9/28(関電ワイロ事件)原発関連工事で売上高6倍 関電から受注 建設会社/吉田開発【東京新聞・日刊県民福井】

吉田開発株式会社(大飯郡高浜町/建設会社・工事業)
〒919-2386 福井県大飯郡高浜町関屋61
電話: 0770-72-3346

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原発関連工事で売上高6倍 関電から受注 建設会社/吉田開発

https://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201909/CK2019092802000238.html
【東京新聞・社会】2019年9月28日 夕刊

関西電力の八木誠会長(69)らが関電高浜原発が立地する福井県高浜町の元助役森山栄治氏(今年三月に九十歳で死亡)から金品を受領していた問題で、森山氏に約三億円を提供した地元の建設会社は、原発関連工事の受注により、売上高を急増させ、二〇一三年八月期から五年間に少なくとも約六倍伸ばしたことが分かった。

経済産業省は二十七日、電気事業法に基づいて関電に対し類似事案の有無について報告を命じた。公益事業を担う大手電力会社が起こした今回の事案を問題視し、徹底調査などを求めており、関電側の対応が注目される。

建設会社は一九八一年設立の「吉田開発」。信用調査会社によると、二〇一三年八月期の売上高は三億五千万円だったが、一五年八月期は十億円を超え、一八年八月期には二十一億円を上回った。関電の原発関連工事が業務の多くを占め、工事経歴書によると、一五~一八年に高浜原発や大飯(おおい)原発(福井県おおい町)の関連工事を少なくとも二十五億円受注していた。他に調査会社が把握していない売り上げが存在する可能性もある。

高浜町の元町議の男性は「吉田開発と森山さんの関係は地元では有名だった。森山さんがいなければ吉田開発は関電関係の工事をここまで受注できなかっただろう」と証言する。

吉田開発から森山氏に対しては、工事受注に絡む手数料として約三億円が流れていたことが税務調査で判明。さらに森山氏が関電役員らに多額の金品を送っていたことが確認された。森山氏は調査に対し「関電にはお世話になっているから」と説明していた。

二十七日に記者会見した関電の岩根茂樹社長(66)は「(森山氏が吉田開発に)関連しているとの認識はあった」と話した。

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関電が頼った「ドン」 金品受領問題 元助役 政界にも影響力 官房長官会見「大変な問題」

https://www.chunichi.co.jp/kenmin-fukui/article/kenmin-news/CK2019092802000222.html
2019年9月28日【日刊県民福井】

関西電力高浜原発。左から1号機、2号機、3号機、4号機=5月、高浜町で
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森山栄治氏=高浜町提供
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元助役 政界にも影響力

関西電力の八木誠会長(69)ら経営幹部が多額の金品を受領していた問題で、金品を渡していたとされる高浜町元助役の森山栄治氏(今年三月に死去)は一九六九(昭和四十四)年に高浜町に入庁。地元関係者によると、人脈を駆使して建設事業を呼び込むなど手腕を振るって政界にまで影響力を持ち、町内や関電内部で「Mさん」と呼ばれていたという。 (取材班)

七七~八七年には町の助役を務め、八〇年に着工した高浜原発3、4号機への反対運動を抑える役回りを担った。県議の一人は森山氏について「義理堅い人。役場にも、住民にも、業者にも顔が利くから、関電からまとめ役として頼られていた」と振り返り、別の県議は「若狭の『ドン』。関電は森山さんを避けて通れなかった。森山さんに金品を贈られると断り切れなかったのではないか」と指摘する。

工事経歴書によると、森山氏に資金を出していたとされる高浜町の建設会社は、大飯、高浜原発の安全対策工事に絡み敷地造成や建築などを請け負っていた。二〇一八年までの三年間に、年間十五億~二十億円の売り上げのおよそ半分を関電関係の工事が占めていた。

立地自治体には動揺が広がっている。高浜町の野瀬豊町長は「元助役は三十三年前に退任された方で、行政としてその詳細について知る由もない」とした上で、「事実ならば原発に対する社会的信頼を損ねることにつながりかねない」と戸惑った。高浜原発近くに住む女性(93)は「町の物事を進める中ではかなりやり手だったと聞いた」と、関電の経営幹部に金品を渡していたとされる元助役の森山氏の評判を語った。自営業の七十代女性は「なぜ亡くなって半年たったタイミングでの判明だったのか。もっと早い段階で分からなかったのか」と首をかしげた。

問題発覚を受け、原発に反対する市民団体が同日午後、急きょ美浜町の関電原子力事業本部に真相解明を求める抗議文を提出。小浜市の住職中嶌哲演さん(77)は「関電の自浄能力は皆無に等しい。モラルを失っている関電が原発を安全に運転できるとは到底思えない」と痛烈に批判した。

官房長官会見「大変な問題」

菅義偉官房長官は二十七日の記者会見で、関西電力の役員らが高浜町の元助役から金品を受領していた問題を強く批判した。「公益事業を担う事業者は、地元や国民からの信頼が何よりも不可欠だ。不透明な形で長年にわたり金品を受領していたのは大変な問題だ」と述べた。

今後の対応について「経済産業省が関西電力から詳細に事情聴取し、類似の事例がないかを徹底調査する」と強調。関西電力には「しっかりと説明責任を果たし、信頼回復を図ることが必要だ」と求めた。

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関電側から20億円超の受注、元助役に資金提供の会社

https://www.asahi.com/articles/ASM9X3HPBM9XPTIL008.html
2019年9月29日18時22分【朝日新聞デジタル・有料記事】

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金品提供や工事受注の流れ

関西電力の社長らが、高浜原発が立地する福井県高浜町元助役の森山栄治氏(3月に死去)から計約3億2千万円分の金品を受け取っていた問題で、森山氏に資金提供した土木建築会社が関電側から少なくとも過去3年間に計約20億円超の工事を受注していたことが分かった。東京電力福島第一原発事故後、関電が巨費を投じる安全対策工事で売り上げを伸ばしていた。

土木建築会社は「吉田開発」(高浜町)。金沢国税局の調査では、森山氏が吉田開発から約3億円を受け取り、このうち約1億8千万円分については関電の岩根茂樹社長や八木誠会長ら6人に金品として渡っていたことがわかった。吉田開発が下請け企業との取引を通じてつくった裏金が原資になったという。

関電は27日の記者会見で、原発事故があった2011年からの7年間に森山氏から関電幹部ら20人に計3億2千万円分の金品が渡っていたと説明している。

関電関係者によると、岩根社長…(有料会員限定記事)

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