暁史さんが家族に会いに大阪にやってくるのは月に1度だった。

「大阪の生活はたいへんだけど、目の前の子どもたちの健康を守るために避難している。夫は避難生活を続けさせるために働いて、守るべき子どもは目の前にいない。どうやって精神状態を保っているのかなと思ってしまう」。森松さんは夫を気づかう。

郡山市内で内科の勤務医として働く暁史さん。患者をおいて逃げることはできないと、とどまることを決断し、母子での避難を勧めた。番組では暁史さんにも密着した。「疲れてきましたね。5年前と比べると、大阪への行き帰りの交通。前はなんてことなかった…」。

番組は裁判も追う。

森松さんは、原発事故の避難者らが国と東電に損害賠償を求める大阪地裁での訴訟の原告団代表でもある。「避難したい」と訴えていたのに、あてがなく、残るママ友もいる。原発事故による被ばくを受けない権利は避難している人にも避難していない人にも等しくあるのではないか? そのことを広く世間に知ってもらいたい。そんな思いで、国と東京電力の責任を問う裁判の原告になった。

避難者が国と東京電力の責任を問う裁判は、17年の提訴以来、2年間、弁論を重ねてきた。森松さんの2人の子どもも原告席に座った。

被告の国と東京電力はいっさい答弁せず、すべて書面で行った。

東京電力は書面で「被告、東京電力は事故発生時における最新の科学的な知見をもってしても、原発の所在地において、地震に伴う大津波が発生することは予見できなかった。かかる巨大地震、巨大津波によって発生した事故につき、被告東京電力に故意または過失はない」。

国は「被告、国おいて規制権限を行使する職務上の法的義務はなく、原告らの主張は理由がない」。

「このままでは事故はなかったことにされてしまう」。森松さんの懸念が現実のものになってきた。

被ばくの不安などを理由に国が避難指示を出す以外の地域から自らの判断で避難した人は「自主避難者」とされ、賠償と保障では大きな差がある。

番組は13年から森松さん家族を断続的に取材。14年3月16日放送「“自主避難”~原発事故3年・家族の苦悩」、16年3月27日放送「“自主避難”~原発事故から5年・真実と風化」に続く同じ家族を追った第3弾となる。

津村健夫ディレクターは番組の制作意図について「『忘れないで』ということです。東日本大震災について通年で報道する機会が減っている」と強調する。

裁判が決着するまでは長い歳月がかかりそうだ。一方で放射能が半分に減る半減期はヨウ素131なら8日だが、プルトニウム239だと2万4000年。なかには100万年以上という放射性物質もある。

津村氏は「半減期の時間と対比すると、人間の時間のほうが短い。(福島第1原発事故で放射能がまき散らされたことの)罪は重い」と語る。森松さんの8年の闘いに「言わなければ、なかったことにされてしまうから言っていらっしゃる。当事者じゃない人間も忘れたらいけない」と話した。

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