念願の寺が完成、心の充電の場に 落語家で僧侶の露の団姫さん【21/7/14神戸新聞】

パソコンのTV機能で採り貯めしてる番組といえば、映画と落語と歴史もの(シルクロードみたいな)ばかりだ。それに落語はDVDの桂枝雀全集もある。ライブで落語を聴くのは、座席の隣に香水や柔軟剤プンプンの観客に座られたら怖いから、ここ数年寄席には行ったことがない。「いいわね!寄席に行けて!」と僻むことがないのもコロナのおかげかもしれない。五輪期間中はグルジア語の文字を覚えるつもりだったけれど、西夏文字も気になるので「シュトヘル」の9巻から14巻まで大人買い中。マンガにあきたら枝雀師匠のDVDがあるし、五輪なんかいらへんで。

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念願の寺が完成、心の充電の場に 落語家で僧侶の露の団姫さん

2021/7/14 05:30【神戸新聞NEXT】https://www.kobe-np.co.jp/news/hanshin/202107/0014500977.shtml

法要を終え出席者に謝辞を述べる露の団姫さん=尼崎市西長洲町2

割烹料理店だった建物を改装して開いた道心寺=尼崎市西長洲町2

 兵庫県尼崎市在住で、僧侶と落語家の“二刀流”で活躍する露の団姫(まるこ)さん(34)が、同市西長洲町2の料亭跡に念願の寺を開いた。コロナ禍で当初の計画より1年以上遅れたが、支援者ら約700人から寄進があり、8年越しの夢をかなえた。寺では訪れた人の悩み相談に応じるほか、定期的に寄席を開くといい、団姫さんは「誰もが心の充電ができる場所に育てていきたい」と話す。(竹本拓也)

 寺の開眼供養は7日にあり、出席した関係者約50人を前に、団姫さんが落語を披露した。

 チーン、チーン…。仏具の「おりん」を死者たちが鳴らす死後の世界を伝えて、一言を添える。

 「これが、本当の“オリン”ピックじゃ」

 さらに時事問題に触れて、こうも繰り出した。

 「こっちの世界は、マイナンバーやのうて、なんまいだぁや!」

 寺は延べ床面積197平方メートルで、悟りを求める志を意味する「道心」から「道心寺」と名付けた。尼崎市随一の日本料理店「割烹(かっぽう)若松」だった3階建てを改装し、2階に本堂、1階にロビーを構える。天台宗の寺としては、阪神間では伊丹市に続く2カ所目で、尼崎市では唯一という。

 団姫さんは、古典やオリジナルの仏教落語などを引っ提げて年間250の高座に上がる一方、仏教の布教にも努める。性差や子育てなどをテーマに、キリスト教徒の夫と各地で講演することもある。

 「悩みを抱える人のよりどころを持ちたい」と、2014年ごろから自身の活動拠点である尼崎で新寺の構想を描いてきた。生活費を切り詰めながら、自宅を担保に土地と建物を購入。約2年前からクラウドファンディングでも協力を呼び掛け、改装に必要な約3千万円のうち、これまでに2600万円が集まった。

 開眼供養では、ヒノキ材で作ったこだわりの「ひのき舞台」を披露し、記念落語会には師匠の露の団四郎さんらも出演。団姫さんはトリを飾った。

 「たくさんの人の協力でようやくたどりつけた」。今後、仏事や悩み相談のほか、毎月3、13、23日に縁日寄席を開く予定だ。初回は23日午前11時から。道心寺TEL06・4950・0452

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落語家で僧侶、露の団姫さんが寺院「道心寺」開山へ 兵庫・尼崎

【毎日新聞】 2021/7/2 16:05(最終更新 7/6 18:30)https://mainichi.jp/articles/20210702/k00/00m/040/204000c

本堂には高座があり落語会を定期的に開く=兵庫県尼崎市の道心寺で2021年6月2日午前11時51分、花牟礼紀仁撮影
本堂には高座があり落語会を定期的に開く=兵庫県尼崎市の道心寺で2021年6月2日午前11時51分、花牟礼紀仁撮影

 落語家で天台宗僧侶、露の団姫(まるこ)さん(34)が7日、兵庫県尼崎市に新たな寺院「道心寺」を開山する。「身の上相談に乗る拠点が必要」と思い立ち、約2年前から浄財を募って準備を進めてきた。元日本料理店のビルを改装し、本堂に高座も設置。布教の他、定期的に落語会も開く。団姫さんは「地域の心のコミュニティーセンターになれば」と話す。

 団姫さんは幼い頃、死への恐怖から宗教全般に関心を持った。高校時代、法華経に出合ったことが出家を志すきっかけに。一方、落語家志望でもあった。その頃、江戸時代に活躍した上方落語の祖の一人、初代露の五郎兵衛が僧侶出身だったことを知り、「二足のわらじ」で歩むことを決めた。2005年、二代目露の五郎兵衛さん(1932~2009年)の門弟、団四郎さんに入門。落語家の内弟子修業を終えた後、数年越しで出家の熱意を伝え、11年に比叡山で得度した。

 14年ごろから、自身のブログからメールで悩みの相談に応じる活動を始めた。バラエティー番組「ぶっちゃけ寺」に出演した17年ごろから相談者が増加。「いま近くの駅にいる」と突然訪ねてくる人もいて、布教や相談の場として寺が必要と考えるようになった。19年に住職となる資格を得たため、自宅があって落語家としての活動と両立しやすい尼崎市で、新たに寺を開くことにした。

布教と相談の場として寺院を開く露の団姫さん=兵庫県尼崎市の道心寺で2021年6月2日午前11時54分、花牟礼紀仁撮影
布教と相談の場として寺院を開く露の団姫さん=兵庫県尼崎市の道心寺で2021年6月2日午前11時54分、花牟礼紀仁撮影

本堂には高座も設置

 「噺家(はなしか)として名人になる。僧侶としては自殺者を減らす」という目標を持つ団姫さん。相談内容は、健康問題から離婚や結婚相手を見つけたいという家族に関するものまで幅広い。また、発達障害に関する悩みも多い。夫で太神楽曲芸師の豊来家(ほうらいや)大治朗さんも発達障害があることから、自身の経験を基に相談者の話をじっくり聞くことを心がけているという。

 「仏の教えに『抜苦与楽』という言葉がある。悩みに共感したり、相手の考えを肯定したりすることで助けになれば」と語る。

 道心寺は3階建てで、共に約90平方メートルの1階がロビーで2階が本堂。不動産は団姫さんが自己負担で取得し、寺院として整備する費用は3000万円を目標に寄付を募った。現在2500万円が集まり、引き続き募集している。

 本堂には高座も設け、毎月3のつく日に落語会を開く計画だ。団姫さんは「参拝者と同じ目の高さでいろいろな悩みと向き合い、ご本尊とのご縁を結んでいきたい」と話している。問い合わせは露の団姫事務所(06・7175・0005)。【花牟礼紀仁】

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2021/5/13 投稿ページが真っ白で何もできなくなったので、ブログ停止します。まるで画面がウィルスに汚染されたかのようで、わけわかりません。
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