「原発安全」は思い込み、耐震性も低い 元裁判長、樋口氏が講演【24/4/24毎日新聞】

この2週間というものエルヴィス・コステロ三昧していたので、ほとんど反原発記事がなかったし、すっかり夜型人間になってしまった。エルヴィス・コステロ曲名あて早押しコンテストを目指そうかと思ったけれど、700~800曲あると本人が仰っていたから無理だ。そもそも「She」の映画も観た事なくて(シャンソンは知っている)去年3月にバカラックとのソングブック2枚組CDを買うまでほとんど知らなかったというもの知らず。樋口元裁判長の講演も映画も一度もないけれど樋口ファンであるのと同じ。

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「原発安全」は思い込み、耐震性も低い 元裁判長、樋口氏が講演

毎日新聞2024/4/24 11:13(最終更新 4/24 11:13)646文字https://mainichi.jp/articles/20240424/k00/00m/040/075000c

「国策である原発政策が安全性を軽視するわけがないというのは先入観だ」と話す樋口氏=新潟県柏崎市駅前の市文化会館アルフォーレで2024年4月7日、内藤陽撮影
「国策である原発政策が安全性を軽視するわけがないというのは先入観だ」と話す樋口氏=新潟県柏崎市駅前の市文化会館アルフォーレで2024年4月7日、内藤陽撮影

 関西電力大飯原発3、4号機(福井県)の運転差し止め訴訟で、2014年に再稼働を認めない判決を出した元福井地裁裁判長、樋口英明氏(71)が新潟県柏崎市で講演した。樋口氏は能登半島地震(M7・6)発生時の北陸電力志賀原発の例から、原発の耐震性の低さを指摘。「日本の原発はそれなりに安全だろうという先入観が脱原発を妨げる」と主張した。

 講演のテーマは「能登半島地震と原発」。地元住民団体「原発を再稼働させない柏崎刈羽の会」(本間保・共同代表)の主催で7日にあり、市民ら約160人が耳を傾けた。

 能登半島地震では、石川県志賀町で最大震度7、北陸電力志賀原発(同町)で震度5強を記録した。志賀原発では外部電源から電力を受ける変圧器が破損し、約2万3400リットルの油が漏れた。樋口氏は原発の耐震性について「一般に考えられているよりはるかに低い」と指摘した。

 「原発に関心のない人は、日本の原発はそれなりには安全だろうと思い込んでいる」とし、福島第1原発事故までは自身もその一人だったと告白。「日本の原発の最大の弱点は耐震性だが、私たちは耐震性が高いと思い込んでしまっている」と話した。脱原発を妨げているのは「原発回帰にかじを切った岸田(文雄)政権でも、電力会社でもない。私たちの先入観だ」と話した。

 また樋口氏は原発の本質とは「原発は人が管理し続けなければ暴走する」「暴走時の被害は想像を絶するほど大きい」の二つだとし、「(これを理解していなければ)間違った判決や政策になる」と結論付けた。【内藤陽】

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2021/5/13 投稿ページが真っ白で何もできなくなったので、ブログ停止します。まるで画面がウィルスに汚染されたかのようで、わけわかりません。
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